ニシダのレビュー一覧

  • 不器用で【電子版特典付き】
    情景描写や人間心理の細やかな表現に驚きました
    …ニシダさんのキャラクターを知った上で読むと
    そのギャップにより楽しめる小説だと思います。

    『焼け石』が本当に良かった。
  • 不器用で【電子版特典付き】
    お笑い芸人としてのニシダさんが好きなので読んでみた。

    風景、心理、人間関係など全体的にグロテスクな描写が上手だなと思った。
    それと、色々な視点からの侘び寂びを言語化するのが上手だなと思った。

    どの話も、じっとりと湿っぽい空気感で展開されるのが好きだった。
    手放しのハッピーエンドで終わる話は少ない...続きを読む
  • 不器用で【電子版特典付き】
    芸人さんの本だと思って読んだら本当に面白くて予想以上でした。
    どの話もタイトルどおり不器用で人間くさくてだからこそどこか共感できて愛すべき人物たちが浮かんできます。
    表現や言い回しが巧みで、すらすらと読み進めました。
    クズ男と言われているけど、こんなに言葉使いが上手だからヒモになったりするほど女の子...続きを読む
  • 不器用で【電子版特典付き】
    末恐ろしい才能を感じた。
    圧倒的表現力と、予想ができない物語の展開。マジで天才だと思うし、いずれ何かの純文学の賞を取るだろう。

    五話からなる短編集だが、どの話もめちゃくちゃ面白かった。
    ジュニアさんが絶賛した理由がわかる。

    ———あらすじ(公式より)———

    鬱屈した日常を送るすべての人に突き刺...続きを読む
  • 不器用で【電子版特典付き】
    ニシダ本人が好きだから気になってたけど、noteで公開してるあらすじを読んでみて、買うって決めました。^_^

    私が短編集ばっかり読んじゃうのには、腹八分目の食事がいちばん心地いいってやつと同じで。
    短編集の中でも印象が薄い話って必ず出てくるんだけど、この本はそれがなかった。結構自分好みだったんだと...続きを読む
  • 不器用で【電子版特典付き】
    卑屈な主人公たち、でもすごくリアルで愛着がわく。ねっとり余韻の残る短編集。
    めっちゃ面白かった。

    ニシダすごい〜
  • 不器用で【電子版特典付き】
    小説の1ページ目をめくる瞬間というのは幾つになってもワクワクするものだ。それは新しい世界の扉を開ける行為であり、それだけで小説を読むという行為の20%ぐらいは達成してると言ってもいい。ニシダがX(旧Twitter)上で行っている「架空小説書き出し」というコンテンツはその1ページ目という要素を抽出した...続きを読む
  • 不器用で【電子版特典付き】

    ラストの焦燥感!

    日常で感じるちょっとしたことがたくさん散りばめられている小説。
  • 不器用で【電子版特典付き】
    ラランドのニシダの初著書。短編集。
    センスを感じる。俺センスあるだろ感を感じさせない文章なのも良い。読みやすいし、他人に言えない自分の闇深な部分もそうそうあるあるという塩梅に言語化してくれている。結構好きかもしれない、ニシダの文章というか小説。
  • 不器用で【電子版特典付き】
    まだ遺影しか読んでいないが、めちゃくちゃ良い。描写がリアルで引き込まれる。主人公の微妙な感情の肉体的な表現がすごい。昔のことをいろいろ思い出してしまった。

    追記
    ララチューンのパワプロ胸糞ニシダを見た後、
    焼け石を読んだが、あの胸糞ニシダとこの焼け石を描いた人間が同一人物とは思えない。
    ゲスの極み...続きを読む
  • 不器用で【電子版特典付き】
    ニシダが好きだから読んだ短編集。

    普通思いつかない設定の話が多い。
    ストーリーは暗いけど、情景の説明が美しい。
  • 不器用で【電子版特典付き】
    昨年からラランドのことが好きになり、そのタイミングでニシダが執筆した短編集がまとまった「不器用で」が発売された。僕はとても嬉しく、本書を読むのを楽しみしていたファンである。
    本書を読んだ感想としてニシダは比喩表現が他の作家さんとは違うなと感じた。そこが非常によく言葉巧みであった。また、情景を丁寧に説...続きを読む
  • 書きしごと。
    トム・ブラウン布川さんのがぶっ飛びまくってて最高だった。まさに彼らのネタそのもののようだ。
    1冊本を書いて欲しいと思った。

    ラランドニシダ氏のはさすがの一言。ご自身もかなりの読書家と知ってましたが、発達障害について考えさせられる内容。人の個性とはなんなのか。深い話でした。

    上記の二つが秀逸すぎた...続きを読む
  • 不器用で【電子版特典付き】
    ラランドが好きで買った一冊。
    5つにわたる短編集で、情景描写ともに心理描写も細かくリアルで物語に没入しやすかった。
    ニシダは何冊も小説を読んでることから表現方法のレパートリーが多く、YouTubeやラジオを聴くと表面上は芸人としてのフランクやユーモアはありつつも、根は根暗で小難しそうな性格、笑という...続きを読む
  • 書きしごと。
    M-1に向けて読んだ。それぞれの作風が本人たちの人物像をより膨らませる材料になっている。イメージを裏切られたのは、ニシダ、石橋あたりだろうか。
  • 不器用で【電子版特典付き】
    ニシダさんが好きだから読んでみた。
    ニシダさんは頭が良いから難しい文章なのかと思っていたけれど、とても読みやすくてサクサクと読むことができた。
    中でもアクアリウムが1番好きだった。自信はないのにプライドが高い彼。本当は自分が一番下の存在だって気付いている。けれど、そんな自分に病名を付けてもらったり、...続きを読む
  • 不器用で【電子版特典付き】
    おもしろかった。文章がとても上手だった。ぼくの好きな細かい描写。本を読んでいることを忘れるような没頭感。
    最近はほぼ毎日ラランドに触れている。ご飯中はララチューン、歩行中は月の兎。何で好きなのかはまだ言語化出来ていないけれど、ラランドが好きだ。
    どの立場で言ってるんだと思うけれど、ニシダさんは本当に...続きを読む
  • 不器用で【電子版特典付き】
    日常がこんな解像度で見えてるのか。ニシダやばし。

    今まで実用書とか自己啓発本の類くらいしか本を読んでこなかった。表現力や日常を切り取る描写力みたいなものが希薄でコンプレックスだった。小説を読んでもっと文字を浴びたいと思ったことはなかった。そう思わせてくれたニシダ先生ありがとう。
  • 不器用で【電子版特典付き】
    ラランド・ニシダの初の小説集ということで若干舐めてかかってしまったけど、収録されている5篇とも私小説的な人間臭さと文章としての読みやすさを兼ね備えていて、大変素晴らしかったです(「テトロドトキシン」が特に好き)。これは間違いなく「文才」というやつなのでは。
  • 不器用で【電子版特典付き】
    芸人、ラランドニシダさんの短編集。
    描写が繊細でワードセンスの良さが際立ってた。女性主人公の物語もあったけど、共感できる程、心理描写もうまい。ニシダさんの独特な表現力、世界観に引き込まれてあっという間に読み終えちゃいました。