ガブリエル・ブレアのレビュー一覧

  • 射精責任

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    全ての男性(自分の身体を守るという意味で女性にも)に読んで欲しい本。著者がブロガーなだけあってとても読みやすいです。
    自分の子供にも必ず読ませたい。この本がムーブメントとなって、男性が女性を守る運動や法整備が進めば良いのにと思います。

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    2025年08月28日
  • 射精責任

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    日本でも、保健体育の副教本にしてほしいくらいの内容。
    こういうのは、大人になってからじゃ遅い。自分の性欲に対して利益がないと判断すれば呑み込まなくなるから。

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    2025年05月27日
  • 射精責任

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    タイトルと表紙から
    かなり強いフェミニスト思想の本なのかと
    恐る恐る読んでみたけれど
    とてもとてもシンプルな主張を分かりやすく書いてあり
    読みやすかった。
    老若男女1度読んでみればいいと思う

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    2024年11月09日
  • 射精責任

    匿名

    購入済み

    男性が読むべき

    女性の苦しみは当たり前のこととして受け入れられている一方で、男性がいかに自分たちの楽しみを優先しているか改めて気付かされた。

    #タメになる

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    2024年10月27日
  • 射精責任

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    題名も刺激的だし、中身もかなり過激と感じる方もいるかもしれない。しかし、極めて正論だと感じた。
    アメリカで中絶手術は合法か否かが長いこと政治的な争点とされてきた。日本でも、あまり話題にはなってないが、経口中絶薬を認めるとか認めないとか、署名運動も起こっていたのも記憶している。中絶の前に、妊娠があり、その原因となる行為がある。
    引用すると、「セックスをするから望まない妊娠をするのではありません。望まない妊娠は、男性が無責任に射精をした場合にのみ起きるのです」まぁ、この無責任というのがどういう場合か、多くの人は想像できるだろうと思うけど、まさに、目から鱗。中絶の是非の論争を、まずは妊娠のスタート地

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    2024年06月19日
  • 射精責任

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    女性であれば誰でもが納得し、男性であれば理解する場合も反発する場合も結局同じこと。何も変わらないような気がする。要するに責任回避に向かうのだ。だけどそれではダメだ。と、本書はインパクトのあるレイアウトで非常に分かりやすく、問題定義「望まない妊娠のすべてが男性の射精にある」についてこれでもかと主張。本当にその通りです。

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    2024年04月22日
  • 射精責任

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    中絶問題の論点を転換させる挑戦的な書籍。
    中絶の是非を問う前に望まない妊娠を防ぐことに力点を求めるべきである。首肯であるし、男性である自分はこれからどのように振る舞うかを試されている。  

    と同時にこのテーマに対して議論できる人が周囲にどの程度いるのか、もっと具体的には本書を手に取った男性ははどの程度いるのだろうか。この本を勧めることができる人がイメージできないなというのが少しもの悲しい。

    男性が射精して卵子が受精することで懐妊すると事実は変わらないのに、視点を変えることで今までの女性責任偏重の空気を打開するきっかけを与えてくれる。ものごとをや言説を鵜呑みにするのでなく多角的に見直すという

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    2024年04月21日
  • 射精責任

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    SNSで話題になってるのを見てたけど、これはかなりショッキング。ほんとにごもっともすぎて、納得でしかなかった。どんなに頑張ってもどんなに遊んでても女性は妊娠できないし、なんでこんなに備えねばならぬのだ。タイトルのインパクトと各トピックの見せ方がすごいけど、ちゃんと内容も目が覚めるものだった。

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    2024年04月15日
  • 射精責任

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    インパクトのある表紙、タイトル。
    でも決して気を衒ったものではなく、
    今までの望まない妊娠に伴う真逆の視点を、
    28の短く読みやすい章構成で、
    繰り返し分かりやすく説いてくれている。

    望まない妊娠に伴う報道を見る度に
    「ところで〈原因〉のはずの男はどこに?」と
    モヤモヤしていた気持ちを、
    筆者が言語化してくれた。

    中学生高校生で、必修科目にしてほしい。
    そうすれば、男女がお互いを思い合えるし、
    身体も心も傷ついて人生を狂わされる人を減らすことができるはず。

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    2024年01月28日
  • 射精責任

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    著者のブレアさんは、アメリカのモルモン教徒。6児の母でもある。
    確かモルモン教は、中絶はしないと言う教えだったはずだが、恐らく望まない妊娠もあったのだろう。
    そしてアメリカでは人工中絶を法律で許すのか(プロチョイス)、許さないのか(プロライフ)で、世論を二分している。プロライフの方は、胎児の代弁者として、中絶は命を不当に奪っていると主張し、キリスト教福音派に多い。(かのセクハラ、歩く生殖器みたいなドナXX・XXンプ氏がこれを主張しているのは、悪い冗談のような気がする)

    ここでブレアさんが言うのは、中絶賛成・反対の議論が出てくる前に、望まない妊娠をどうするかと言う本質的な話しがあるべきだと。そ

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    2024年01月23日
  • 射精責任

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    哲学的、倫理的、政治的に女性のみに焦点が置かれ続けてきた。そもそも男性の射精がなければこの議論は発端しないのに。当たり前だが、全く当たり前で無い状況がずっと続いている。
    そして、妊娠は痛いし、辛いし、危ないし、一生ものだし、人生をかける必要があるし、金もかかる。それが男性は逃げやすく、女性はどのような選択をするにせよ一生ついて回る。不平等の極み。

