高田晃太郎のレビュー一覧
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Twitterで、トルコやモロッコの親切な人々との交流等、楽しそうな発信を見て、私もソロツベやスーコと一緒に歩きたい! 旅したい! と思っていましたが、本書を読んでみると、実際にはたくさんの危険があり、驚きました。
淡々とした語り口の著者ですが、本当に旅とロバが好きでなければできない日々の積み重ねがあり、特にロバたちへの気持ちが深いことが、本作を通して伝わってきました。
一方で、ロバのほうは悲しい別れの際でも、意外にあっさりしていたり、気持ちが一方通行気味なところも面白かったです。
現在は日本を旅しているそうなので、私もどこかで出会えないか期待しつつ、これからも応援を続けたいと思います。 -
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ロバを連れて日本中を歩いて旅するお話。
時々Twitterで見かけてたロバのクサツネくんが可愛かったので買いました。
私もロバ飼いたい!!と強く思わせる本です。
P17の旅行前のクサツネと旅行後のクサツネの毛並みと筋肉の差がまるで別ロバのようで、旅行や労働って健康にいいんだなぁ、と実感。
途中で出会った鶴亀さんの飼いロバの名前が「ペリーヌ物語」にでてくるパリカール。
確かにあのアニメのパリカールは印象的だった。
見知らぬ旅人を泊めてくれる人が意外と多いことには少し驚きました。(ロバを連れているとはいえ)
ただ、無断で写真を撮られることも多かったそうなので、旅も楽しいことばかりではない -
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ネタバレイラン、トルコ、モロッコをロバと旅した記録。イランでは警察に急にロバと引き離されてしまうが、トルコではオスのソロツベ、モロッコではメスのスーコと、のんびり歩いて旅をする。土地の人の温かさと、旅の厳しさと、ロバのマイペースさと、なんとも味わい深かった。
チャイをご馳走して話をして仲良くなる、そんなイスラム圏の人たちの暮らしがとてもよい。
最後に書いてあった、SNSで別れたくない人と繋がっていられるようになった現代、人は別れるのが下手になったという言葉に胸をつかれた。千キロ以上一緒に旅をして愛着が湧いたロバも、現地で次の飼い主に渡して別れる。たまたま出会った人とロバが一緒に旅をして、別れるべき時に -
Posted by ブクログ
ロバのスーコと旅をするのはモロッコ、その前のトルコはロバのソロツベと旅をし、その前のイランで旅したロバには、名前はない。
ただ歩く旅ではなく、ロバと一緒に歩く。コロナ明けの2022年イランに舞い降りた著者は、現地でロバを買い、共に旅する。追い剥ぎにあったり、犬に襲われたり・・・完全に安全な旅ということではないが、多くの人たちの親切で旅を続ける。交通機関を使えば安全な旅ができるんだけど、路上を歩き、路上に寝る旅は、それが日本だってリスクがあるように、同じ程度にリスクを抱えながら旅を続ける。そんなリスクを抱えても、個性あるロバとの旅は楽しい。 -
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ロバと歩いて旅したい。新聞記者の職を辞し、「私」は旅に出た――。雌ロバ、スーコとの旅路で一躍話題を集めた著者が、朗らかなロバ達と歩いた日々、出会い、別れ、葛藤をしなやかに綴る。
すごい、こんな突拍子もないことを考えて実行まで移す人がいるのか~~。世界は広いなと思わざるを得ない。もうとてもじゃないけどいろんなリスクを考えて私にはできない。だからこそ他人事で面白いんだろうな。様々なトラブルがある中でもちょっとのんきに旅する人間とロバ。でもロバにしたら突然連れまわされ長距離歩かされて、可愛そうなのかもしれないと思ってしまった。死んでしまったり結構ショックな場面もあるし、単に面白かった!と消費していい -
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読書記録6.
『ロバのスーコと旅をする』
高田晃太郎 著
現在ロバのクサツネと共に日本国内を旅している著者さんのsnsを見て読みたくなった一冊(24年2月7日現在四国を進行中)
イランやトルコ、モロッコを歩いて旅する
しかもロバと共に歩いて
旅先で出会う人々やそれぞれの民族、宗教、地域や気候、住居など
よい部分もそうではない部分も含めて淡々と描かれている
共に歩くロバとの巡り合い
あたたかく迎え入れてくれる旅先の人々とのやりとりはこの著者さんのパーソナリティあってこそなのだと読みながら感じ入る
日本で現在進行中の旅もクサツネと著者様のご安全を願っています