エミリー・グラヴェットのレビュー一覧

  • ぼくが消えないうちに

    Posted by ブクログ

    本を開くとそこには、想像と現実が混合した世界が広がっていた。面白いのは、この物語のほとんどが登場人物である「人間のこども」ではなく、その子どもが造り出した「見えないお友だち(イマジナリーフレンド)」の視点で描かれているということ。
    それゆえに、忘れ去られてしまうことへの恐怖や悲しみが鮮明に描かれている。

    大人になるにつれ、忘れ去られていく存在…トイ・ストーリーに登場するおもちゃたちにもつながるものがある。
    違うのは、形あるものか否かという点。
    トイ・ストーリーでは、おもちゃを幼い子どもに譲り渡すという描写がでてくる。
    そして、この物語でも、イマジナリーフレンドが新たに選んだ子どものもとへ行く

    0
    2024年03月07日
  • ぼくが消えないうちに

    Posted by ブクログ

    アニメ映画の原作ということで、何気に手にして数ページ読んでみて、初っ端から衝撃の状況に…。
    どうなるか、全く想像できないという点では、すごい小説です。といっても、読み終わったら、まぁ、そうなるな、という感じでしたが。
    子どもの想像力は素晴らしいということはわかっているけども、『見えないおともだち』を子どもに紹介されたら、私も動揺するし、アマンダのママのように、あたかもラジャーが存在するかのように、オヤツやご飯を準備することは、多分出来ないと思う。

    0
    2023年12月23日
  • ぼくが消えないうちに

    Posted by ブクログ

    今冬に公開映画『屋根裏のラジャー』の原作という事で気になって読んだ。

    アマンダの見えないお友達(イマジナリーフレンド)のラジャー。ラジャーはある時、アマンダと離れ離れになってしまってアマンダを探すことに。

    忘れられて消えかかる危機、見えない友達を食べる男に追われるというスリリングな展開。主人公の母も子供の頃にイマジナリーフレンドがいた事を思い出すというのも印象的だった。

    大人になるにつれて忘れられてしまうというのは少し切ないけれど読んでいると想像力の豊かな子どもになった気分だった。

    0
    2023年08月19日
  • ぼくが消えないうちに

    Posted by ブクログ

    ここ最近本を読んでて思うこと。イマジナリーフレンドというジャンルのもの、結構多いもんだな、と。こちらもイマジナリーフレンドもの。最初はあんまりかなぁと思っていたけど、後半はなかなかよかったです。

    0
    2021年09月21日
  • ぼくが消えないうちに

    Posted by ブクログ

    アマンダは想像力抜群の女の子。
    他の人には「見えない友達」ラジャーと出会い、親友になる。
    ラジャーはアマンダが作り出した空想の男の子、という事はアマンダ自身もお母さんも理解してくれてるし(お母さんも昔は見えない友達がいた)、学校の友達も「アマンダがまた変な事言ってる」的に知られている。

    けれど、見えない友達がいる事を嗅ぎつけて、見えない友達を狙う謎の男バンティング氏が現れた。恐ろしい見えない友達の黒髪の少女を連れて…

    クリスティーナ・ロセッティの「思い出」の詩の後、
    アマンダの死んでしまったラジャーの心情が綴られ、
    物語ははじまる。









    アマンダとラジャー、どちらが主人公と思

    0
    2017年08月26日