彩織路世のレビュー一覧
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ネタバレ番外編とはいえ、最終巻の続きのようになっていて、全編通して、超あまあまです(^.^)
特にカノンは、もうノトへの気持ちを我慢しなくていいって思うのか、なんか外れたみたいです。
本編の後半はちょっと重い感じだったんで、最後はこんな感じで終わるといいですね。
<ノト、花嫁教室へ行く>
カノンの婚約者となったノトが、カノンが留守の間にローロのおうちで、リリィとキルテ、オディルと共に、カリスマ主婦のヴァレント夫人に結婚生活の秘訣を教わるって話です。
これは、次からの話の序章でした。
<新婚生活は秘密だらけ>
一足早く結婚したローロとスライのお話です。
ローロと結婚できて、うれしいのは分かりますが、 -
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ネタバレシリーズ11巻目。とうとう完結です。
シリーズ始まった当初は、こんなに続くとは思っていませんでしたけど、話がまとまっていて、読みやすいシリーズだったと思います。最後もものすごく納得できる終わり方。
あ~、面白かったと思えるシリーズです。
本編の最初は、前巻から引き続きのターラ=ラウニエルとの対決ですが、ウスラに到着したカノンが見たものは、四肢を拘束された犬の姿。この中にノトの魂があると思ったカノンは、ノトを助けたいと思うけど、ターラとの力の差になすすべがありません。
最終決戦か!って思ったんですけど、ここは意外な展開に。
「聖剣」の力によって、ターラを封印したカノン。そのあと死んでしまうこ -
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ネタバレシリーズ8巻目は、元聖剣の巫女のローザの別荘でのお話。
カノンはノーラと一緒に王族の別荘へ。
避暑に訪れた別荘で、ローザの幼なじみデリスが何者かに殺される事件が発生し、その謎を探ることになった、カノン。リリィ様はいなかったはずなのに、なぜか素晴らしい強運を発揮して、みごとノトたちの前に登場。しかも、重要な証言をもって。ほんと、リリィ様、最高です!
で、今回また新たなキャラ、サリクが登場。なんかノトにべたべたして嫌な感じ・・って思っていたら、カノンも同じ気持ちだったみたいです。いや、あなたノーラと婚約しておきながら、やきもち焼くってどうよって思いながらもニヤニヤ。サリクがノトに近づくと、カノ -
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ネタバレシリーズ3巻目。また新たなキャラ、カノンの妹ローロと、カノンの動かない右手の原因、カノンの母ルーシェリアが出てきました。
ノトと犬とリリィ様、今回も飛ばしてて、すばらしい!やっぱ、リリィ様、最高です♪
話は大国サディルの王子でカノンの友人、アロルトがローロとの結婚を打診しにきたところが、何者かに暗殺され、その嫌疑がスライとオディルにかかってしまうというもの。
ローロとスライがお互いに好きっぽいのに、それをなかなか相手に言えず、でもチラチラのぞく好きな気持ちってのがみえて、きゅーんってなります。一時は国のために他国に嫁ぐ事に納得していたローロですが、スライが捕らえられたことで、自分の気持ちを -
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紛うことなきハッピーエンドでした!
いやー、途中から雲行き怪しくなってきて、乙女系ノベルである以上はハッピーエンドになるだろうと思ってはいても、ちょっと心配でした。思っていた以上の大団円で、すごくよかったと思います。最後まで失速しないまま面白かったし。ラストは涙ぐみながら読みました。っつか、あのラスボス変態すぎですよ(笑)。
シリーズ名である『宰相陛下』が、国王になってしまって意味がなくなってしまったなぁ、と思っていたら、こういう落としどころに持ってきたのかと思うと、感慨深いかも。
惜しむらくは、挿絵の残念さ加減。
最終巻はリリィが思っていたほどにはウザさ全開ではなかったので、それもよかった -
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ネタバレシリーズ10巻目です。
とうとう、カノンとノーラの結婚式が行われることに。
愛し合っているのに結ばれることがないと、お互いに納得しているとはいえ、こんな展開あり?って思っていたら、以前出てきていたアリシアが出てきて、結婚式の最中にアリシアが、シュトルーフェの宰相オルキスを刺すという事件が発生し、結婚式は中止になっちゃいました。
アリシアには気の毒だけど、ちょっとホッとしたりして。
でも、そのせいでシュトルーフェと戦が始まってしまい、主要な砦が続々と落とされてしまい、カノンはそちらにかかりきりに。ノトは、戦況祈願のために、ウスラに行くことになってしまい、ノトとカノンは離ればなれです。リリィ様は -
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ネタバレシリーズ9巻目は、バーチェブルーク家キルテのお膝元であるエピュテラでのお話。
例のごとく、リリィ様は前回ですが、今回すっかり忘れてた王弟エリオが復活です。
さすが、1巻でリリィ様とコンビを組んでたエリオ様。
幽閉されていたところから、本に書かれていたことを実践して、せっせと穴を掘ってたようです(^^ゞ
しかも、脱出した先では、ノーラの姉フローリカに捕まって、下僕扱い。最初は反発してますが、Mっ気があったのか、「このままでは骨の髄まで下僕になってしまう」とか言いながら、だんだん、フローリカの下僕でいることに納得してたりして、リリィ様が珍しくかすんでます。。。
宝石市では、国家が絡む陰謀が巡 -
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ネタバレシリーズ7巻目は、カノンのお妃選びです。
ノトを愛するのを諦めるんをやめたカノン、でも王として妃は選ばないといけない・・・。
うーん、もやもやします。
カノンの妃選びの話が、いつのまにやら、隣国アイオト王国の王女暗殺というきなくさい話がからんで来たところで、新たな登場人物3人登場。カノンの妹マリィとその友人ノーラ、あと、4巻で出てきてた、リリィ曰くのぽっちゃりさん、ミルンです。
特にミルン。痩せたらかっこよくなったってたまにありますが、これほどとは・・・変わりすぎでは?あんまり変わりすぎて、リリィ様に、ぽっちゃりさん=目の前のミルンとは認識されず、ちょっとかわいそうですが、ミルンも美青年に -
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ネタバレ前回はリリィ様ご一族でしたが、シリーズ5巻目は、キルテです。
男装の麗人キルテですが、男性社会の宮廷の中で、女性が男装してるのは何でだろうと思ってましたけど、バーチェブルークの当主として、諦めなければいけないものもたくさんあったみたいで、結構大変だったようです。
いつも何でもないような描写が伏線になっていて、別に発生する事件といつの間にかつながってるってことが多いですが、今回もキルテの恋と世の中を騒がす首裂きの通り魔の話がいつの間にやらつながっていきます。
キルテは、幼なじみのミドグラント家の次男レノウと結婚の約束をしていたのに、ミドグラント家を継ぐはずの長男ヒロクが首裂きの通り魔によって -
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ネタバレ2巻目です。
場所をシリウス王国の王宮に移し、スライやキルテや新悪役(分かりやすい)ミガロなど、新たなキャラもたくさん出てきましたが、みな特徴があるので、分かりやすいです。
「聖剣の巫女」として王巫女となったノトは、慣れない王宮と、見習い巫女だったため、祭祀の仕方も知らないことだらけで、いっぱいいっぱい。それでも、一生懸命になんとかしようと努力しますが、横柄な口調で誤解され、いじめられてしまいます。
そんな中、1巻で悪役だったリリィが副巫女として戻ってきますが、なんなんでしょうか、リリィ様。
なんだか、いい味出してます。
1巻で食べられるはずだった牛に聖リリィ号なんて名前を付けてて、その世