彩織路世のレビュー一覧
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ネタバレ千一星教団の聖地で暮らす、見習い巫女のノトは、不器用で、思ったことをなかなか言葉で伝えられなくて、「横柄」とみなに嫌われている少女。戴冠の儀式のために訪れた王家ご一行様の陰謀に巻き込まれて、宰相カノンと意図せず地下に。地下から脱出を試みることが、実は戴冠の儀式だったということで、最後は、なんと、王と聖剣の巫女になっちゃいました。
しかも、いつもノトをかばってくれてた親友サナも、こちらも知らないうちに神剣の巫女になってるって、どんでん返し、なかなか面白かったです。
宰相の弟エリオたちの陰謀内容は、小学生?って内容でしたけど、キャラ的にも3人、自分に酔ってるお馬鹿で憎めない人たちで、ドロドロした感じはないですね。どっちかっていうとコメディの方が高めだと思います。
ノトとカノンは、戴冠の儀式の際、ノトがうまくしゃべれない理由とか、カノンの右手が使えない理由とかも分かって、お互いに惹かれていってる感じがよく分かりました。
最後はちょっと物足りない感もありますが、次に続くと思えば、よしでしょう。 -
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せ、切ない……!!
巫女であり、国王であるがゆえに、二人の恋は許されない。想いが通じ合っても、人から祝福されることはない。
それだけに、ラストの二人のやり取りが切なかったです。
今回はリリィの出番が少なくてよかった。
私はリリィがウザくて仕方がないのだが、作者は気に入っているのだろうか。そして、それほど出しても問題ないほど他の読者はこのキャラを気に入っているのだろうか?
軽いノリの時であればいいが、現状のようにシリアス展開になってくると、こういうキャラの存在は果てしなくウザイ。清涼剤としてのギャグ要員になるにはアクが強すぎ、物語を楽しむためには邪魔なものでしかない。シリアスな中での和ませるためのギャグ要員は、犬で充分である。
犬といえば、マリィにびっくりだ(笑)。
話は面白いので、このままのクオリティで六ヶ月連続刊行をやり遂げて欲しい。だが、相変わらず、挿絵のクオリティは残念。 -
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刊行ペースが速いので、もう5冊目。
前巻でカノンが言った「どんな形でも君がそばにいればいい」が、ボディーブローのように効いてきて、刊の途中まではとても切なかった。読むのをやめようかと思うくらい。
カノンは、恋心も自覚しているし、そのうえで、王と巫女がけして結ばれないことも、わかっている。王としての責任感もプライドもあるので、お互いの立場を捨てるようなことはできない、ということまで考えてしまって、恋を親愛の情に変えていこうとしている。一方ノトは、恋だとも気づいていない。好きの種類を考えたことがないから、禁忌にも気付かない。思い合っているのに近づけない二人が、切ないです。
それに加えて、男装の麗人にしてカノンの信任厚いキルテの、過去・家に対する責任・恋心も絡んだ展開です。
ドーラ家の弟の意図するところが、今一つわかりかねたのですが、今後に対する複線なのでしょうか?ただ、私の読みが浅いだけかもしれませんが。
優しさと自覚を持っているばかりに、自分の幸せだけを考えて動けないもどかしさがテーマになっています。
相変わらずのリリィや犬の存在が、うまくバランスを取って、重くなりすぎずに読ませてくれます。
続きが出たら、たぶん買います。
イラストに萌えられないことだけが残念。 -
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相変わらず、普通に面白い。キルテの事情も、ある意味予想通り。と言うか、こういう王道の安心感というものが結構大切で、やっぱりなーと思いながらも読んでしまうのが強みなのだと思う。同時期のデビューの中で一番。
ただ、イラストが私の好みではないので、それだけは……残念。こればかりは人それぞれの好みがあるから、このイラストが素晴らしく合っていると思っている方もいらっしゃるのだろうけど。私的には、何度見ても王様は美形に見えないし、リリィが美女に見えない。表紙のカラー絵はいいのに、モノクロが……どうにも……。いっそ、中の挿絵がない方が私はいいかな。
星全部つけたいけど、ひとつ少ないのはイラスト分。(あくまでも私の好み) -
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ネタバレシリーズ6巻目から、6ヶ月連続刊行とのこと。
あと6冊続くってのは、六郷が全員出てくるのかな?
