佐鳥理のレビュー一覧

  • 書棚の本と猫日和

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    新宿にあるシェア型書店を舞台にした本を通して繋がる6話のストーリー。

    温かくておもしろかったー!!

    私も2軒のシェア本屋の棚主をしているが、こんなふうに本が繋がってくれていたら嬉しいなぁと思った。

    私がやってるシェア本屋は田舎にあるので、こんなに華やかじゃないけど、シェア本屋を始めて圧倒的に交流の幅は広がったし、色々なチャレンジをするようになった。

    作中に出てくる手作りの本…いわゆるZINEも作った。それが誰かの手に渡るのは至極幸せな事だと思う。

    なので第三章〜第五章の流れがとても好きだった。

    本が出逢い繋がり県を跨ぎ、また繋がる。
    販売が限られるZINEだから出来ること。

    まだ

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    2025年11月22日
  • 紅茶と猫と魔法のスープ

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    心温まるお話でした!キッチンカーっていいなぁ…。
    要くんの成長がとても印象に残っています。不器用な彼がとっても愛おしいです!
    それに、汐里ちゃんの素朴で優しいお人柄にも癒されっぱなしでした。
    猫ちゃんもとっても可愛かったです!

    チョコミントティー、私も飲んでみたいな。

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    2025年07月31日
  • 書棚の本と猫日和

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    新宿のシェア書店を舞台にした連作小説。本を通じて繋がる物語の中でも、第四話から第五話の流れが特に好き。小夜香のクセが強いながらも正直なキャラクターに惹かれます。岡山の孫と祖母も素敵。本に込めた思いが伝わるのを見届けました。
    何気に看板猫の成長物語でもありました。

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    2024年12月04日
  • 書棚の本と猫日和

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    話の語り手が1話毎に入れ替わっていて、面白い。フレールに行きたい。棚主になりたい。
    書店が減っている現在、ゆっくり背表紙を眺める時間が欲しいと願います。

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    2024年11月03日
  • 紅茶と猫と魔法のスープ

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    タイトルに要素全て入ってる。
    若い人達は進む道の選択肢がたくさんあるようで、実は狭いって思っているかも知れない。そして、何かに特化しないと際立たないけどしすぎるとつぶしが効かないとも。その悩みが人との関わりで安らぐと言うことを伝えてくれる一冊。
    どのキッチンカーのメニューも美味しそうで、ワクワクしながら読み終えた。

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    2024年04月27日
  • 書棚の本と猫日和

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    シェア型の書店を舞台にした…と言ってもそこがキッカケに紡がれるお話でした。
    各話の途中で登場する人物が次の話の主人公(もしくは重要人物)ってのが面白いです。

    場所も離れて居るのに本をキッカケ繋がる縁って凄いですよね…伏線回収がお見事です

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    2025年07月28日
  • 書棚の本と猫日和

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    看板猫がいるシェア型書店ってなんだそれめちゃくちゃ行ってみたい!
    各話で縁が生まれた人が次の主人公になっていく感じで続いている構成も、本を介して人と人が繋がっていくコンセプトに則っているようで面白かった。

    5話で描かれた3世代のやり取りが一番心に残った。
    自分が娘にどう接してきたかが娘の子育てで見えてくるというのがなんだか答え合わせというか時限爆弾というか、上手くいっていればいいけど「あらぁ」となったらかなりしんどそう。

    一冊の本をきっかけに恵美子さんの世界の解像度がぐんと上がって鮮やかになり、一気に広がっていくのは見ていて楽しかった。

    小夜香さんの詩集もっと読んでみたいな。

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    2025年06月05日
  • 書棚の本と猫日和

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    シェア型本棚、とても面白そうです!
    棚主によって特色が変わるのが見ていて面白そうです!!!

    1冊1冊に感想を挟むのも素敵です!
    細かいところまで読み込んでの感想……
    読んでみたいです!
    棚主1人1人に想いがあって作られる本棚……
    決まった人の手に渡るように工夫してるのも面白いです!
    秘密のラブレターみたいですね!!!
    それがちゃんとその人の手に渡るのがすごいです!

    ちよさんとすみちゃんのコンビも可愛いですね〜
    すみちゃんもちよさんの前では元気いっぱいになるんですね〜
    看板猫のいるシェア型本棚……
    めちゃくちゃ行きたいです!

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    2025年05月24日
  • 書棚の本と猫日和

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    大型書店では味わえない出会いが暖かく優しく紡がれていく物語は、春の陽気のようで心が豊かになりました。
    私が住んでいる地域にはシェア型書店がなくて…いいなぁ…と憧れ感が増し増しです。

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    2025年03月09日
  • 書棚の本と猫日和

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    想像してたのとは違ったけど、シェア型書店「フレール」を介しての本や人との出会いが良かった。
    個人的に哲一の書く書評に興味があります。

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    2024年12月01日
  • 書棚の本と猫日和

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    シェア型書店フレールに訪れる人にまつわる連作短編だと思ったらちょっと違ったけど、登場人物が少しずつつながっていて、その中心にフレールがある感じがよかった。
    フレールのオーナーや棚主さんたち、看板猫の「すみ」
    みんな好き。
    修学旅行で訪れて、推しの棚の本を根こそぎ買っていく高校生、豪快で好き。帰宅しての、母親や祖母との関係がどうなっていくか心配だったけど、うん、あれならきっと大丈夫。
    最後、一周したみたいにフレールが舞台戻って、みんな少しずつ前に進んで変化していたのが素敵だった。

