シルヴィア・プラスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公のエスターは、ボストン郊外でシングルマザーに育てられました。誰よりも努力した結果、ファッション誌のコンテストで書いたものが認められ、その雑誌社のインターンに選ばれることができました。
期待に胸を膨らませてマンハッタンに出た彼女は、社会の厳しさや不条理を目の当たりにし、自分の無能さを実感します。ボーイフレンドの裏切りにもあい、実家に戻ったエスターは、作家への道も閉ざされ、自殺を図った後、精神病院に入れられます。
1963年に書かれた、作者 シルヴィア・プラスの自伝的作品だそうです。
60年も前に書かれたこの作品の主人公エスターの生きづらさが、現代の若い人の生きづらさと変わっていな