山上やすおのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世界の有名美術をめぐる紙面ツアーにようこそ!
添乗員として80ヵ国、50の美術館を案内した著者による、
海外11館(教会などを含む)と日本の2館の紹介は、
旅行日程まであって、まさに美術旅行の如し。
・はじめに ・本書の旅の楽しみ方
第一部 世界の有名美術をめぐる旅
第二部 日本の有名美術をめぐる旅
Column有り。
・おわりに
旅先と紹介する美術の情報をサラッと紹介。
日程表には簡易に観光ポイントとグルメやレストランの情報。
そして巡るのが以下の都市。
1日目 フランス・パリ 2日目 イタリア・フィレンツェ
3日目 オランダ・ハーグ 4日目 ノルウェー・オスロ
5日目 イギリス・ロンドン 6日目 オーストリア・ウィーン
7日目 バチカン市国 8日目 ロシア・サンクトペテルブルク
9日目 フランス・パリ 10日目 アメリカ・ニューヨーク
11日目 スペイン・マドリード
12日目 東京都・上野 13日目 島根県・安来市
アート初心者の同行者と美術オタク添乗員との
ボケとツッコミの遣り取りの中に、その作品がある場所を
メインに、歴史と美術史、その作品と収蔵されている
名のある美術作品についての解説、エピソードなどが
ピンポイントで織り込まれている。
「死ぬまでに観に行きたい世界の超絶美術を1冊でめぐる旅」の
前書。行ったことのある美術館と鑑賞したことがある作品が
多く紹介されていて、或いは鑑賞したい作品もあり、
興味深く愉しめました。美術鑑賞の入門編とも云える内容です。
現在は国際情勢の影響で行けないエルミタージュ美術館。
「ダンスII」の衝撃でマティスの作品に興味を持ったのが
懐かしい。でも館内が広過ぎて鑑賞するのが大変だったなぁ。
トレチャコフ美術館の「見知らぬ女」も印象的でした。
足立美術館の横山大観コレクションはその数に圧倒!
ルーブル美術館がストで休館となり、
代わりにオルセー美術館へ行けたのも思い出になっています。
それらを振り返ることができてワクワクしました。 -
Posted by ブクログ
世界の超絶美術をめぐる紙面ツアーにようこそ!
添乗員として85ヵ国、約60の美術館を案内した著者による、
海外11館(教会などを含む)と日本の2館の紹介は、
旅行日程まであって、まさに美術旅行の如し。
・はじめに
第一部 世界の超絶美術をめぐる旅
第二部 日本の超絶美術をめぐる旅
Column有り。
・おわりに
旅先と紹介する美術の情報をサラッと紹介。
日程表には簡易に観光ポイントとグルメやレストランの情報。
そして巡るのが以下の都市。
1日目 イタリア・ミラノ 2日目 ベルギー・ヘント
3日目 ドイツ・ドレスデン 4日目 チェコ・プラハ
5日目 スウェーデン・ストックホルム
6日目 アメリカ・シカゴ 7日目 フランス・パリ
8日目 スイス・バーゼル 9日目 メキシコ・メキシコシティ
10日目台湾・台北 11日目 アラブ首長国連邦・アブダビ
12日目 京都府・京都市 13日目 千葉県・千葉市
アート初心者?の同行者とアート専門の添乗員との
ボケとツッコミの遣り取りの中に、その作品がある場所と
理由、関連する作品、美術史、世界史、作家の情報や
エピソードなどがピンポイントで織り込まれている。
ルネサンス、ロココ、印象派、ダダ、アメリカン・シーン、
メキシコ壁画運動などの簡易な紹介があるのも有難い。
「最後の晩餐」の鑑賞時間は15分。
「システィーナの聖母」の天使から連想されるのはサイゼリヤ。
スーラの時代に傘が流行した理由。
オペラ座天井画でのシャガールの苦悩と紆余曲折。
イスラム美術は、文字・幾何学・植物の要素。色にも意味が。
また、コラムも興味深い。
オペラ座の屋上での養蜂や寺院の襖絵めぐりの誘いなど。
なかなか面白い仕上がりで楽しめました。
前書も読んでみようかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界の有名美術館を巡る二人の会話形式になっていて、プッと笑える表現もあって面白かったです。
●ゴッホのひまわり7枚紹介
●フェルメールの作品は世界に30数点しかない
