村上光彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
レインの詩集らしくやはりリフレインの連続。
そのリフレインが、わたしとあなた、親と子、男と女、彼我の二元論を絡めて絡めて絡め尽くす。そして最後の数ページ、二元論という概念の一つの見方が提示される。
まるで禅問答。
無門の門、倶胝の一指、掬水月在手…
好き?好き?大好き?とは全く違った印象。
訳者の村上光彦氏の、タイトル始め言葉選びの妙には脱帽です。
Do You Love Me?(好き?好き?大好き?)
KNOTS(結ぼれ)
結ぼれ(る)
1 結ばれて解けにくくなる。
2 水分などが凝固・凝結する。
3 心にわだかまる。
4 関係をつくる。縁故になる。
原題 KNOTS に対して
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Posted by ブクログ
ただでさえ読み慣れない詩歌なのによりによって選んだのがこの1冊。余計にドツボにハマる。
文学は文字数ではないが、詩歌はその最たるもの。
一息に読めるものではない。寝る前に読んだら途中で読み疲れするのに余計に眠れなくなる。風邪の時に見る夢が如く反芻して反芻して反芻して反芻してなんで反芻してるんだろうと反芻して反芻して……
これは偏見だが、洋楽ってこんな感じなのかもしれない。
いけない、この本のことを考え過ぎると狂ってしまう。
初めて『女生徒』を読んだ時と同じような感覚に陥る。
『パプリカ』もおんなじ類。
「訳者あとがき」が素敵だ。本文の空白が不安だった。活字で埋め尽くされた読める文章