徳成旨亮のレビュー一覧

  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    ファイナンス、経営戦略、IR、アカウンティング等、経営の基礎知識がわかりやすく網羅されている。
    アニマルスピリッツやFP&Aの重要性が言及されているところが白眉。
    企画の入門書として最適だと思う。

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    2025年03月14日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    50歳を超えて、これまでの自分の仕事の領域を広げたいと思い、IT finance の領域をカバーするニッチな製品群の会社に移ってみて、ファイナンス領域とITを繋げる人ってなかなかいないなと思いつつ日々奮闘する中で手に取った本。

    この本では、筆者の徳成旨亮氏の経験知と知識が混ざり合って濃縮されたビジネスマン向けの良書でした。
    CFOが相対するのは、株主であり、株主からいかに支持を集めるか、その為に必要な様々な活動が体験談として語られていましたが、個人的に気になったのは、2章にあった「「サプライズのない経営」で資本コストを下げる」や、第3章の「米国のCFOは「経営スリートップ」の一員」のところ。

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    2025年03月04日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    2025年1冊目、とても分かりやすく面白かった!いろんな人におすすめしたい良書。CFOに対するイメージが変わっただけでなく、日本経済や自分のキャリアに関する考えが変わって、頑張ろうと前向きになれた一冊。すごく頭がよく、説明が上手なんだろうなということが文章から伝わってきた

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    2025年02月09日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    CFOは守りの要であり、攻めの起点である。
    金庫番的な思考を綺麗に書き換えることができた。
    ダイバーシティ、ESG・・と一見受動的になりがちな観点も、自社起点の攻めの視点で取り組むことで世界が変わる。
    それを担うのがCスイートの一角を担うCFO。

    ◆CFOの在り方
    ・CFOはCEOの最大の批判者であり、最大の支援者
    ・CFOは会社の健全性を守る最後の砦
    ・CFOは社内外のステークホルダーに対する最良のスポークスマン

    ◆CFOは資本市場と社内の結節役、会社のスポークスマンとして自社に関するあらゆる質問に答えられる準備と覚悟を要する。

    ◆自社の資本コストは直接聞く。
    投資家からの回答は(MU

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    2025年01月15日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    面白かった。勉強にもなったし、良い本。
    アニマルスピリッツ→実現したいことに対する非合理的なまでの期待と熱量。
    足りない所は勉強していきたい。

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    2024年09月03日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    これまでの「金庫番的な」経理から、「アニマルスピリッツ」を持った経理になることが、企業の成長に大切であることが強調されていて、ビジネスパーソンとしての熱い思いが社会を変えていく言動りょになることを改めて実感しました!

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    2024年08月24日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    最近読んだ中で一番面白かったです!
    コーポレートに関わる人であれば大変参考になると思いますし、読みやすい本です。

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    2024年07月23日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    アニマルスピリットが社会を動かす
    アニマルスピリッツ指数

    株主以外のステークホルダーは債権者

    株主資本コスト= リスクフレート+β×市場リスクプレミアム

    PBR= ROE×PER
    PER= 1/(r-g) r:資本コスト、g:期待利益成長率

    rはサプライズのない経営
    →株主コミュニケーション、業績見通しの安定、守りのESG(ESGでサプライズなし)
    gは非連続な成長を導く投資、人材育成、攻めのサステナなどバランスシート思考

    海外はCEO CFO COOの鼎立経営、日本は文鎮型

    リスクアペタイト

    コダックと富士フイルム
    →コダックも正解。配当と自社株買いで株主に還元し、次世代へと

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    2024年07月20日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    CFO思考
    CFOとは何かを感じることが出来る一冊
    著者の的確な企業に関する分析や経験に基づく考え方は深い学びがある
    アニマルスピリッツ

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    2024年04月07日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    購入済み

    勉強になる

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    2023年11月18日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    ・MUFGフィナンシャルグループとニコンのCFO
    ・機関投資家との対話(アクティビティスト対応)
    ・資本コストの考え方(ROE 8%と資本コストの関係性、PBR1倍との相関)

    ・CFOの網羅すべきタスクの多さ

    ・アニマルスピリッツの重要性

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    2023年09月20日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    今のところ今年一番面白かった。
    CFOの仕事はまさに金庫番というイメージだったが、もっと広範で重要性が高いものであるということがよく理解できた。一方で、日本企業では筆者のようなCFOがマイノリティだとすれば、どうやって育てていくのか?育ちにくい環境だとすれば日本企業におけるCFOのあり方とはどういうものなのか?という疑問も出てきた。
    コーポレートガバナンスコードの舞台裏の話や、モルガン・スタンレーへの出資の話など、ワクワクしながら読むことができたし、PBRを上げるための方策などもよく理解することができた。

