彩織路世の一覧
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ユーザーレビュー
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番外編とはいえ、最終巻の続きのようになっていて、全編通して、超あまあまです(^.^)
特にカノンは、もうノトへの気持ちを我慢しなくていいって思うのか、なんか外れたみたいです。
本編の後半はちょっと重い感じだったんで、最後はこんな感じで終わるといいですね。
<ノト、花嫁教室へ行く>
カノンの婚約者と
...続きを読むなったノトが、カノンが留守の間にローロのおうちで、リリィとキルテ、オディルと共に、カリスマ主婦のヴァレント夫人に結婚生活の秘訣を教わるって話です。
これは、次からの話の序章でした。
<新婚生活は秘密だらけ>
一足早く結婚したローロとスライのお話です。
ローロと結婚できて、うれしいのは分かりますが、ローロの心遣いを全く無視してたおかげで、ローロの機嫌を損ねてしまいます。普段怒らない人が怒るとほんとに怖いんですよねぇ。
最初は楽観視してたけど、ローロが本気で怒ったのに気付いて、スライが機嫌を取ろうとするんですけど、機嫌を取ってるスライはローロではないけど、確かにちょっとかわいいです。
最後には仲直りもでき、ローロに赤ちゃんができたってところで終わってます。
<愛しき君へ>
キルテとレノウのお話です。
結婚1週間前に、レノウのおばあさんから、刺繍のダメだしをもらったキルテ。
拙いノトの刺繍は褒められたのに、なぜ自分の刺繍がダメなのか理由が分からず、夜中に刺繍を全部ほどいてしまいます。泣きながら刺繍をほどく姿はちょっとかわいそうな感じがします。
そんなキルテの元にレノウが訪れ、ダメだしの理由が分かったキルテは、二人の愛を確かめあることができましたが、二人ともあんなに長いこと付き合っているのに、キスもまだだったんですね。1回くらいはしてると思ってたんで、ちょっとびっくりです。
<ある恋人たちの思い出>
ノトとカノンのお話とおもいきや、オディルとヒロクのお話のようです。
仕事の休みが3日できたカノンとノトは、オディルを誘って、オディルのおもい人であるグラナの別荘で静養することに。最初は、グラナの別荘に大感激のオディルでしたが、別荘の管理人からおばけの話を聞いて、様子がおかしくなります。オディルはおばけが怖かったのに、カノンもノトも怖がらないので、怖いと言えない状況になってたみたいです。
実は、おばけの正体はヒロクで、オディルがヒロクをおばけと勘違いして逃げたところ、湖に落ちてしまいます。それをヒロクが助け、人工呼吸をします。人工呼吸なんですが、ヒロクはオディルの純潔を奪ったとして、オディルに結婚を申し込みます。
戸惑うオディルをよそに、ヒロクは結婚の報告をするため、オディルをさらっていってしまいましたけど、オディルにとっては災難みたいなものかも。どうなることでしょうね。
<桃色の悲喜劇>
とうとう出ました。リリィ様とミルンの話です。
怪しい占い師に騙されたリリィが、至宝の宝をさわりにミー様と一緒に深夜に王宮に忍び込んだところ、そこには、同じく占い師に騙されたアリスがいました。ほんと、この二人はそっくりですね、性格が。
占い師は実は盗賊だったと分かりましたが、盗賊に殴られたミー様の顔が腫れて、ぽっちゃりさんになってしまい、ようやくリリィにもミー様=ぽっちゃりさんと認識できたようです。
ミルンもなかなかリリィが気付いてくれないのにも限界を感じていたようで、リリィにプロポーズし、キスもしちゃいました。やっと、リリィの恋も実ってよかったです。
<艶めく嘘>
エリオとフローリカの話です。
エリオは、王とは思えないくらい、下僕体質ですねぇ。
フローリカに呼び出されると、取るものも取りあえず向かうし、酔いつぶれて寝ちゃったフローリカをちゃんと送り届けるし、王様がこれでいいのか?ですが、平和でよいです。
最後に、フローリカに肖像画の足にキスしろと言われてたのに、唇にキスして、勝ち誇っているエリオがほほえましいです。
<肖像のない英雄>
シリウスとマリィのお話です。
花嫁の父の心境のシリウスとマリィがカノンとノトの結婚式の前日に、話してます。
マリィことプロキオンはシリウスを愛していると伝えますが、見た目がマリィならOKですが、これが元の男の姿だと、ちょっとね・・・って思っちゃいました。
カノンとノトの結婚式は普通に終わっちゃいましたけど、ここはもうちょっと二人の前日の心境とかが見たかったです。
