荒川工のレビュー一覧
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試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりのライトノベルです。
前巻を読んだのはそうとう昔ですが、なんとかキャラ設定などに追いつけました。
これでこの物語は完結です。
前半はいつもどおりの展開とノリ、後半になると一気にシリアスに。
プレグヴァドとアンソニーは最後になる前にどうなったかわかるけど、クラウゼだけよくわからない展開でした。
最後の迷路内での話は過去や未来の話がごちゃ混ぜだから、あいん消失後の話なのかなと思ったり。
最終的にあいん含めて真界の人間は全部消えちゃった(クラウゼは記憶のみっぽいけど)ので、ハッピーエンドなんだかせつないエンドなんだか。
でも、面白かったです。 -
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Posted by ブクログ
興味深いし微笑ましいし泣けるエピソードもあるのだけれど、取って付けたような記憶が失われるという設定も含め、迷走している巻。表紙・帯に出てくる中田ろみ子は完全なる咬ませ犬で、本文中の出番は少ない。忍を主人公にするため、おっさんの消滅になんとか辻褄を合わせた巻に思える。ソフトマシーンの女性らの登場シーンはちょこっと、主人公が悩み、相談相手となった平栗さんのお姉さん度が大幅に上昇。私の中の株も上昇。
しかしこれ、学生さんが読んで面白いのかねぇ。所謂ギャルゲーが好きで社会人経験があって、子供もいる人が一番共感できるんじゃなかろうか。分かる分かると共感して読み進める高校生がいたら怖い。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ息子をかばって事故で死んだ父親が、息子の体の中で主体となってしまい、親父の中での想念だけになってしまった息子と語らいながら、自分がやり残したことと、息子の諸問題を片づけに走り回る、というようなお話。
電子書籍版が安かったので買って読んでみたのだけれど、結構面白かった。
序盤はなんというか、勝手な人が周囲に迷惑をかける話、という、よくあるコメディシュチュエーションだけれども私は苦手にしてるような感じだったのだけれども、ちゃんと問題解決に取り組むようになってくると、面白くなってきた。
平栗さん可愛いしね。
ソフトハウスの皆さんもちゃんと働く人達で、無茶しても理不尽感じないところが良いし。
なのだ -
Posted by ブクログ
面白そうだと思って買ったら面白かったー!当たりー!
30代後半のエロゲシナリオライターが亡くなり、息子の身体に意識だけが残る。息子の身体を使って、学校へ行ったりシナリオを書いたりする。
学校で孤立気味の息子を、年を経たならでは躊躇いのなさ、無謀さで動く父親がいい。学生の頃は怖くて動けなくても、あとから考えると「今だったら○○するのに……!」ってことはある。エロゲ会社がもう一つの舞台なのも興味深かった。平均年齢が随分若い&女性ばかりの会社で楽しそう。
平栗さん、好きです。彼女と趣味のあう友達ができるといいね!何が原因でエロゲをプレイするようになったのか知りたい。
学生と社会人の美味しいとこどりだ -
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試し読み
Posted by ブクログ
ちょっぴり悲しいコメディファンタジーとでも言いますか。
神様(女の子)の封印を解いちゃった女の子が、神様に契られようとするお話。
もっとも、その神様はもともとは1999年7月に封印が解かれる予定だった模様。
封印が解かれて、契る事ができた神様の仕事は、世界の崩壊。
正確には、神様が居た真界のそとに、われわれが居る偽界が存在していて、真界が成長しすぎて膨張できないので、偽界を壊して真界を大きくするってのが仕事の模様。
ただ、序盤的過ぎてほとんどの伏線が放置されています。
面白いんですが、物足りない感じですね。
登場キャラのほとんどがどっかのネジが緩んでる、もしくはズレている人ばかりです。
これも -