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    2023年09月19日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    CFOの役割は財務会計にとどまらず、IRSRやSDGsなど投資家との窓口も務めるなど、足元のCFO職のあり方につき経験者として解説された本。うまくいった人だから言える内容とも取れるが、経営の仕事に携わりたい人は参考になろう。

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    2025年06月30日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    こういう実用書を社会人として初めて読んだけど、面白かったし、分かりやすかった。
    AIが進化して経理の仕事はどんどんスリム化していくけど、その中でも人間にしかできないこと=「アニマルスピリッツの発揮」ということは胸に刻んで働きいていきたい。視野が狭くなりがちな会社員生活だけれど、ルールに縛られずむしろその有効活用に創意工夫を凝らして、目的意識を持って主体的なアクションを起こすという志は、自分に約束し続けたいなあ。

    自分の価値を最大限に高める、そのための努力をしようと改めて思わされた、!

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    2025年06月24日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    CFOは、欧米においては、CEO、COOと並ぶCスイートの一角。
    日本では、まだまだ財務担当役員。

    本当のCFOは、戦略と財務の両面を理解し、
    CEOの最大の批判者かつ理解者として
    企業価値の最大化のために尽力する。
    日本の財務担当役員は、金庫番のイメージが強い。

    経理、予算、税務、財務、は全て
    企業価値につながる。

    税務も、ルールに従うだけではなく、
    コントロールしうるものである。

    また、MAや融資に消極的であると、
    投資銀行や銀行が、自社に対して良い提案を
    持ってきてくれなくなる。

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    2025年06月15日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    実際に日本の大企業でCF Oを務めている人が書籍を出すこと自体がそこまで多くないので貴重に思われた。あまり語られることのない、日本の大企業のおけるCFOの業務を包み隠さず伝えてくれていることも有り難かった。
    また私個人的にはアクティビストや海外の投資家に対応する話が聞けたので、そこも面白かった。
    CFOに必要とされるスキルセットのリストも一つの目安となるため今後のキャリアのためにも良かった。

    後日、YouTubeに上がっていた著者が本書について語る動画を観て、その立ち振る舞いからより信頼のできる方だという印象がました。

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    2025年03月07日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    2025年4冊目
    日本経済の直面する課題を日系企業の経営者のマインドセットから指摘する。
    徳成さんの大変豊富な経験を持っての見解はとても説得力があり、ビジネスマンの必読書だと思います。
    現代人のが抱える日本人の国民性を超えて、本来持っているアニマルスピリッツを発揮する経営者が増えれば停滞感のある日本経済に光が現れるのかもしれない。
    ただ、それは経営陣だけの問題ではなく、それらを執行する一従業員も持つべきマインドセットであり、それが目の前の生活を豊かにしてくれる一つの選択肢なのかもしれない。

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    2025年02月11日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    日本企業の「資本コスト」はおおよそ8%。
    ROEが8%以上から株価が右肩上がりになり、ROE10%ではPBRは2倍になる傾向にある。これは日本企業に投資する国内外の投資家の期待リターンが8%あたりにあり、ROEがそれを超えると株価が反応するから。

    「金庫番思考」と「CFO思考」の違い

    「金庫番思考」=その組織の運営が滞らないのうに資金繰りに目を光らせるのが役割
    「CFO思考」=資金や資本の管理者であると同時に配分者。現在のCFOは資本のアロケーションを株主に説明し、理解を得る必要がある。

    IR評価が各セクターで3位以内の企業は4位以下の企業に比して約0.5%、1位の企業は0.8%資本コス

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    2025年01月13日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    グローバル視点でのCFOという職業について

    前提:⁠海外投資家にとって、日本企業は魅力のある選択肢ではない。

    日本企業にはアニマルスピリッツが欠けている。アニマルスピリッツとは、非合理なまでの熱意である。

    日本企業はよくも悪くも事なかれ主義。永続することが第一の目的になっているが資本主義においては、利益を追求し、株主に利益を還元することが最も大事である。なぜならば株主は企業の一番のリスクを負っているから。

    CFOは唯一CFOに物言える立場でり、ブレーキとアクセルを上手に使いこなさなければならない。

    CFOは社内外に対して経営の説明責任を負う。

    従来の金庫番としてのCFOからの脱却が

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    2024年08月25日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

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    今の日本企業に足りないのはアニマルスピリッツ。Cスイートの役割分担や欧米企業との比較等、著者の実経験を基に解説された書籍。最終的には精神論かと思いつつも勉強になった。

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    2024年07月25日