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    2023年11月27日
  • 射精責任

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    この痛烈なタイトル。
    本の内容はこの一言で語りつくされると言ってもよかろう。
    しかしこの本は、繰り返し繰り返し、
    このテーマを深堀している。
    我々男性にとっては耳の痛い話、気づいていない話ばかりだ。

    と書きつつ、私は比較的気づいていたほうだと思う。
    それは、妻が気が強い、はっきりものを言える女性だったからかと。
    女性がどういうものか、否応なしに気づかされた。
    この本に書かれている何割かは、身をもって理解できていた。

    しかし、初めて気づかされたこともある。
    それは、「セックスが男性のオーガズムで終わる」
    という不公平さだ。
    そういうものだ、と思い込んでいた。
    たしかに、女性が先にオーガズムに

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    2023年11月21日
  • 射精責任

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    発売前から「射精責任」のタイトルと訳者が村井理子さんと知り、読むのを楽しみにしていた

    インパクトのある赤い表紙、目に飛び込んでくる「射精責任」の文字で装丁もカッコいい!

    読むやすい文字の大きさ、28の提言に分かれている
    (文字が見にくいお年頃にはありがたい)

    ・セックスをするから望まない妊娠をするのでは
     ありません。
    ・望まない妊娠は男性が無責任に射精をした場合に
     のみ起きるのです。

    気持ち良いくらいバサバサと切り込んでいるが、決して男性を非難していない

    他の方の感想にあったように性教育のバイブルにしてほしいくらいの本

    性教育は人権教育だから
    幼児期から(自分の心と体を大切にす

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    2023年10月20日
  • 射精責任

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    すごく当たり前の事なのだけれどこれまで誰も言ってこなかったことをちゃんと言うのが凄い本。
    射精責任ではあるけど、主題は中絶かな。
    ラディカル・フェミニズム入門的な感じだなぁと。
    そういう意味ではアンドレア・ドウォーキンのポルノグラフィなどの方が、理論としては深い感じはする。
    ライトに読めるのでみんな読むべし。


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    2023年10月02日
  • 射精責任

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    そもそも論から始めませんか?

    やっぱり性教育ってもっと必要だと思わざるを得ないんだよなぁ、ダメなのかなぁ
    寝た子を起こすなとか性に奔放になるとか言うけどこういうけど知識や情報が少ない中でファンタジーな作り物こそが正しいのだ。となんの疑いもなく性交渉が行われ続け、そのせいで望まない妊娠や中絶がこれからも繰り返されるかもしれないと考えると、げんなりする

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    2025年04月15日
  • 射精責任

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    「すべての望まない妊娠の"原因"は、すべて男性にある。」の根拠がたくさん述べられている本。望まない妊娠の"責任"は男女共にあるけど、"原因"はすべて男性にある、というのはびっくりしたけど納得できた!妊娠の成立には男女の存在が不可欠なのに、中絶の議論ではなぜか(?)透明化される男性。中絶を減らすためには中絶を禁止するのではなく、望まない妊娠を減らすこと、そのためには男性の射精責任が問われること。当たり前のことなはずなのにこのヘルジャパンではなかなか理解されない感覚だよね...この本がたくさんの人に読まれますように。

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    2025年03月30日
  • 射精責任

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    短めにまとまった章の積み重ねで一冊が構成されている
    読みやすさに反して、データの裏付けの調査や論考・論文がしっかり参照として付属されている
    データを遡って、根拠を辿りたい人の好奇心にも応えてくれる
    生理痛の薬よりもバイアグラの研究が優先されるこの世界に生きる全て女性と、「女性と男性では見える世界がまるで違う」と気がついた男性に読んでほしい

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    2025年03月13日
  • 射精責任

    Posted by ブクログ

    センセーショナルなタイトルだが、著者が訴えていることはごく当たり前のことだ。
    これは全ての男性達と、この事実に気付かない女性達に向けた本である。

    以下引用。

    “オバマケア(医療保健制度改革法)
    では、雇用主に対し避妊具や避妊薬の全額保険適用を義務づけていたが、トランプ政権はそれを撤廃した。”

    “北米では、4人に1人の女性が、一生のうちに一度は性的暴行を経験すると言われています。とある研究では30%から35%の男性が、法的に逃げ切ることができるのであればレイプすると認めています。イギリスで2万2千人の女性を対象とした調査では、51%が、寝ているあいだにパートナーにセックスをされたり、性的行

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    2025年01月22日
  • 射精責任

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    このタイトルだけでも、よくぞ言ってくれたって感じ。内容も頷くばかりだった。特に男性たちに読んで欲しい

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    2024年10月11日
  • 射精責任

    Posted by ブクログ

    望まない妊娠や中絶の議論をするとき、その中に男性がまったく入っていないのはなぜなのか。議論の出発点を再定義する。

    個人的にずっと疑問に思っていたことがある。時々トイレやコインロッカーに生まれてすぐの嬰児が遺棄される事件、大抵は亡くなってしまい、殺人死体遺棄事件になるけれども、その時に罪に問われるのはなぜか女性だけだということだ。だって普通は子どもは一人では作れないから、関係者がもう一人いるってことでしょう?その人はなぜ何のお咎めもなく済むのかしら?
    望まない妊娠や中絶問題の延長上にあるこの疑問の答えのようなものが見つかるかな、と思って読みました。

    著者がこの本を書いた動機は、中絶の禁止は違

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    2024年09月02日