●印象派という言葉はモネの『印象•日の出』から始まった(当時酷評された作品)
⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅好きなフレーズ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅ ⑅
ひまわりの形もちょっと現実にはないような粗野な描かれ方だったり、筆違いにしても乱暴にも見えるくらい筆跡が目に見えてわかる部分があったり。つまり、目の前にあるひまわりそのものではなく、「ゴッホ」というフィルターを通したひまわりが描かれているというイメージでしょうか。 -
Posted by ブクログ
楽しみに待っていた続編(?)。このシリーズ、日本の美術館や博物館バージョンでもやってくれないかな。日本の美術館も2館入っていて、その内、千葉のホキ美術館、とても行ってみたくなった。近くにあるのに知らなかった。絵画だけではなく、建物にも圧倒されそうだ。
イタリアに始まり、千葉で終わる本作。どの国も面白く、可能ならば全部行きたい。
オペラ座の天井画が昔は別の絵だったのに、シャガールの絵に変わったのはそういう訳だったのか...とか、フリーダが、なぜ女性を滅多刺しにした絵に「ちょっとした刺し傷」なんて文字を入れたのか等背景が分かって、より楽しい。
筆者のトーク力と美術知識は留まるところを知らない。あれだけ絵の背景や画家の生い立ちが頭に入っていれば、美術鑑賞のときにもっと楽しめるのにな。残念ながら、忘れてしまうからなぁ。
観たことのなかった絵とも出会えた。カイユボットの「パリの通り、雨」。これが気に入ってしまった。雨は嫌いだし、色だって明るい色を使って書いている訳ではない。けれど、なんとなく通りの人たちが暖かい表情をしているように感じられる。
……シカゴ美術館、今までノーマークだったが、全体的に好みの絵が多そうで、行ってみたい。 -
Posted by ブクログ
タイトル通り、添乗員さんと一緒に世界の美術館を巡っている気分になれる本。
13日間で世界の都市を巡る構成になっているけど、今まで訪れたのは11カ所。まだ行けていないのは、オランダのマウリッツハイス美術館とノルウェーのムンク。これはなかなかハードルが高い。
今年、大阪に「真珠の耳飾りの少女」がやってくるらしいので、是非観に行きたい!これで、オランダは観たことにしちゃおうか。
有名美術の紹介だけでなく、それぞれの締めくくりにはその街の芸術を満喫できるスケジュールが載っている。これを読む度に、旅行に行きたいスイッチが押されてしまった。ワクワクする楽しい読書だった♪ -
Posted by ブクログ
ネタバレスペインで各種絵画に触れたことをきっかけにアートについて学ぶ中で読書。各国の位置付けなども言及されてて面白い
メモ
・フランスは国が決めた美を育てる学校を創立
・古典を良しとする考え方はヨーロッパ中に広がる
・モナリザは輪郭を描かない、絵具をぼかして描くスフマートのはしり
・ドラクロワの民衆を導く自由の女神の女性は自由の擬人化
・世界は神が作りたもうたが、オランダはオランダ人が作った
・北欧神話 巨人ユミル 滅びの美学を描いた物語
・絵画の主題のヒエラルキー
宗教や神話をテーマにした歴史画
肖像画、風俗画、風景画、静物画
・オーストリアはハプスブルクが愛し暮らした都
ハプスブルク家が音楽を愛した
・聖ペテロのお墓があったのがバチカン市国
サンピエトロとは聖ペテロ
・ゴッホは自画像を37枚も描いている
・印象派は後進のアメリカに大量に買われたことで、逆にフランスで何評価を高めることに
・ステンドグラスの存在価値は字の読めない人に神の教えを伝えること
・15世紀のルネサンス以降、人間らしさが重視されるように
・心を自由に遊ばせた状態で描く絵画こそ真の絵画だ!という作風がシュルレアリスム
・プラド美術館は国王フェルナンド7世によって設立された
・快楽の園、扉を閉じると天地創造時の地球に
・東京国立博物館は日本のトップ
・フェノロサによる日本画の特徴
写真のような写実を追わない
陰影がない
輪郭線がある
色調が濃厚でない
表現が簡潔である
・近代日本画とは、明治時代以降の日本画
西洋が入ってきても緩やかなバージョンアップ
・日本庭園ランキングで足立美術館が日本一