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    2024年11月24日
  • 書棚の本と猫日和

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    棚ひとつひとつに棚主の想いがあって、その棚との出会いで何かが始まったり。
    短編のひとつひとつがシェア型書店の棚主それぞれの世界であり、その棚からまた広がった世界がある。
    上手く言えないのですが、シェア型書店を本の形で体験させてもらったような、そんな気持ちになりました。

    #読書記録 #佐鳥理 #書棚の本と猫日和 #ことのは文庫

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    2024年11月12日
  • 書棚の本と猫日和

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    ネタバレ

    一箱書店なら本のイベントで見たことがあったのでシェア型書店も想像しやすかった。
    本の選び方も感想の書き方も考えさせられた。
    啓一さんのような感想は書けそうにないけども。
    男性の方に人気あるとか評されていたけれど、作中は女性二人から熱烈に慕われてたなあと。
    個人的には聡子さんと凛太郎くんの行く末をニマニマしながら眺めたいところ。

    新宿のシェア型書店から話はどんどん広がって、まさかわたしの地元の岡山にまで発展。
    地元弁もばっちり出てきて、本当にびっくりしました。
    本好きの輪も熱量も容易に物理的距離を飛び越える、それが嬉しかった。
    岡山の話で出てきた家族は少し殺伐したシーンもあったけれど。
    本がき

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    2024年11月04日
  • 紅茶と猫と魔法のスープ

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    ネタバレ

    途中、要が子どもすぎてイライラしたけど、開花したらあっという間だったね。
    紅茶って美味しいと思って飲んだことないから、汐里さんのキッチンカー行ってみたいな。
    最後がちょっと物足りなくて残念。もう少し2人の余韻がほしい!

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    2024年07月29日
  • 紅茶と猫と魔法のスープ

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    ネタバレ

    主人公はキッチンカーで紅茶専門店「シュシュ」を営む汐里さん。
    まっすぐで穏やかで、でも芯のある優しいひと。

    対してオニオングラタンスープが人気のキッチンカー「グラタ」を営む美野要はぶっきらぼうというか、若さゆえの怖いもの知らず。

    猫みたいな要を受け入れた汐里さんの心の大きさがすごいと思う。
    猫のグラタが愛おしくて切なくて、でもグラタとの出会いがミントやスフレにも繋がっていて、その出会いがなければ汐里と要の不思議な関係が生まれることもなくて…。

    個人的に麗華さんと松本さんがとても好き。
    麗華さん、姐さん…!と崇めたくなる頼れるお姉さま。
    松本さんは要に厳しいけどイケオジ(想像)で奥様に頭が

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    2024年02月23日
  • 紅茶と猫と魔法のスープ

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    ネタバレ

    紅茶専門のキッキンカー店主の汐里とスープ専門のキッチンカー店主の要。
    探し猫をきっかけにふたりの仕事と恋の話が始まっていく。
    年齢も離れてるし性格も正反対なふたりの距離が徐々に縮まっていく過程が微笑ましかったな。
    自分の事だけで精一杯で、周りを見る余裕のなかった要が周りの人達の支えに気付き成長していく。
    最後のみんなで作り上げるフードイベントがすごく良かった。キッチンカーと地域に根付くお店が協力して、フードイベントで食べられるコース料理を考えるなんてほんとにいいアイディアだと思う( ᐢ˙꒳​˙ᐢ )

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    2024年01月24日
  • 紅茶と猫と魔法のスープ

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    紅茶が好きなので、タイトルに引かれて購入。
    ひたすらにホッコリする本ですね(笑)

    あぁ〜、香り高い紅茶飲みたくたなっちゃった♪
    新しい茶葉買っちゃお!

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    2025年07月06日
  • 書棚の本と猫日和

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    小さい頃「本屋さんになりたいなぁ・・」と思ったことはありますか?
    私はあります!何なら子ども時代、家にある絵本を搔き集めて弟相手に「本屋さんごっこ」をしておりました(´▽`;)ゞ

    ・・と、どうでもいい前置きはこの辺で。
    本書は“小さな書店主”体験ができる「シェア型書店」を舞台に描かれる、オムニバス短編連作六話が収録されております。
    ※因みに「シェア型書店」とは、月額料金を支払って書店の棚の一部を借りた「棚主」が、自分の好きな本を自由に販売できるという新しい書店の形態です。

    さて、本書の舞台は東京・新宿にあるシェア型書店〈フレール〉。
    看板猫・すみは怖がりで、棚に隠れがちですが、「棚主」の一

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    2025年06月15日
  • 書棚の本と猫日和

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    ネタバレ

    『第五話 ケの日、ハレの日』

    「そんなに興味津々だったら、うちじゃなくて、おばあちゃんが借りた方がええんじゃない?」と孫に言われた恵美子。

    今まで娘のため孫のため、家事をこなす日々だったのが、書棚を借りることになったことから生活が華やぎます。

    思い切って一歩踏み出すことで芋づる式に物事が繋がって、世界が広がるものなのだと思いました。

    私も新しいことを始めたくなりました。

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    2025年04月05日
  • 書棚の本と猫日和

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    シェア型書店。
    ちょうどこの前神保町でその書店さんを見かけた。面白いなぁ〜と見ていたので興味深かった。

    本から人と人との縁が繋がり、広がっていくのは素敵だなぁ。

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    2024年12月18日