宮田純也のレビュー一覧
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教育に関するあらゆる基礎知識が簡単かつい一冊で理解できる本。明治維新からGIGAスクールまで、寺子屋からモンテッソーリまで、法律(文科省の方針)から現場の工夫まで、生徒の親から教育ビジネスに関わる人まで、とにかく多角的かつ客観的に網羅されている。この業界に関わる人なら読んでおくべき一冊なんだろう。この本で学べる知識をベースにして語らないと、説得力もないし、方向性を間違えることにもなりそう。「社会のあり方が変わっているのだから、教育も変わらなければ人を育てられない。」「コンテンツベースから、コンピテンシーベースへ」「社会や学校の課題が複雑化している以上、学校だけでは解決できない」など。「教育ビジ
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ネタバレ教育業界に携わるものとして、また2児の父として教育を考えるために手にとった。
VUCA時代ともいわれ、これまでの常識が通用しづらい中、教育をどのように実施するか、受けるか興味深く読んだ。
本書は学校教育を中心に、放課後スクールや塾業界、またそれらと密接にかかわる受験教育、STEAM教育、オンライン教育がテーマとして語られている。
その中でも可処分時間の取り合い、マイクロラーニングの需要拡大は確かにと思える分であった。
小学校1~3年、中学校、高校と全く楽しくなかったか生活を送ってきた自分にとって、今は選択肢がたくさんある良い時代だなと感じる。
ただ選択肢が多いからこそ、自分自身の価値観や目 -
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ネタバレ## 引用と感想
### エドテック市場規模は拡大していく
> 実際に世界のEdTech市場規模は2019年の17兆円から2025年には38兆円に達し、国内では2000億円から3200億円に増加するという試算が出ています。ちなみにEdTechとはEducationTechnologyを掛け合わせた言葉で、その名の通り、テクノロジーを用いて教育活動を向上させる製品やサービスを指します。(p39)
教員が忙しすぎる。残業は多く、人手不足だ。テクノロジー導入で解決できる部分は大きいだろうが、その手間すら出にくい感じかもしれない。
### ステークホルダーが多すぎて改革が難しい
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<目次>
第1章 人生100年時代で何が変わるのか
第2章 長寿という贈り物
第3章 学校・仕事・退職後引退生活という人生モデルはこれからどうなるのか?
第4章 機械化・AI後の働き方とは?
第5章 お金で買えない物って?
第6章 自分の可能性を広げる
第7章 人生の選択肢の多様化
第8章 これからの自分の時間の使い方
第9章 未来の人間関係
第10章 未来に向けて前進する
<内容>
『LIFE SHIFT』の高校生版。内容にあまり新しさはない。モデルとなっている3世代も日本ではどうなのか?というか「日本では…」という冠がもはや古いのかも知れない。