【感想・ネタバレ】ぼくが消えないうちにのレビュー

あらすじ

ラジャーは、アマンダが想像してつくり出した親友だ。 ふたりはいつも一緒に、楽しい時間をすごしていた。 しかしある日突然、アマンダがいなくなり、ラジャーはひとりぼっちになってしまう。 アマンダに忘れられると、ラジャーはこの世から消えてしまうというのに。 さらに、子どもたちの想像力を盗む、不気味な男もあらわれて…。 大切な友だちを探すため、ラジャーの旅がはじまった…! 愛と友情、喪失の物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

後半部分、ハラハラドキドキ、スリル満点で想像の世界にどっぷり浸かることができました。

挿絵も物語の内容と同等に、素晴らしかったです。

映画化された理由が分かります。子供はもちろん、大人も楽しめる良書です。

年を重ねても想像する気持ちを絶やさずにいたい、そんな風に感じました。

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2023年12月21日

Posted by ブクログ

『屋根裏のラジャー』の原作ってことで読んでみました。現実と想像が交錯してほどよく怖いザ・児童書って感じの王道の児童書で、挿絵も気の利いた入り方で大変よかった。相当アニメ映画向きの原作と感じましたが、映画のPV観たら結構改変加えてるっぽいのがどう転ぶだろうか。

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

そうぞう力のある子どもがみえて、アマンダとラジャーがなかよくなりそうなとき、バンディングはみえないおともだちをすくうところが見どころです。

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2019年02月16日

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「ひみつの友だち」ものは、それだけでワンジャンルできるほどたくさんあるけど、ひみつの友だち視点で書かれたものというのはついぞ読んだことがない。そういう意味ではほんとに奇想天外。

しかもよく正体のわからない男とそのひみつの友だちも出てくるし(これがまたこわい!)頭のなかにいっぱい「?」が飛び交って、最後も謎が解けたような解けないようななんだけど、しまいにはジーーーーン。

この本は、完全に大人視点で読んだな~。ママのリジーがいいんだよね。クラスメートのママが、娘がひみつの友だちが見えると言い出したとたんうろたえて精神科に連れていくところが茶化して描いてあるけど、親になったらそういうふうになってしまう人はたくさんいる。子どもがオタクでも引きこもっても、ずっと「大丈夫」と信じて待つのはなかなかむずかしいことなのだ。

なんかいっぱい暗喩めいたものが込められていて、ちょっと読んだ人と語り合いたい感じがした。

あ、それからエミリー・グラヴェットの挿絵がほんとにいい。これは愛蔵版になりそう。ページの下隅の小鳥さんはいったい何者? いろいろ気になるなー。

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2017年06月05日

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「見えないお友だち」の物語。
想像力豊かなアマンダとアマンダのつくりだしたラジャー。ふたりは大の親友だったけど、ある日アマンダが事故にあって、ラジャーはどんどんうすくなっていってしまう。見えないラジャーの風変わりな冒険譚。

想像力豊かな子どもがつくりだす「見えないお友だち」がでてくる作品はおおいけれど、「見えないお友だち」の方が主人公のものはめずらしい。ファンタジーを交えて想像力あふれる子どもの世界を描く一方で「見えないお友だち」を信じない子や親たちも描いている。ラジャーの存在を信じてくれるアマンダのママがとてもいい。おめでたいただのハッピーエンドじゃない終わり方もすき。わりとコミカルな語り口なのに、しっかりと表現するところはしていて読みやすいのに深い。それに、エミリー・グラヴェットさんの挿絵が物語を本当に引き立てていてとてもいい。

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2017年05月25日

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子どもの想像力が創り出したもの
すごい!
イギリスの作者
そして、挿絵がいいなあ
何度も見返したよ
ドキドキさせられたよ

あまり期待せず読み始めたけれど引き込まれてしまった

私にもいたのかなあ
想像力貧弱だったからショボいともだちだったかも

≪ 想像は 儚く消えて 今になり ≫

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2017年02月24日

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ハッピーエンド。
だけど少し悲しくなる。余韻がなかなか抜けなかった。
他の人には見えない空想のお友だち。
大人にはなりたくないなぁ(T_T)

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2016年12月28日

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ラジャーはアマンダが想像力で生み出した男の子。親友のふたりは夏休み中、冒険をして遊んでいた。ところが、アマンダの家にバンティングという派手なアロハシャツの男が訪ねてきてからふたりに恐ろしいことが起こり始める。「見えないお友だち」をめぐる勇気と冒険と友情の物語。

バンティング氏と女の子がとても怖かった。挿絵も不気味で怖さに拍車がかかる。アマンダの想像力はあらゆる場所を冒険の場に変えてしまう素晴らしいものだと感心した。そしてアマンダのお母さんが素敵。見えなくてもラジャーの存在を受け入れ、アマンダの好きなように冒険させてくれる。児童文学の子どもの冒険は親の存在が希薄なことが多いけれど、アマンダのお母さんはすべてを受け入れ、子どもの味方で居てくれる最高のお母さん。こんな大人になりたいと思った。

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2024年12月04日

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映画「屋根裏のラジャー」を見たので、原作訳本を読んでみました。

