ヘイミシュ・マクレイのレビュー一覧
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
2050年。
今から四半世紀後の世界は。
人口が減る国、増える国。
ヨーロッパ、ロシア、中国は人口が減り、国の成長は次第にとまる。
一方で、アフリカやインドでは人口が増えていく。
国は発展し、生活レベルも向上。
しかしインフラの問題や、
気候変動の影響でどうなるのか。
高齢者の国、日本は。
他国のように移民を受け入れることはせず、
日本人同士でお互い助け合う。
内向きで穏やかな国になっていく。
日本はより日本らしくなる。
私たちの生活は、
どんなふうに変化していくんでしょうねえ。
スマホがなかった時代だって、
そんなに昔じゃない。
今、思いつきもしないものが
四半世紀後の私たちにとっ -
-
Posted by ブクログ
ネタバレそうなるかもしれないし、ならないかもしれないっていう話。
当たる当たらないを抜きにしても、日本に居ると普段あまりニュースも入って来ない南アメリカやアフリカの情勢含めて、全世界的な30年後を予想しているだけでも興味深かった。
中国とインド。
p. 264
イエール大学ロースクール教授のダニエル・マルコヴィッツは、2019年の著書「能力主義の罠』で、エリート内の熾烈な競争が上位1%とそれ以外の人たちの格差が広がっている原因であるとして、強く批判している。
「「能力』は偽善と化し、偽りの偶像になりさがっている。……憎悪と分断を生むカースト制だ。新たな上流階級だと言ってもいい」
p -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2050年の世界の政治経済予想。
テック系の予想本とは違い、あまり突拍子もない話は出てこず、現在の延長線上という感じ
・英語を話す国(英米のみならず、ナイジェリアやインドも含む)の覇権が続く
・アジアの時代が来る。インドがその中心になる。中国は高齢化にともない穏やかになっていく。日本は内向きのまま、移民を受け入れたりすることもなく豊かではあるが静かな社会を維持する。
・ロシアは今の長い国境線を維持できず、シベリア地方を手放すことになる
・インターネット(SNS)について:「考えを発信するスキルに長けている人があまりにも多い一方で、その考えの価値を見きわめられない人があまりにも多い」