シーナ・アイエンガーのレビュー一覧

  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    本著、『選択の科学』を著したコロンビア・ビジネススクール教授による「アイデアの作り方」をまとめた本。著者の本を読むのは2冊目ですが、今後は著者名を見たら必ず読むと決めて問題ないな…と感じました!
    アイデアと言っても、ひらめきも天才的な才能も必要なし。創造は一握りの超人のものではなく、「手順を理解すれば、どんな人でも創造性を発揮できる」というのは希望に溢れたカッコいいフレーズだと思います。

    1. (前提として)『選択の科学』のジャムの話
    2. 伝統的日本企業に刺さるはず!
    3. ついでに…コングロマリットのあり方

    1. (前提として)『選択の科学』のジャムの話
    本著でも再掲されていますが、『

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    2025年10月04日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    ・イノベーションを生み出すプロセスの構造:課題を明確かつ具体的に定義する→次にそれを重要な部分に分解する→各部分を解決する既存の方法を探索する→それらの解決策を全体として調和して機能するように、新しい方法で組み合わせる
    ・人間が把握できる項目は「7個プラスマイナス2個」
    ・制約がなければ、あなたのアイデアはただの「騒音」で終わってしまう
    ・課題:誰かが欲しがっているが、手に入らずに苦労しているもの
    ・「この新技術をどう活用すべきか」など、解決策を押し付けることが間違った課題解決で多いケース。技術は課題を解決するためにあるのだから、課題を定義することが先に来るべき
    ・課題の階層を上げ下げして、解

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    2025年06月15日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    「選択の科学」の著書シーナ・アイエンガーが13年ぶりに出版したこの本は、イノベーションを生み出す方法を示そうとする意欲作。

    イノベーションは「既に知っているものの組み合わせ」によって生まれるというものは、ヨーゼフ・シューペンターの「新結合」やクレイトン・クリステンの「関係なさそうな事柄を結びつける思考」を踏襲している。
    また、良いアイデアを生み出すには「解決すべき課題の定義」が重要であると言う点についても、クリステンセンの「ジョブ理論」と根底を共有している。
    以上のように、イノベーションに必要な要素・理論という意味では新規性はない。

    その上で、この本の最大の価値は、イノベーションを生み出す

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    2024年07月20日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    思考法としてとても良い、かつ納得感があります。
    タイトルからちょっとわかりにくい気もしますが、かなり実践的です。企画職の自分にとってはすぐに業務にとりいれられる内容でした。

    良書です

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    2024年06月24日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    こういう系の本は失敗を恐れるな、試行錯誤をしながら改良すべきっていう意見多いけど、本書は真逆言ってた。(かと言って極端でもない)
    成功例を分解して重要な要素を戦略的模倣するというのは参考になる
    ネックとして行動に移すまでに時間かかりすぎる(個人的にはアイデアはすぐ具現化して当たるまで数打つ派)

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    2024年04月05日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    新しいアイデアは自分が知ってるものの組み合わせである。つまり未知のものから未知のものは生まれないと言うこと。

    そしてその質は、物事やその問題を解決してくれるかどうかによる。様々な体験をして人生経験を得よう。

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    2024年01月19日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    試行錯誤に頼ってはいけない
    失敗したアイディアは参考になるが、選択マップに取り入れてはいけない

    言われてみれば、その通りだが、具体的な例えと共に明確に言語化され、ようやく自分のなかに収まった。
    作者が視力を失っていることを全く感じさせない表現の数々に驚かされた。

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    2025年03月15日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    最高のアイデアを得るために。
    前著をさらに発展させた実践的な思考法。

    ・イノベーションは「戦略的模倣」

    ◯「発明とは、無益な組み合わせを排除して、ほんのわずかしかない有用な組み合わせをつくることである。発明とは見抜くことであり、選択することなのだ」(アンリ・ポアンカレ『科学と方法』)

    ・ブレインストーミングは、「情報の洗い出しと共有」でしかなく、「箱の中の思考」

    ・人間が把握できる項目は「7個プラスマイナス2個」

    ◯Think Biggerのロードマップ
    ステップ1:課題を選ぶ
    ・「課題の定義」が9割
    ・課題を「How?」で言い換える
    ・課題のUP/DOWNの階層分析をし、「意味があ

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    2025年03月09日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    印象に残った一文

    私たち一人ひとりは、未来を予測することはできないが、代わりにできることがある。解決したい課題をはっきり意識し、なぜそれを解決したいのかを明確にする。その課題を解決することが、なぜ自分にとって大切なのか、自分の考えた解決策がどういう仕組みで働くのかをしっかり理解する。この全てができたなら、think biggerを通して大きく考えていることになる。

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    2024年11月15日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    イノベーションは他の物事の組み合わせで起きる
    その組み合わせを考えるための具体的な方法論