映画と原作はだいぶ感じが違います。

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2024年04月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子どもの頃、見えないお友達がいましたか?
アマンダは想像力が豊かな女の子。ある日、洋服ダンスから現れたラジャーという少年と友達になる。母には見えてない。が、ラジャーをいるものとして扱ってくれた。
2人は楽しく過ごすが、ある日奇妙な男が訪ねてくる。後ろには黒髪の不気味な女の子がいた。アマンダにはその子が見えた。そして、その子はラジャーを見つめていた。その後起こる恐ろしい出来事の数々、私が小さい時にこれを読んだらきっと怖くて読むのをやめてしまうかも。たとえ子ども向けでもホラーが苦手だから。
でも、リジーがレイゾウコを思い出した時、奇跡が起きる(。•ᴗ•。)♡レイゾウコが幸せな気分で最後の仕事を終えられて本当によかった。
アマンダとラジャーの幸せな時がいつか終わってもきっとラジャーはアマンダを忘れないだろうな。アマンダのママも素敵。
小学中学年~高学年くらいの子に読んで欲しい。
「めざめれば魔女」とかハリポタの吸魂鬼を思い出す作品。

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2024年03月26日

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ラジャーはアマンダが想像してつくりだした親友。
いつも一緒の二人ですが、ラジャーを残して、アマンダがいなくなってしまいます。
イマジナリーフレンドのラジャーがアマンダを探す冒険譚です。

児童文学にしては怖いお話でした。イラストもなんだか怖い。でも惹きつけられる。子どもはこわい話が好きですから、これは夢中になりそうだと思いました。
レイゾウコの最期にしんみりしました。

小学校3年生くらいから読めそうです。

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2024年02月03日

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映画を観た後に、さらに理解を深めたく思い購入しました。本書は子どものうちに出会えたら新しい可能性が開けるような作品ではないでしょうか。大人の私は懐かしいアルバムを開いて眺めていたらいつの間にかその中に入り込んでいて、横から見ている様な気持ちで読んだように思います。落ち着いた文章ながら展開は非常にスリリングでどうなる事かと手に汗握りながら読む事になります。映画を観ていても「原作ではどうなるのだろう」と楽しむ事ができました。
ここからは映画の感想ですが、映画なりに変更や脚色があったものの、かなり原作に忠実に真摯に作られた作品なのだと原作を読むことで知る事ができました。

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2024年01月20日

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見えないお友だち…その存在を信じている子の想像の中に存在している。
けど、お互いに信じているし、見えないお友だち自身が自我を持っている。
今までに読んだことの無いジャンルでした。

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2022年06月16日

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見えないお友だち
空想好きの子どもなら、一緒に遊んでる

そういうお話しかと思ったら、
悪いやつに追いかけられたり、ドキドキの場面も。

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2017年11月07日

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"The Imaginary" 原書にて
設定が面白いし、最後の展開も映画っぽくてぐいぐい読める。
カッコ書きが少し多くて、ストーリーテラーが話しかけてくる感じがわずらわしい。
読み聞かせてる大人が存在主張してくるみたいな。ストーリーに集中したい派には向かない演出かな。

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2024年12月30日

Posted by ブクログ

アニメ映画の原作ということで、何気に手にして数ページ読んでみて、初っ端から衝撃の状況に…。
どうなるか、全く想像できないという点では、すごい小説です。といっても、読み終わったら、まぁ、そうなるな、という感じでしたが。
子どもの想像力は素晴らしいということはわかっているけども、『見えないおともだち』を子どもに紹介されたら、私も動揺するし、アマンダのママのように、あたかもラジャーが存在するかのように、オヤツやご飯を準備することは、多分出来ないと思う。

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2023年12月23日

Posted by ブクログ

今冬に公開映画『屋根裏のラジャー』の原作という事で気になって読んだ。

アマンダの見えないお友達(イマジナリーフレンド)のラジャー。ラジャーはある時、アマンダと離れ離れになってしまってアマンダを探すことに。

忘れられて消えかかる危機、見えない友達を食べる男に追われるというスリリングな展開。主人公の母も子供の頃にイマジナリーフレンドがいた事を思い出すというのも印象的だった。

大人になるにつれて忘れられてしまうというのは少し切ないけれど読んでいると想像力の豊かな子どもになった気分だった。

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2023年08月19日

Posted by ブクログ

ここ最近本を読んでて思うこと。イマジナリーフレンドというジャンルのもの、結構多いもんだな、と。こちらもイマジナリーフレンドもの。最初はあんまりかなぁと思っていたけど、後半はなかなかよかったです。

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2021年09月21日

Posted by ブクログ

アマンダは想像力抜群の女の子。
他の人には「見えない友達」ラジャーと出会い、親友になる。
ラジャーはアマンダが作り出した空想の男の子、という事はアマンダ自身もお母さんも理解してくれてるし(お母さんも昔は見えない友達がいた)、学校の友達も「アマンダがまた変な事言ってる」的に知られている。

けれど、見えない友達がいる事を嗅ぎつけて、見えない友達を狙う謎の男バンティング氏が現れた。恐ろしい見えない友達の黒髪の少女を連れて…

クリスティーナ・ロセッティの「思い出」の詩の後、
アマンダの死んでしまったラジャーの心情が綴られ、
物語ははじまる。





















アマンダとラジャー、どちらが主人公と思って読むのか、どちらも主人公だな。

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2017年08月26日

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