ヨシアキのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
前巻では巨大害獣に対しイルカ達は有効打を与えられていると思っていたのだけど、全然そんな事なかったわ…
むしろこちらの攻撃は全く通じないのに、相手の攻撃は好き放題に通じているという最悪に等しい状況だ…
それだけに状況を変える一手として飛び出したダスキンやローテンションを旨とするキヨハルが縦横無尽に暴れ始める様子は頼りがいが有ったよ
いや、それでもダスキンが巨大害獣ならぬ巨大怪獣になるシーンには度肝を抜かれたけども。スミレってダスキンの力を奪い取ったと初期は認識していたけど、そうではなく強大過ぎる力を共有しているが基本的にはスミレに所有権が有るという感じなんだろうか?
破壊規模は大き過ぎるがダスキンが優勢に事を運んでいた
だから気が抜けるようなあの一瞬、ローテンションなキヨハルが大慌てになったのはそれだけ不味い事態に直面していたからで
でも、だからってたった一撃であそこまでの破壊を作れてしまうものなんだ…。どうやらあれも破壊砲のようだし、改めてスミレが持つ力の凶悪さを見せつけられたような気がしたよ……
ただし、本当に凶悪だったのはスミレの中に眠る別の存在だね
エイリアンは何処から来て何処へ去ったのか、何故スミレは力を得たのか?その答えの一端のような破壊に次ぐ破壊でしたよ……
31話で描かれたように人類側が受けた傷はあまりに大きい。それだけに傷の原因となった破壊の原因や理由が何だったのか誰もが知りたがる
けれど、誰も状況を理解できていないというのが厄介だね。それでいて真実を知る者は登場しても真実を語らないのだから厄介さは度を超えている
ハヅキの「私達はいった何と戦っていたんですか?」との問いはこちらこそ知りたい話ですよ
他方で騒動の中心人物たるスミレの荒れっぷりが酷い…
元々彼女って正義感で戦っていたわけではなく、高い給金に釣られた金欲や誰かを助けたい平凡な救助欲で戦っていたようなものだった。スミレからすれば自分がトリガーとなる形で大災害が起きた状況は耐え難い
そんな彼女に対するアヤカの慰めはかなりの荒療治ではあったけど、この状況を経ても本質的には死にたくないと欲しているスミレが何をしたいのかという点を問い直させるものとはなっていたね
スミレは本人が思う以上に何も知らなかったし知ろうとしていなかった。そして皆を守れる力が有るのに力を恐れて中途半端にしか使いこなして居なかった
大き過ぎる破壊という罪を経た上で自分を「市ヶ谷スミレ」と名乗る彼女はようやくアイデンティティを定められたように思えるよ
さておき気になってしまうスミレの中身。それに迫るため室長は外道の所業をしてみせたね……
味方を騙して毒殺した上で対話出来るか不明なエイリアンとコンタクトを取ろうだなんてイカれている
なのに、それだけの事をして得られた情報は極僅か。エイリアンの口振りから推測できる部分はあるものの、判る事情なんて無い。ただ、スミレは変わらずスミレとして存在できると確認できた程度か
いわばこれからどうなろうとスミレ自身が何かしらの選択をしなければならない状況
と、スミレが自身を見つめ直すタイミングでとんでもない存在が登場したね。てか、第一話にて描かれたあの一枚絵ってネタ絵じゃなかったんだ…。てか、名字が阿良波々岐ってつまりはそういう事か…
2人の高次元ジャケット持ちが邂逅した。これはどう考えてもまともな事になりそうに無いね…… -
購入済み
あっちの怪獣嫌いには刺さるかも
主人公が俗っぽくて卑近なのが個人的にヒット。
自分は漫画の某怪獣を初回で期待し数話後に切った人間ですがこの作品は今のところいい感じです。
まあこっちはおっさんじゃなくて少女が主人公ですけど。
現実と非現実のバランスがいい感じで取れてるので今後ジャンプ的な展開に流れていかないよう願ってます。 -
購入済み
設定や展開に真新しさは無いが
今後の展開に期待させる描き方が秀逸!
第1巻としてはとても良い出来! 早く二巻が
読みたいです!
作者さん、実はセクシー表現好きな人かも。 -
購入済み
ほんとに面白い
マンガワンで連載開始時から読んでるけど面白すぎて買っちゃった
エイリアンに改造されて半害獣?にされてしまった女の子の話
害獣駆除の組織に所属してこれからどうなってくのか楽しみ
絵がうまくて害獣のデザインも個性的で好きです -
Posted by ブクログ
筋肉隆々としたアツコはファーストインパクトが強すぎたせいでその方面でイメージが固まっていた部分が有ったんだけど、戦闘を通して色々と彼女のイメージは変わったなぁ
まず、英雄と呼ばれる事を嫌悪しながら精神性は英雄のそれとなっているし、他者への破壊を躊躇わず他者から破壊される事もないというイメージは攻防の中で引っ繰り返された。何よりもスミレとの戦闘は彼女の理性的な面が押し出されたものと見えたよ
スミレは使いこなせない力を無理やり振り回している。対してアツコは完全にコントロールされた力を適度に放出している
あと、改めて言及するまでも無い事だけど、スミレとアツコの実力はあまりに隔絶している
だからスミレはアツコと対面すれば教えを請う者と成る。まあ、あの衝撃的な登場から穏やかな筋肉老女となったアツコの姿は本当にギャップがあったんだけどさ…
いわば人目を避ける形で始められたアツコとスミレの対談。それはスミレがこれまで目を向けてこなかったり、知らなかった方面への知識を充足させるもの
アツコは自身の目的を「世界平和」と語るけど、スミレとの対話はその一環、スミレを次代の平和守護に任ぜようとするものに思えたよ。まずは手始めに給料で縛られている点を話してスミレの目を覚まさせ、その上でスミレにはその優しさや思い遣りに拠って世界やコハルと向き合うように諭しているような
特にアツコが語る裏側の話として衝撃的だったのはエイリアンの真実か。作品冒頭で語られた戦争の前提を当然のように信じていたから、この辺はかなり衝撃的だったな
エイリアンが地球を滅茶苦茶にしたのではなく、エイリアンに成ろうとした人類が地球を滅茶苦茶にしてエイリアンに助けられた。だとしたら、今のスミレの力を巡る各陣営の軋轢は当時における人間の汚さや欲深さが今も続いていると示唆するものと成るね
だから今もスミレを狙う者達が蠢動しているのは何の驚きもなく
アツコが敵ではないと知れたのは良かったけど、いわば次代の守護者と言えるスミレとコハルが揃い、敵方に何だか嫌な予感をさせる人物が紛れている点を考えると、どうにも不吉な展開を予感させるのだけど……