高田晃太郎のレビュー一覧

  • ロバのクサツネと歩く日本

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    ヤギと暮らしてみたい私にとって、ロバと旅した日々を綴ったこの本には、楽しく、面白く、うらやましいエピソードが詰め込まれていた。ロバもいいなぁ。目がかわいい。耳もかわいい。
    行く先々での出会いは、この世界には考え方の様々な、たくさんの人が住んでいるという当たり前のことに気づかされる。
    そして、思った以上に寛容で親切な人がいることに安心もする。わたしもその中のひとりでいられるように、こころに余裕を持って生きたい。

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    2026年01月31日
  • ロバのスーコと旅をする

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    ネタバレ

    『ロバのクサツネと歩く日本』でロバにとても興味が湧いたので、高田さんの、最初のロバ旅の本も読んでみた。
    ところは中東なので、日本とはまるで事情が違うが、日本よりもロバがたくさんいる。というか、日本にはのほとんどロバがいないのだ。
    一つに、彼らがロバを飼うのは貧しいから。金持ちは自動車を使う。もう一つは道路が整備されておらず、車が通れない道が多いので、ロバを運搬に使うことだ。
    モロッコでは、オートバイに取って代わられるという記述も出てくる。

    中東ではロバは家畜なので名前をつけない。初め、高田さんもロバには名前をつけていない。初めて名前をつけたソロツベは、Twitterで名前を聞かれることが多く

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    2026年01月10日
  • ロバのクサツネと歩く日本

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    Twitterのタイムラインに流れてきたことがあって、クサツネのことは知っていた。今回、本を読んでみると、面白くてやめられなくなった。
    ロバと旅していると、一人旅よりは人に警戒されないこと、その土地の印象は、出会った人によってずいぶん変わってくることもわかった。各地を旅して景色や自然に見とれても、結局どこでも、出会うのは人間なのだ。
    知人を訪ねて泊めてもらうこともあるが、基本は野宿。好意で一晩泊めてくれる人もたくさんいる。乞われて、小学校や老人施設で、土地の人たちがロバと交流することもあった。クサツネのおかげで孤独を感じることもない、と作者は言う。
    この旅で出会った人の影響で、作者は海水から塩

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    2025年12月27日
  • ロバのクサツネと歩く日本

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    こんなにも読み終わりたくないと思った本は久しぶり。筆者と相棒クサツネと一緒に旅をしている気分になり、旅が終わりに向かうにつれて読むペースが落ちてしまった。読み終われば旅が終わってしまうと思うと寂しくて。でも最後にはまた新たな旅が始まる予感にワクワクした。Xでもずっと見ているけど本で読むと更に好きになる。

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    2025年12月21日
  • ロバのクサツネと歩く日本

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    ロバのスーコでロバのイメージが覆り クサツネで又新しいロバの魅力を教えてもらった クサツネは日本で生まれ育ったからなのか天性のものなのか なんだかとても人間くさい 牛には勿論ヤギにまで主導権を握られたり 朝日でひなたぼっこをする姿を想像するだけで愛おしくなる

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    2025年12月04日
  • ロバのクサツネと歩く日本

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    前作「ロバのスーコと旅をする」も楽しく読んだが、こちらは日本の旅。その土地を、景色を想像しながら読めた。
    荷物を背負って歩くことでロバのクサツネが一気に逞しくなったのにびっくり。表情も多彩になっていくのが微笑ましかった。
    いまは塩を作っていると思うけど、いつか行商に来たクサツネから塩を買いたいなあ。

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    2025年10月18日
  • ロバのクサツネと歩く日本

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    「ロバのスーコと旅をする」の著者が日本でもロバと共に
    歩き、日本を見直し、これからの人生を考える、旅行記。
    第一部 栃木⇒山口 第二部 福岡⇒香川
    第三部 兵庫⇒北海道

