あらすじ
19世紀イギリス。エメリン・パンクハーストは貧しく苦しい女性たちの生活環境を変えるため、女性が政治に参加する権利を求める団体「女性社会政治同盟(WSPU)」を結成する。しかし、演説やビラを配るだけでは、世論の関心を集めることはできなかった。「言葉よりも行動を!」エメリンは、たとえ石を投げて窓を割ってでも人びとの注目を集め、女性たちの声を世に知らしめようと決意する! 女性参政権運動家エメリンの物語。
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Posted by ブクログ
イギリスで女性に参政権が全くなかった時代に、女性の参政権獲得のために命を削って社会運動をした女性の話。
政治家も軍隊も、香港デモを制圧する中国みたいに武力や、法による締め付けなど重なる部分があってほんとひどい。
どこのコミュニティも女性と男性が平等ではなく、女性が動いて大きな社会運動になってようやく社会全体が変わるってコミュニティ(国家)、ほんと多いな…。人間って賢いようで愚かで、偏見のカタマリなんだなぁ。
Posted by ブクログ
エメリンの運動は過激だけど、伝統的な考え方は変えられないんだろうなあと思った。
女性の地位向上に生涯を捧げてくれたおかげで今の女性たちがいる。本当に感謝