<もっと、ふたりで>
ノトとカノンの結婚式の3ヶ月後のお話です。
これまでの登場人物がちょこっとずつ出てきてます(出てきてない人もいますけど)。
カノンも相変わらず、ノトへの愛がたっぷりで、ちょっとノトの姿が見えないと「ノトは?」って聞くくらいですが、カノンとスライ、キルテの新婚さん3人が執務室で互いにのろけてて、のろけたあとは、早く帰りたいと執務をあっという間に終わらずシーンは、なんか想像できておもしろかったです。
あと、ノトが飛ばした手帳の中身を追うっていう設定だったんですけど、ノトがどんな風にカノンを翻弄しようと考えたのか、気になりました。
これで、「横柄巫女と宰相陛下」シリーズはほんとに完結です。
二人で書いているからか、よく考えられたお話でした。次のシリーズがあれば、また読んでみたい作家さんだと思います。
Posted by ブクログ
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シリーズ11巻目。とうとう完結です。
シリーズ始まった当初は、こんなに続くとは思っていませんでしたけど、話がまとまっていて、読みやすいシリーズだったと思います。最後もものすごく納得できる終わり方。
あ~、面白かったと思えるシリーズです。
本編の最初は、前巻から引き続きのターラ=ラウニエルとの対決で
...続きを読むすが、ウスラに到着したカノンが見たものは、四肢を拘束された犬の姿。この中にノトの魂があると思ったカノンは、ノトを助けたいと思うけど、ターラとの力の差になすすべがありません。
最終決戦か!って思ったんですけど、ここは意外な展開に。
「聖剣」の力によって、ターラを封印したカノン。そのあと死んでしまうことが分かっているから、カノンは最後ノトへの気持ちは隠しません。最後の言葉が「私は生涯、確かに君を愛していた」って過去形だったのに、ノトが気付いたときには、すでにカノンはいないんですよー。たまりません(T.T)
一方、戦の方は、カノンの残した書き置きを元に着々と砦を取り戻したスライとキルテですが、リリィ様とエリオの活躍も忘れてはいけません。あの二人、意外と役に立つんですねぇ。
リリィ様もシュトルーフェの王妃様をちゃんと連れてきて、戦を終わらしたし、エリオも分かっているんだかは疑問ですけど、ちゃんと民を率いてます。
物語は、カノンの死で終わったかと思ったのですが、続きがありました。
カノンは死んでなくって、深く眠った状態ですが生きてました。
ノトも同じく深く眠ったままでしたが、目が覚めたノトは、聖剣の巫女の資格を失ってます。カノンも王の資格を失いますが、あれ?もしかして二人を遮る障害なくなった?なんて思っちゃいました。
聖剣の巫女でなくなったことで、犬も見えなくなり、カノンの目も覚めない・・・大切なものが沢山なくなってしまったノト。でも、カノンがいれば、他はいらないと、直接ポウレアにカノンの目を覚ますように、直談判しに行きます。
カノンの目を覚ます代わりに、ノトの聖剣の巫女としての資格だけでなく、過去に聖剣の巫女だったこととかもすべてなかったことにしたポウレア。嫌な人かと思ったけど、聖剣の巫女で全くなかったことになれば、今度こそほんとにカノンと愛し合う障害がなくなるんですね。実はいい人なように思います。サナのおじいちゃんですもんね。
カノンが目を覚ましたあとは、とんとん拍子に、よい方向に話が進んでいき、最後にカノンを宰相陛下にしたエリオの株はかなり上がりました。1巻ではどうしようもないキャラだったのに、分からないものですね。
カノンは、実質的な陛下に戻りましたし、みんなの前でとうとうノトへの気持ちをあらわに。このあたりから、顔がニヤニヤしっぱなしです(^^ゞ
最後はずっと一緒にいて欲しいというカノンに対して、雇われると勘違いしたノトに、「妻になって欲しい」とプロポーズしたカノン。
長かったけど、やっと自分たちの気持ちに正直になれたようで、ほんとよかったーと思える最後でした。
Posted by ブクログ
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シリーズ8巻目は、元聖剣の巫女のローザの別荘でのお話。
カノンはノーラと一緒に王族の別荘へ。
避暑に訪れた別荘で、ローザの幼なじみデリスが何者かに殺される事件が発生し、その謎を探ることになった、カノン。リリィ様はいなかったはずなのに、なぜか素晴らしい強運を発揮して、みごとノトたちの前に登場。しかも
...続きを読む、重要な証言をもって。ほんと、リリィ様、最高です!