    相棒はロバのクサツネ(草常)。
    その名の通り常に草をモリモリ食べて、共に旅をする。
    歩くのは日本。
    終着点を決めずに気儘に歩く中に、分かってくるのは、
    ロバが多い海外とロバが珍しい日本との違い。
    人の反応、生活などの違いも分かってくる。
    移りゆく四季と自然、車や道、限界集落の現実なども。
    旅の途中での人との交流は、温かさもあれば困惑も有り。
    知るのは人の生き方、言葉に心、そして絆。
    「カヨとわたし」の内澤旬子さんとも会ってい

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    2025年10月12日
  • ロバのクサツネと歩く日本

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    読むときはグーグルマップストリートビューで場所を検索するのがおすすめ
    けっこう酷道だということもわかり、一緒に旅を味わえます

    以前、ヤギ飼いの内澤さんのサイン会で「クサツネが最近まで家にいたんです」と直接聞いていたので、その内容が本書に書かれていて嬉しかったです
    地元にもクサツネが来たんだと驚きもありました

    高田さんの文章が面白く、読んでいてクスクスっとしてしまします
    すっかりロバの虜になってしまった
    そして私も死ぬまでに行ってみたい場所が増えました

    最高に楽しめる本でした

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    2025年08月04日
  • ロバのスーコと旅をする

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    Xでずっと見ていたロバと旅する作者の本。時間がかかってしまったけれど読み出すとスルスルと読める文章で、リアルな旅なのに異国の地名や風景はまるで異世界のよう。童話のような世界だけど追い剥ぎにあったり銃を向けられたり波瀾万丈。けれどチャイに誘われたり家に呼ばれたり人の温かさも感じられる。読めば誰もがロバを好きになると思う。2頭のロバ、ソロツベ、スーコ、そして新たな相棒クサツネ。クサツネと日本を旅した『ロバのクサツネと歩く日本』が発売予定らしいので予約しよう。

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    2025年05月30日
  • ロバのスーコと旅をする

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    個人的な体験ですが、遠野のクィーンズメドウという所に4泊5日宿泊して、毎朝30分、ただただ、草をはむお馬さんのそばにいて、心癒され、すっかり魅了されました。
    ある日、Xのおすすめに、ロバのクサツネと旅する晃太郎さんのツイートが突然現れ、すぐに遠野のお馬さんを思い出しました。
    馬とロバは、たぶん全然違う生き物なのだろうけど、晃太郎さんの気持ちが、東京で暮らす私にも、すぐに想像できて、「いいなぁ!すてきだなぁ!」と思いました。
    そこから、もっと深掘りしたくて、この本に辿り着きました。すごく良かった…!!幸せな気持ちになれました。

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    2024年09月17日
  • ロバのスーコと旅をする

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    ネタバレ

    のどかな旅の記録だと思って読み始めたら、存外に過酷で驚かされた。なにしろいきなりロバが死ぬ。筆者が命の危機に晒されるのも一度や二度ではなく、時には雨風に心折られそうになりながら歩く。まるで修行僧のような姿に「自分には、こんな旅路は絶対に無理だ……」と恐れ戦く。

    それでいて、書き味はすっきりと読みやすい。

    筆者は「ロバほど感情に素直な生き物はいない」と言うが、わたしには筆者もまるでロバのようだと感じる。旅路の最中で、嫌なこと、苛立たしいこと、不快なこと、面白いこと、ありがたいこと、幸せなことに筆者は出会う。人の好意にも悪意にも晒される。そのひとつひとつに怒ったり喜んだりし、しかしあっけないほ

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    2024年04月06日
  • ロバのスーコと旅をする

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    SNSでロバと日本を旅されていることを知りました。失礼ながら、最初はバズることが目的なのかと思っていたのですが、本を発売するタイミングで鍵アカウントになったり、ポストの内容から、有名になることが目的ではなく、この方にとってはただ「ロバと旅をする」ことが当たり前なのだと感じました。
    この本にも、Twitterは昔でいえば旅先から手紙を書くようなものとあり、納得がいきました。
    SNSでもロバがかわいそうなど過剰な愛護の声がありますが、一緒に歩き荷物を運んでもらいお別れの時にはこの方なりの精一杯の愛情を感じました。毎日を共に生きるパートナーというロバと人間の本来の関係が描かれていると思います。

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    2023年12月29日
  • ロバのスーコと旅をする

