村上リコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こういったシリーズものを小さい頃から読みつけていたかったなと今更ながらに思う。
大人になった今でも、知っているようで知らないことや曖昧に記憶していたりすることも多々。
これを手にしたのは、絵を担当されたTHORES柴本先生のファンであったからに他ならない。
表紙から裏表紙までほぼ全てをアナログで描き上げていることに感服(相当大変であったことをSNSで呟かれていた…)。
アンティーク調であり、ゴシックな重厚感を漂わせる画風にとても合った素晴らしい一冊。
各国の展示物の絵がすご過ぎて…特に目を引いたのがスイスとヴィクトリア女王のモノ。
多機能折り畳みナイフなんて、真骨頂じゃない?
もう、しびれ -
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Posted by ブクログ
今年は大阪で万国博覧会が開かれる。
では、その第一回はいったいどこで始まったのでしょう?
答えは、イギリスの首都:ロンドン。
さらに質問。
この万博のアイデアを思いついたのは?
答えは、ヴィクトリア女王……ではなく、その夫、アルバート。
彼は自身の専門を活かして、この初めての博覧会を大成功させたのだ。
目玉であるクリスタルパレスを設計した、元庭師のパクストンの貢献も心躍る。
みんなが愛した公園の木を切らずに、どうやって万博会場に残したのか?
もちろん、この偉業は偉業たり得る。
けれども作者が言うように、女性の功績が見え辛い点は現代の感性からは違和感を覚える。
決して男性だけに功績があった -
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Posted by ブクログ
世界で最初の万国博覧会について、開催された建物のこと、その建物をデザインした人、当時の社会のことなど、めちゃくちゃ詰め込んでるわりに、すごいコンパクトにまとめられてない?と思ったら、巻末の参考文献リストが載っていて、案の定めちゃくちゃ手間かかってんじゃん!とてもじゃないけど、子ども向けのクオリティに留めておくのはもったいない!という印象。
正直、全然興味のない内容で、愛・地球博は行こうと思えば行けたけど行ってないし、万博だったのかすら理解してない私だけど、これから日本でも万博やるし、タイミング的に子どもだけでなく大人も読んだら面白いんじゃないかと思う。特に、その施設を万博が終わってからどう活用 -