    課題の選定、設定に時間をかける
    サブ課題に分解する
    サブ課題に対する戦術をそれぞれの課題に対して複数出す
     専門領域内、領域外それぞれ戦術を考える
     類似事象を探す→車の製造に食肉工場のアイデアを取り入れる
    効果的な戦術の組み合わせを検討する
    第三者の目から観てどのような評価か確認する
    粘り強く繰り返すことでアイデアの質が上がる

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    2024年09月22日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    ネタバレ

    あらゆる種類の複雑な問題を解決するために、新しい選択肢を見出す手法を説明する本とのこと
    課題を分解し、部分を解決し、調和するように組み合わせる
    創造行為において常識とされつつあることを明確に否定していておもしろい

    メモ
    ・発明とは、見抜き、選択すること。戦略的模倣
    ・イノベーションを目指すプロセスの構造。課題を明確かつ具体的に定義することから始まる。それから各部分を解決する既存の方法を探索する。そしてそれらの解決策を全体として調和して機能するように新しい方法で組み合わせる。
    ・think biggerのロードマップ
    ステップ1課題を選ぶ 解決すべき課題を正しく選ぶ
    ステップ2課題を分解す

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    2024年07月15日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    前作の「選択の科学」も良かったがより一層良い内容でした。

    著者が全盲の方なので、その状態からマーケティング理論やフレームワークに切り込んで別の解を出すのは面白い。
    (特にブレーンストミングが効果が薄い箇所は良かった。)

    次回作も、期待したい。

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    2024年05月26日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    イシューの見極めと分解。
    サブイシューの解決策を専門内外から探し、組み合わせ、選択する。
    イシューに関わる意思決定者の望みを知りスコア化することで全体像が分かる。

    アイデアは第三者に話し、このアイデアを追求する価値があるのかを判断する。

    この他人の目を入れるところが本書THINK BIGGERの新たな視点であると捉えた。

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    2024年05月22日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    ネタバレ

    一通り読んだが、実践的な内容の本なので、次は紙とペンをもって手を動かしながらもう一度読み直したい。

    発明とは有用な組み合わせを見抜いて選択すること、領域外に先行事例を探すことが重要である、複数人でアイデアを考える場合はいきなり集まってブレインストーミング等ではなく個人でじっくり考えた結果を持ち寄るのが大切、組み合わせを考える選択するプロセスにじっくり時間をかけること、といった点が心に残った。

    様々な分野からイノベーションの事例を紹介しており、読み物としても面白かった。

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    2024年03月28日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    全盲の人が書いたとは思えない具体性とわかりやすさ、実行のしやすさ。前著、選択の科学、もトライしてみたい。ただそもそもの発想には、その動機となる疑問や好奇心が必要。そこをどう醸成するかは引き続き議論の余地があろう。

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    2024年03月03日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    ひらめき、イノベーションを体系化、手法化して整理している本。一度手順に沿ってしっかりやってみたい。こういうワークをコンサルが取り入れそう。

    課題、サブ課題のチョイスとブラッシュアップが大切。検索を前提とした手順なので、AIと人がうまく相乗効果で手順がブラッシュアップされていきそう。

    新しいと思われる考えも全て過去の情報と体験の組み合わせというのは、同意。なんにせよ、知らないこと、未体験のことは捻り出せないということや、領域外の情報と組み合わせるという要素は重要。

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    2024年02月29日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    イノベーションとは複雑な課題を解決するための、古いアイデアの新規かつ有用な組み合わせである。

    Think biggerは、アイデアの量より質を求める。質の高いアイデアを得るためには、最初のアイデアでは満足せず、粘り強く考え続けることが欠かせない。

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    2024年01月06日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    解決すべき課題をどのようなプロセスで組み立てることがイノベーションに繋がるかの話。
    課題の設定とそれを共通認識とすることの重要性や、発想のステップを示されている。

    個人的には、途中から失速してしまい、前半30%くらいで満足してしまった。

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    2025年09月21日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    ジャムの実験で有名なアイエンガー氏の本。一気に読まないと内容を把握できないことを再認識。ブレスト意味ない説。チームは作業には向くが思考には向かない説。どちらもやり方次第ではある。一方で,ブレストすれば,チームですれば,かならず良い成果が上がるとはいえないことを理解する。失敗は最良の教師ではない説。失敗例から学ぶ余裕があるか?成功例を試していく。課題をいかに設定するか。その解決方法を,汎用検索,部分検索,並行検索する。創造的なアイディアは追い込まれたところで出やすい。この実験は追試したら面白そう。

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    2025年07月28日
  • THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義

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    『選択の科学』に対して、こちらは実践的な内容。いいアイデアを生み出すためのマニュアル。考え方の説明で詳細なものをみたことがなかったので新鮮だった。会社や学校でプロジェクトを進めたい人におすすめ。

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    2025年07月23日