で、今回また新たなキャラ、サリクが登場。なんかノトにべたべたして嫌な感じ・・って思っていたら、カノンも同じ気持ちだったみたいです。いや、あなたノーラと婚約しておきながら、やきもち焼くってどうよって思いながらもニヤニヤ。サリクがノトに近づくと、カノンがイライラしてるのがなんだか新鮮です。
それにしても、スライってば。あんなに近くにいるのに、なんでカノンの気持ちに気付かないんでしょうね。まあ、スライもカノンを思ってのことでしょうが、なんとかカノンとノーラをくっつけたがって、余計なおせっかいばっかりやいて・・・。しまいにノーラにも怒られちゃいましたけど。
グエン家の殺人事件は、プロキオンの活躍で凶器が見つかり、犯人も判明。まさか、脇役として思えなかったあの人が犯人とは、全く思いませんでした。元の原因は、行方不明となっていた、グエン家当主の息子、ローザの兄でしたが、かなーり身勝手な人だなぁと。恋人がいるのに嫌と言わず、正妻をもらっておきながら、正妻に子ができると、「義務は果たした」と自殺する、卑怯者です。
ノトはローザの兄とカノンを重ねて、カノンをローザの兄にしないように別れを切り出します。
カノンは「分かった」とだけ。
うーん、今回はあんまり切なくないぞ-。たぶん、またくっつくんだろって思うから?
あと、サリクの近くにいる、女神様。なんか、犬やプロキオンと因縁がありそうな感じですが、これからどう話が進むんでしょうか。ちょっと先が見えないです。
Posted by ブクログ
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シリーズ3巻目。また新たなキャラ、カノンの妹ローロと、カノンの動かない右手の原因、カノンの母ルーシェリアが出てきました。
ノトと犬とリリィ様、今回も飛ばしてて、すばらしい!やっぱ、リリィ様、最高です♪
話は大国サディルの王子でカノンの友人、アロルトがローロとの結婚を打診しにきたところが、何者かに暗
...続きを読む殺され、その嫌疑がスライとオディルにかかってしまうというもの。
ローロとスライがお互いに好きっぽいのに、それをなかなか相手に言えず、でもチラチラのぞく好きな気持ちってのがみえて、きゅーんってなります。一時は国のために他国に嫁ぐ事に納得していたローロですが、スライが捕らえられたことで、自分の気持ちを抑えられなくなってしまったんでしょうね。
最後にカノンの母ルーシェリアがなぜカノンに毒を盛ったかのエピソードがかかれてるんですけど、それによると、エリオはほんとは国王にはなれないのでは?なんて思っちゃいました。
カノンもだんだん自分のノトを思う気持ちに気付いてきたみたいで、これからどんな風に話が進むのか楽しみです。
Posted by ブクログ
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陛下、こんなにノトに対してデレてたっけ?ってほど、陛下の雰囲気が甘々できゅんきゅんしました。
キルテの出番が多くて嬉しい。
Posted by ブクログ
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