ヤマモトショウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アイドルグループFRUITS ZIPPERとともに、『わたしの一番かわいいところ』を始めとするその楽曲制作で大ブレークした著者は、自分にとってはインディーズの頃推していた、哲学的なエッセンスの歌詞を歌うというコンセプトのアイドルグループ「フイロソフィーのダンス」の作詞提供者として馴染み深い人だったが、東大文学部の哲学専攻出身だったというのは最近知ってなるほどと思った。本著の「音楽論」の中身は、楽曲制作の現場にいる著者の「楽曲制作論」という意味が濃いのだが、HOWTOものではなく、そもそも歌詞と詩の違いは何か、そもそも良い歌詞とは何か、なぜ表現に個性的であることが求められるのか、アイドルが歌う楽
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牽強附会かな
作者の経歴からみてよく知っている業界の話を書いているのでお仕事小説としてその点では面白い。しかし、ストーリーの中心である、歌詞の話、ミステリー的な謎解き、曲の題名 そして 最後の 復讐譚 となると、各要素のつながりが実に危うく牽強附会かな という印象を抱いた。