アラン・ムーアのレビュー一覧

  • WATCHMEN ウォッチメン

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    アメコミに対する偏見がすっかり落ちました。これだけの密度と深さをもった作品は、日本のコミックにもそう多くはないでしょう。クールジャパン、日本の漫画は一番とか言っている場合じゃない。

    海外だってそれぞれの文化に応じて成長しているんですね。それがいままで日本に入って来なかった、あるいは、一部でとどまっていただけのこと。これだって20年前の作品なわけだから、その後もきっと素晴らしい作品がたくさん出ているんだろう。

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    2010年07月09日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    -全部お前に任すからな-

    SF文学の最高峰ヒューゴー賞をコミックとして唯一受賞したグラフィック・ノベルの最高傑作!ということで3,570円出して買っちゃいました。その価値有。タイプの違うヒーローたちの物語。名言多し。画像の隅の文字、合間に挟まれる劇中劇的な読み物、全てに意味がある。最終的に、ヒーローとは程遠い「凡人」たちが愛おしく感じられてくる。引用は、[ヒーロー]にでなく[一般人]に向けられた一言。

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    2010年01月22日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    初アメコミ。前提知識があればもっと面白いし、読み返しの方が楽しめる作品かも。
    正義感ないし倫理観がぶつかり合い、キャラクターの個性が光る。

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    2020年11月08日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    ネタバレ

    職業としてのヒーロー「ウォッチメン」が存在する世界。彼らは世の中の正義を守るために戦っていた。しかし、誰がその「ウォッチメン」を見張るのか。すでに落ち目になっている「ウォッチメン」。次々と仲間たちが殺されていく。いったいなにが起こっているのか。
    アメリカのTVシリーズ「ザ・ボーイズ」や、日本のアニメ「TIGER & BUNNYタイガー・アンド・バニー」にも通ずる設定。このように、他の作品に流用されるだけあって、斬新な設定はかなり面白い。それだけでなく、ストーリーとしてもよくできている。

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    2020年04月23日
  • V フォー・ヴェンデッタ

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    【ノート】
    映画はかなり忠実に再現されていたんだなと変な感心。これを大友克洋辺りが描いたら、と思っちゃうのはダメなのか?

    wired・近代と社会・3位

    (wired)
    80年代イギリスが生んだグラフィック・ノベルの名作。管理社会への復讐と、同志との連帯がいかに可能かを深く探求した現代「革命」ノベルの最高峰。

    ◆ユーザーからのコメント
    映画版を観ただけ。映画版は好き/映画で観たけど、面白かった!ので投票

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    2018年10月28日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    ロールシャッハなど、一部のキャラクターの描き方が秀逸。
    自分が日本人であるせいか、アメコミヒーローである必然性があまり感じられない。
    良くも悪くもハリウッドにありそうな脚本。期待しすぎか。
    Vフォーヴェンデッタよりは好き。

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    2010年07月18日
  • V フォー・ヴェンデッタ

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    まず、高い!(お値段が・・・)
    でも、前編カラーだし、外国モノだし、しょうがないのか

    映画のが好きかな~
    やっぱりエージェント・スミスがいい味出してますから(笑)
    でも、ロード・オブ・ザ・リングは別としても、「マトリックス」ではサングラスをかけ続け、「V フォー・ヴェンデッタ」では仮面をかぶり続けるという・・・
    ヒューゴ・ウィービング!顔良く知らね~ぞ


    このコミックス1982年なんだよね書かれたの
    なんだかそこにちょっと衝撃を受けた

    映画の『Vフォーヴェンデッタ』の原作であり、『マトリックス』にも影響を与え・・・って書いてあったけど、ウォシャウスキー兄弟 影響受けすぎぢ

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    2010年05月17日
  • バットマン:キリングジョーク 完全版

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    アラン・ムーア原作であるが分かりやすく、エンターテインメントに徹している。イメージが連鎖するトリックなどもやり過ぎない感じ。ビジュアルはかなり良い。物語をドライブさせる原動力はジョーカーの過去となるのだろうが、人間味が出過ぎることでジョーカーというキャラの魅力が減少しているのが残念。ただ、第二時世界大戦の継起となったのが電柱の数で揉めたから、レーダーに映ったカモメによって核ミサイルが発射されそうになったとか、現実世界はジョークに満ちているという物語中の小ネタは個人的には好き。

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    2010年04月10日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    ヒーローものといっても一人を除けばただの人間に過ぎない。彼らは自警団のような形で世の犯罪と戦う者達だった。
    しかし、超越的な力を備えたある一人ヒーローが誕生することで世界の有り様は一変する。
    アメリカ軍人でもあった彼は冷戦時代の米ソの軍事バランスを一変してしまったのだ。
    そしてアメリカはベトナム戦争でもそのヒーローの力により勝利を収めニクソン政権は1985年の今も健在。
    だが、軍事的優位にたつアメリカはソ連に対し傲慢になりやがてそれはソ連の自棄な核増産を生み、全面核戦争の危機が叫ばれるようになった。
    また、自警団として活動していたヒーローの存在はかえってギャングなどによる自警と称しての暴力を誘

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    2010年02月05日
  • WATCHMEN ウォッチメン

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    SF文学賞の最候峰ヒューゴー賞をコミックとして唯一受賞し、タイム誌の長編小説ベスト100にも選ばれた、グラフィックノベルの最高傑作

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    2010年01月04日
  • V フォー・ヴェンデッタ

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    登場人物がブサイク。特に女性がブサイクを通り越して怖い。これがリアリティ?日本の漫画って絵柄が既にファンタジーだったんだと思う。
    映画はすっきり話をまとめてくれてよかった。原作はまとまりきれていない。でも、アイデアが好き。

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    2010年02月13日