徳成旨亮のレビュー一覧

  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    アニマルスピリッツ「実現したいことに対する非合理的なまでの期待と熱意」を賭けるに値するストーリーを描いているか。意思決定しているか。リスクを取っているか。

    CFOに限らず、CxOが果たす役割は何か。
    ガツンと来た。

    0
    2024年03月18日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    CFO思考とは冷徹な計算とパッションをもちあわせることと理解した。そして若い世代がCFOを目指すために必要なことや、その仕事の面白みについて紹介されており、視野が広がった感じがした。

    欧米の資本主義では淘汰されるべきは淘汰されて代謝あがってるけど、日本はそうなっていない。

    かといって欧米に従ったところで勝算が低いのでいかに日本流でこれから投資家に評価してもらい成長企業になるか、それに必要なアニマルスピリッツ。

    個人的にこれを読んだ率直な感想としてはCFOになりたい!とは思わなかったが、(そもそもの自分の興味のベクトルがwell beingとかなので違いそうかも、あとカバーする範囲が広くそ

    0
    2024年03月04日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    体系的にファイナンスについて書かれてある良書。多少専門的な用語も使われてはいるが、分かりやすく説明もされており、日本経済・基本企業の事例も詰まっていて非常に読みやすかった。CFOと書いてはいるが、全ビジネスマンに必読の書だと思う。

    0
    2024年02月25日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    言葉としてあまり好きではないが、アニマルスピリッツの欠落はその通りと思うし、記載されているCFO思考が必要と思う。一方で、実業から離れた勘違いコメンテーターを作り出しそうな懸念もあり、もっと実業視点があった方が良いと思った。

    0
    2024年01月20日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    日本復活のためには「アニマルスピリッツ」、すなわち「実現したいことに対する非合理なまでの期待と熱意」が必須。
    そして、アニマルスピリッツの発揮には「金庫番思考」から脱した「CFO思考」が求められる。
    経済学者の言論に「机上の空論」と感じることは多々あるが、現役CFOの言葉は重みが違った。
    安全性を重視する日本的な金庫番思考「だけ」では成長はないという主張であって、単なる欧米礼讃本ではなく、事務系若手ビジネスパーソンは読んでおいて損はない。
    ただ「金融資本主義」は絶対善ではなく、現時点での所与の条件に過ぎないと思う。

    0
    2023年12月31日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    CFOという言葉が一人歩きするなかでそのあるべきを定義している。求められるレベルは高いなと改めて思う。実務的な内容ではなく概念的な本です。

    0
    2023年12月11日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    日本企業の経理、財務系で働いている人や人事の人などはぜひ一度読むべきだと思った。
    お金の管理や決算書をつくるだけが経理の仕事
    ではない。企業の保全を第一に考える金庫番思考ではなく、経営企画や戦略、IRなどへの影響も考えながら仕事をするCFO思考を持つことで価値のある人材になれる。
    CFO思考に必要なのはアニマルスピリッツという
    実現したいことに対する非合理的なまでの期待と熱意である。
    ようはどれだけ本気で仕事に臨めているかが大事だと思うし、そういう人を1人でも増やしていければ日本企業もまた成長していけると思った。

    リスクアペタイトという考え方が面白かった。
    アペタイト=食欲
    リスクに対する食

    0
    2023年12月09日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    金庫番思考とCFO思考を対比しながら、目指すべきCFO像を示してくれる一冊。アニマルスピリッツを持って、CFOを目指したい。

    0
    2023年11月03日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    最近では珍しい、元気でバランス感覚のあるアツいおっちゃんという印象

    言う通りで、何事も熱い思いを持って前向きに進めないとつまらないし、強い思いが合理性を打ち破ることがあるのは事実

    それを、CFOとして一定の評価を得ている筆者が推奨している点は説得力、納得感がある

    ただ、非合理なまでのパッションを持つ一方で、目指す最終目的は「企業価値向上」に置いているあたり、現代資本主義のど真ん中とも言え、どこか冷めた目で見てしまう自分がいたのも事実

    0
    2023年11月01日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    従前の国内CFOの役割に対する問題提起。ケインズの「アニマルスピリット」という視点が面白い。三菱UFJ FG CFO、米国銀行CEO、ニコンCFOとして卓越した実績を残された著者ならでのは提言が光る。資産運用会社から求められるCFO機能、マクロ経済からのCFO機能、事業会社としてのCFO機能、海外と日本とのCFO役割相違からの分析など、切り口が網羅的かつ俯瞰的で非常に参考になる。本書にも書かれているとおり米国だとCスイートとしてCEO/COO/CFOは三本柱だが、「伊藤レポート」以降だいぶ状況は変わったとはいえ、日本だと財務経理部門トップくらいの立ち位置がまだまだ多い。本書の有意義な提言を生か

    0
    2023年09月11日
  • CFO思考―――日本企業最大の「欠落」とその処方箋

    Posted by ブクログ

    CFOは金庫番的なものと認識していたが、仕事の領域が多岐にわたり、CEOと同レベルで会社を動のだと知ることができた。CFOはリスクアペタイトであるべきで、可能な範囲でリスクテイクを後押しする立場でもあるというのが強く印象に残った。

    0
    2024年06月14日