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    ネタバレ

    コロナ前の話ではなかった!というところでまずびっくり。ロバのイメージがますます固くなる方向で、変わるわけでもないのにもびっくり。読んでてしんどくならない話の持っていき方が今風だなあ。

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    2023年11月01日
  • ロバのスーコと旅をする

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    ロバと共にあてのない放浪の旅へ。
    イラン、トルコ、モロッコでの、ロバとの出会いと別れ、
    人々との関わりを綴った、旅行記。
    ・はじめに
    第一部 イラン 第二部 トルコ 第三部 モロッコ
    ・おわりに

    スーコはモロッコで旅を共にしたメスのロバ。
    トルコではオスのソロツベ、イランでは名付けなかった。
    名付けたことで愛着が湧いてくる様子には、
    歩きたいという気持ちを与えてくれたロバの相棒感が増している。
    ロバと歩いたことで出会う、人の情けや助けとトラブルや危険。
    直に接するその国の厳しい事情、アフガニスタン人のこと。
    現地でのロバの実情にも触れている。
    ロバといつまでも歩いていたい。でも別れはやってく

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    2023年09月04日
  • ロバのスーコと旅をする

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    イラク、トルコ、モロッコをロバと旅する。
    都度パートナーは変わり、そのたびにその個性に翻弄される。旅の終わりには別れの寂しさも。
    にしても、トラブルはあれど、出会う人々の優しいこと。
    旅人をもてなす心が素敵だなと思う。
    様々な土地を訪ねてみたくなる。

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    2023年08月27日
  • ロバのクサツネと歩く日本

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    栃木から鹿児島、鹿児島から北海道を、ロバのクサツネと共に歩く旅。意味も目的も歩くことで形作られる。
    自分のことも他人のこともクサツネのことも美化し過ぎない文章が心地よい。だからこそ、ロバと歩くことができる社会っていいなと思わされる。

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    2026年01月25日
  • ロバのクサツネと歩く日本

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    高田晃太郎氏がロバの「クサツネ」と共に日本列島を1年2ヶ月かけて徒歩で縦断した旅の記録で、前作『ロバのスーコと旅をする』に続く紀行エッセイです。那須高原で50万円で購入したロバと、栃木から九州、四国を経由し北海道までを巡り、道中で出会った日本人の優しさや、日本の原風景、そしてロバならではの魅力と苦労を描き、平和や共同体のあり方を再認識させる内容です

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    2026年01月14日
  • ロバのクサツネと歩く日本

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    前作に続いての、ロバとの旅行記です。今度は日本国内を巡る旅で、海外の波瀾万丈な感じや、ロバとの別れはなく、穏やかな日本の美しい風景、出会っ人たちとの交流がメインになっています。

    前作では、海外の人が、旅人とロバに対して優しくてびっくりしました。
    日々の貧しい暮らしや、信じる宗教から、旅人に優しくするのかな?と考えましたが、今作を読んで日本人も、本当に優しい人たちばかりで驚かされました。

    小説のように、出会った人々を深く掘り下げるわけではなく、淡々とした描写は相変わらずです。
    ただ、著者が出会った人への感謝や、ロバのクサツネを愛する気持ち、将来の展望(ロバと暮らしながら行商する)がよく伝わっ

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    2026年01月03日
  • ロバのスーコと旅をする

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    ロバのことがとても良く分かった!

    拳銃を突き付けられたり警察に何回も聴取されたり村人にずっと監視されたり宗教や政治・社会情勢が日本と全くちがって、私なら直ぐに諦めて帰国しそうな危険で面倒な場面も乗り越えていく感じが、頭いー人なんだなぁと感心した。

    そのお国の事情を敏感に察して、誰に対しても思い遣りの気持ちがあり、素直な感想がシュールで笑えた。

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    2026年01月03日
  • ロバのスーコと旅をする

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    読んでいる内に、ロバたちに愛着が湧いてきました。特に、ソロツベの自由奔放さには笑いと親しみを感じました。遊牧生活に少し憧れはありますが、想像以上に現実は大変なのだろうということが窺えました。

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    2025年12月20日