さて、今回のお話は、ノトはキーカ神殿、カノンはメダスと別々の場所に向かったはずですが、途中からはやっぱり一緒の行動となります。
4巻、5巻でお互いに相手への恋心を自覚したカノンとノトですが、ノトは、「聖剣の巫女」の立場を取り、カノンへの恋心を以前のただの好きに戻したいと、「恋じゃなくなれ」って言い聞かせてます。
一方カノンは、自分では気付いてないみたいだけど、端から見たら、ノトに対してラブラブな気持ちが結構出てきてるような?
ただ、すっごい素の状態でカノンがノトのベッドに入ってきてましたけど、普通好きな子のベッドに入ってくるなら、もっとドキドキしそうなものでは?なんて。
まあ、非常事態ではありましたけど、カノン、クールすぎです。
今回、藍の民であるオディルが誘拐されたメダスの事件は、珍しく結構早めに展開が読めてましたけど、オディルとヒロクももしかして?って思う場面もありました。
キルテとレノウ、ローロとスライ・・・。
あれ?いつの間にかカップルだらけになってませんか? -
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ネタバレ4巻目は、とうとう、リリィ様一族が出てきます。
リリィ様一族の方々は、みなさま、豪華な髪型とフリルいっぱいの衣装、濃ゆい性格で、リリィ様が目立ちません(^^ゞ
舞姫となるリリィ様と、自分こそは舞姫と思ってたところを横からかっさらわれて、リリィ様を心よく思わない従姉妹アリス。巻き毛派とストレート派などとくだらないことで争ってますが、そのアリスとリリィ様の兄、キデアの浅はかな企みによって、ノトがリリィ様と一緒にさらわれてしまいます。
さらわれたノトを思っているところを、ミルンから指摘されて、ようやくカノンが自分の気持ちを自覚したようですが・・・あれ、今まで抱きしめてたりしてたのは自覚なしだったってこと???
カノンって、天然過ぎません?
でも恋心を自覚したあとは、また冷静なカノンに。
「聖剣の巫女」と「国王」は一対だけど、聖獣のものである巫女は結婚できないし、巫女がいなくなると、王も失脚するとなると、なかなか次には進めません。
うーん、これは悩みどころですね。 -
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二人組の作家さん鮎川はぎのさんのデビューシリーズ。
何がいいって、刊行ペースが速い。5月刊デビューで、12月に4巻が出ているので、ストーリーを忘れないうちに続きが読めるのはうれしい限り。
物語は、不器用で人づきあいが苦手な見習い巫女ノト、弟の戴冠式のためノトの神殿にやってきた、宰相のカノン。”横柄巫女”と”宰相陛下”の二人は、その不器用さから、有能さとは裏腹に、周りからは煙たがられる存在。王家の陰謀に巻き込まれ、閉じ込められた二人は、脱出のために力を合わせる。実は二人が脱出したルートこそ、王と王巫女へ課される儀式であった。
ここまでが1巻の内容。
2巻以降は、舞台を王都や御幸先へ移しながら、周りのおバカな人間の欲と陰謀に巻き込まれながらも、二人が協力して解決していくストーリー。
一人でもいいと思っていた二人が、次第に強い絆で結ばれていく過程が描かれています。ノト程横柄ではないなと思いながらも、他人を理解していくプロセスには、共感すること多数。
そして、いずれ二人の間に芽生えていくであろうラブの行方も気になるところです。今回のラストシーンで、”お互いのそばにいたい”と確認した二人。
実は王であるカノンは結婚できるのですが、王の巫女は、王の在位中はその座を降りることができないという制約があり、当然巫女の結婚はタブー。そういった障害を乗り越えて、二人の関係はどこに落ち着くのか、見守りたいですね。
通称”犬”こと初代国王”シリウス”や、巫女仲間?のリリィなど、賑やかし要因も脇を固めており、飽きることなく読めます。