ラテン語さんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ラテン語OTAKUから見た世界はこう見えるのか…!
本当にラテン語でできてるわ!と思わざるを得ない。随所にあるラテン語を見つけて喜ぶ様子がうかがえる。ていうかディズニーランドの楽しみ方が斜め上だった。
もちろん、本当に世界のすべてがラテン語でできてるわけではない。話の内容はヨーロッパや英語圏中心。ただラテン語OTAKUから見た世界なのでラテン語でできている。
アシックスが元々ラテン語から来てることには目からウロコだった。来るかな来るかなキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!っとなったのがやはりff7のラスボス戦の音楽だった。そしてFGOの宝具まで言及されるとは思わなんだ。最後の方まじでテンショ -
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Posted by ブクログ
そもそもラテン語のことをよく知らない。
ラテン語を公用語としている国を調べてみたら、ローマ市内にあるバチカン市国だけだった。
面積は東京ディズニーランドより小さいし、人口も800人ほどの国なので、文化遺産としてラテン語を守っているように感じる。
とはいえ、バチカン市国の日常会話はイタリア語だそうで、建前としての公用語になっている。
ラテン語を知るには、ローマ帝国を知らねばならなかった。
ローマ帝国は、紀元前750年頃から2000年も続いている。
現在の西ヨーロッパの大部分とアフリカ北部および地中海の周辺地域を領土としている。
勢力が衰えるにつれて、複数の国へと別れていくわけだが、言語も国ごと -
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Posted by ブクログ
ラテン語は遠い世界のものと思われるが、実は様々な言葉の語源になっている。身近なものでは、AM,PMやエトセトラ等がある。
この本では、こうした語源の話だけでなく、ラテン語に関わる政治や宗教でのエピソードについても詳しい。
アメリカの政治家が、ラテン語のことわざをスピーチに盛り込むなど、一つの教養として扱われている。
ゴディバのロゴマーク(馬に乗る裸婦)の出典が、13世紀にラテン語で書かれた物語であることも興味深い。
甲子園の優勝旗にあるVICTORIBUS PALMAEの文字がラテン語であることは、この本で初めて知った。
また、ラテン語が古代ローマ時代だけでなく、中世・近代に続いていたものだ -
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Posted by ブクログ
企画としては、よい本だと思います。
序盤は楽しく読めました。
が、各章の構成がワンパターンで、中盤以降は、金太郎飴感が強く、「飽き」を感じながら読みました。
自分が編集者だったら、もっと分野を絞り、その代わりにもっと深く説明することで、取り上げたラテン語(の文・文章)のもつ厚みや広がりを紹介するような構成を提案したと思います。
たとえば、この本の章でいえば、第2章の「ラテン語と政治」あたりに絞ると思います。
このテーマであれば、「世界はラテン語でできている」といって差し支えないと思いますし、第1章の「ラテン語と世界史」や第3章の「ラテン語と宗教」の要素も盛り込めば、もっと読み応えのある本にな -
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Posted by ブクログ
ラテン語が使われているケースのリスト。論考あるいは物語としてまとめられているわけではないが、欧州の言語理解やコミュニケーションのネタにはなるし、全く違うコトが実は繋がっていたりする発見的な面白さもある。
余談だが、数学者の望月新一のブログによると、彼は若い頃にラテン語を趣味学んだと言う。欧州の言語なのに標準的な語順がSVO型でなくSOV型で、定冠詞も不定冠詞もなく、日本語に非常に近いことが魅力的だったらしい。
同ブログでは、十分古い時代まで遡ると、欧州の言語と日本語が繋がっている世界を発掘できるかもしれない、とも述べられている。深遠かつ重要な示唆が含まれているようで、私もラテン語を学んでみ -
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Posted by ブクログ
ラテン語を通じて世界の解像度が上がる
外国語初心者でも学べる、明日から誰かに話したくなるラテン語の話題が詰まった一冊。欧米の言語のみならず、現代日本にも今なお強い影響を持つラテン語。
はい、ラテン語です
現代使われている言語にはラテン語が語源となっている言葉がめちゃくちゃあるよってお話でした
とても面白く読めたんですが、うーんなんかちょっとこの先の広がりがないかなと思っちゃいました
さらにラテン語に対する知識を深めたいとは思わなかったかな〜っていう
で、この評価
ところで話変わりますけど、本を読んでいて付箋て使います?
いや最近なんかそんな話題になったんでね
はい、私は全く使いません
付 -
Posted by ブクログ
ラテン語にはうっすらとした興味があっただけだけど。ローマ教皇がラテン語で話すのを何かでチラッと見たことがあったなぁ。昔知り合ったフランス人がイタリアを旅行中に、イタリア語が話せないのでラテン語で喋ってみたら何とかなった、と聞いたなぁ。でも本当にラテン語で話す人たちの集まりがあるなんて!誰でも簡単に習得できるよー、なんて言われているエスペラントとは桁違いに難しいよね?というイメージなのだが。
ラテン語そのものより、著者のラテン語さんのことを全く知らなかったのだが、興味がでてきた。ラテン語さんのnoteを少し読んで、そこでおすすめされていたLanguage Transferというアプリをさっそく