ラテン語さんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ラテン語は未経験だが、この言葉は、現代フランス語やイタリア語、スペイン語などの祖語であり、
これらの言語に長らく影響を及ぼしている言語
であると理解している。
本書は、ラテン語が日本において身近に存在して
いることを示す。
具体的には、47都道府県においてそれぞれラテン語にまつわる話し等を盛り込んでいる。
私事であるが、個人的には、大阪に縁を感じる。
というのも、日々お世話になっているりそな銀行の本店は、大阪にあるからだ。
りそな銀行の名前は、「反響する、響き渡る」を意味するラテン語に由来があるらしい。
ちなみに、小学校の教科書等に掲載されている
ザビエル像は、現在、兵庫県内にて所蔵されているようだ。
このザビエルの口からは、「充分です、主よ、充分
です。」という意味のラテン語が表記されている。
印象的だったのは、鹿児島県内にある「ラ・サール
学園」の校舎に刻銘されている「分割されないものたちは、存続する。」を意味するラテン語だ。
筆者が言うように、このラテン語は、日本で有名な「三本の矢の教え」にも通ずる思想であり、人が思うのは古今東西問わないというところなのだろう。
本書を通じて、ラテン語が身近にある環境の下で日々の生活を送っていることを知った。
日常的に触れているものや文豪が遺した小説にも、ラテン語が使われている。
「言葉は文化に根付く」という言葉があるが、多様な言葉の恩恵を受けることによって、日々の暮らしも潤いがもたらされるはずだ。 -
Posted by ブクログ
人生に光を与えてくれる名言や、自分の人生の支えとなる言葉は、ラテン語や古代ローマの思想に通じていることを知った。
自分の人生を明るくするため、自分の人生を切り開くために、そのような言葉を誰もが求めているだろう。
自分の人生を明るくしたい。
自分の人生を良くしたい。
これは誰もが抱く願いである。
しかし、なかなかうまくいかないのが現状であろう。
その中でも、少しでも自分の人生に未来や希望を持てるようなマインドセットを身につけるために、古代ローマは役立つ。
人は言葉で思考する。
だからこそ、言葉を洗練させることが大切である。
言葉をもって思考するからこそ、その言葉が力強く、美しく、そして現実に即したものであれば、それは自分の背中を押してくれる存在となる。
たくさんの言葉を知ることが、自分の人生を豊かにすることにつながる。 -
匿名
購入済み面白い
こういう言葉の起源とかの豆知識って大好きです。
期待してたけど読み始めたらやっぱり止まらない。
大学でラテン語が選択科目にあったんだけど、
つくづく学んでおけば良かったと後悔です。 -
Posted by ブクログ
本屋さんで何気なく手に取って、表紙の絵柄と作家名、それから「SB 新書」?初めて見るなぁ?と思ってついつい買ってしまった。
軽い気持ちで読み始め、スルスルとあっと言う間に読んでしまった。ところが不思議なことに、その夜、なかなか寝付けなかった。たまに寝付けないと、困ったなと思うのだけど、その夜は違った。頭は冴えていたけど、気分は清々しい。何だか脳みそが「コノテガシワ」の剪定をしているように、手入れされているような気分であった。
最終章は、この先は自分で主体的に考えていかなくっちゃ!とポジティブに思ったのであった。
良い本と出会えて良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレラテン語との出会いはたぶん、生物学における学名だと思う。名づけはラテン語由来だと知った。
図鑑など学術由来か、漫画などフィクション由来かは覚えていないが、人生の割と初期で知った。
知ったところで、
マダガスカル島近くのレユニオン島の紋章には"FLOREBO QUOCUMQUE FERAR"「どこへ運ばれようと、私は咲き誇ってみせるだろう」と書かれているとか。
『また明日』の「ウルサスへ」を読んでいて、レユニオンの名づけに関係あるのかなとか思ったり。
オックスフォード大学の校章に描かれているラテン語は「主は我が光である(DOMINUS ILLUMINATIO MEA)」だそうで、
SUZURAN ILLUMINATIO MEA
スズラン構文に応用できるな、とか。
——こんなふうに厨二病を満足させることくらいしかない。
そんな界隈にはうってつけの入門書かもしれない。 -
Posted by ブクログ
ラテン語さんの前作を読んでラテン語に興味を持った。今作は格言集であるが、ヤマザキマリとの対談形式で各々の格言にコメントがされており、テルマエロマエ好きとしては嬉しい内容であった。
ラテン語は印欧言語のルーツ的な存在であるが、意外にも日本人的な感覚の格言が多いのが印象的だった。私はユダヤ教・キリスト教などの一神教的価値観には本能的な拒否反応を示すが、ラテン語時代まで遡ると、共通の何かにたどり着けそうな気がした。
好きな格言は in vino veritas(酒に真実あり)である。飲み会の時にこそ本音が出せるというのは如何にも日本的ではないか。現在でもローマの土産物店で、この格言のマグネットが売っているらしい。こういった価値観を基盤にして西洋人と付き合うと、結構深い関係を結べるかもしれない。