やがみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレミステリー小説って読んでいる間探偵になったように頭が働くので良い。ドラマを見ているような感覚で先が気になってどんどん読み進めてしまう。
複数の人物が登場するが、それが各々一人称視点で描かれることで心情や背景、人物像が伺えるが、同時に「このセリフを言っているのは誰か?」とも思える、文章ながらの見えない部分を予想しながら読み進めた。
幾重にもどんでん返しがあり、"同じ景色でも見えている世界が違う"を具現化したような作品。
やはり、犯罪という観点で行き着くところは家庭環境や幼少期の記憶で、それを心得た上で同じ因果を繰り返すラストでゾッとする。
読み手として追体験的に後追いした -
購入済み
原作動画見てます
好きなシリーズの一つである『アルバイター吉田』のお話がコミック化。
…と思いきや一発目のお話から「これ原作にあったっけ…?」という状態。たしか『アルバイター吉田』シリーズの1作目は、無人の家に泊まり込んで写真を撮ったら人影が写った、という話だったはず。日記の話とかではなかった。あと吉田は・大のマック好き・ネズミが苦手、って設定だったような…。
記憶違いかな??
2つ目の事件、こちらは原作シリーズにもあります。ただ記憶が古すぎて結末を覚えていないので、楽しみではあります。
-
Posted by ブクログ
ネタバレYoutuber「やがみさん」の作品。
Youtubeは面白くて、いくつも見てました。
主人公は出版社勤めのミステリー好きな編集者。
編集の仕事って大変そうというイメージしかなかったけど、仕事内容を本で知ることができるとは思ってませんでした。
主人公みたいに考えている人、現実にいそうでいないと思いたいです。サイコパスと言えるのかも。
読み終わって、最初と最後が繋がって、なるほどと唸ってしまいました。読んだ後のいや~な感じがなんともいえないイヤミスだと思います。
主人公とその妻も、二人ともやみ気味な感じで似た者夫婦だなと思いました。 -
匿名
ネタバレ 購入済み暗号を読みといていくと……
点と点が繋がった時見えてくるものがあってびっくりした!
1巻から思ってたけど今回特にみんなの推理がすごいです
当たり前だけどいじめはだめだよ -
Posted by ブクログ
ネタバレプロローグ、読み直してください。
プロローグで『立花涼介』という名前が出てきます。その後、主人公はずっと『立花さん』『涼くん』と呼ばれます。しかし主人公の名前ははっきりと明記されていなかったと思います。
そして一番最後に『涼くん』ではなく『涼介』を見送る奥さん。
読みはじめから騙されました。
著者について何も知らない状態で読みました。
とにかく真相が気になり引き込まれてしまいました。
主人公への殺害予告についてハラハラしながら読み進めていたら、だんだん雲行きが変わって更に不穏になっていきます。
殺害予告さえ後半になってみればただの始まりにすぎなかったと思い知らされます。
終盤での最大の謎 -
購入済み
絵日記を
子どもの絵日記をミステリーの主要な語り部 としているアイデアがなかなかに秀逸である。絵柄もまあまあ落ち着いていて殺人事件を描いているのだが、それほどグロテスクではない。それにしても今時の人は、SNSへこうも簡単に秘密っぽいことを公表してしまうのだろうか?