じゅそうけんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
我が家のまわりは親の教育レベル、経済レベルが高めで、娘の小学校では半数以上が中学受験する。
娘の友達も塾に行き始める子がちらほら出てきており、娘も塾に行きたいと言ったりする(楽しい習い事感覚)。
私自身はまわりに私立中学などない田舎育ち。
でも小学校の女友達のトラブルやいじめなどがあって毎日苦しかったので、中学受験できるならしたかったと思う。
私が子供に望むことは健康でたくましく幸せを感じて生きていってほしいだけ。
でも受験がからんでくると、子供の幸せのためというもっともらしいお題目を掲げて、裏に自分の見栄のためにいい学校に行ってほしい、行かせたいという欲が出てきてしまう。
この本を読む -
Posted by ブクログ
受験オタクの著者が集めた情報をまとめた本。研究家ではないので口コミベースの情報も多いと思われるが、自身の中受から20年経っていて何となくの現状を掴みたい自分にはちょうどよかった。
少子化の時代、1人の子にかけられる教育費が増え中受界隈は盛り上がっている。SAPIXでは小学校1,2年生のクラスが満員になる校舎もあるらしい。幼稚園の満2歳児保育が進むことで年少で入る枠がなくなっている話に似ていて、大変な時代だと感じた。
逆に教育熱心な家庭が中受までに抜けるので、小学校~大学まで、一般的には受験時期が後ろにずれたほうが難易度は低いと言われている。
自分の経験談しか持っていないので、別学or共 -
Posted by ブクログ
過熱する中学受験に一石を投じようとする一冊。と感じた。
・そもそも、中学受験をするのはその世代全体からしたらほんの一握り(10%程度)
それだけ上位層が参入してレベルが高い、狭き門になる
・中学受験した子の親は、高学歴者が多い
→Xで筆者が取ったアンケート結果が載っていたが、もっともらしいが正直参考程度にすべきと感じた。
母数が数十人と、小規模。
またその論点で言えば、対照群として中学受験しなかった子の親の学歴を、学歴以外の条件を揃えて調べる必要があるのでは?
・高校受験→GMARCH→JTCがコスパ最強
→その考え方も有るっちゃあるが、割と大きく出たなと思った。
・公立中学のほ -
Posted by ブクログ
全国の中高大の偏差値が頭に入っている(?)、"受験・学歴オタク"のじゅそうけん氏の処女作。
内容は意外にもクセがなく話題選びもオーソドックス。
「学校は偏差値だけで選ぶものではなく、個性を把握したうえで、子どもや家庭の教育観とのマッチングを考えるべき」と指南する。
そのうえで、「別学or共学」「進学校or附属校」「管理型or自主性尊重型」それぞれの特徴、長所短所、合う人合わない人を述べ、いくつか代表的な学校を短文で紹介する。
中学受験における学校選びの軸としては一般的だし、学校紹介で書いてある内容も割と容易にアクセスできる内容が多く、全体的に中学受験について情報収集を始