水庭れんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレハッピーエンドではないかもしれないが、読み終わって、清々しい気持ちになった
3人の小中学生が主人公
崩れかけた家庭の中で悩む真面目な少女
ボーイスカウトで出会った少女は、全く空気が読めず、人の輪に入ることができない
全く異なるタイプの2人はいつしか惹かれあうが、親の過ちにより残酷な因果があることが分かる
スナメリの座礁に遭遇した少年
その場である美しい少女と出会う
少年は親に捨てられ、クラスメイトからも馬鹿にされながらバイトをしながら一生懸命生きている
少年は少女に恋するが、ここにも残酷な因果がある
学校に通わずに毎日オンラインゲームして過ごす少年
ゲーム内で1人の少年と出会う
2人はいつしかリアルに会いたいと思うようになる
そして2人が会った時、運命の道が開かれる
3人ともに魅力的な主人公だった
この作者の人物の描き方は優しさと厳しさが上手く交あわされている
この作者の他の作品を読んでみたい -
Posted by ブクログ
うるうの朝顔という不思議な花を咲かせる種を持つ青年と、呼ばれて?導かれてなのか出てくる人達にその種を分け、不思議な体験をするお話です。
出てくる人達は心に靄がかかって前に進めず悩んでいる人達。
そんな人達がうるうの朝顔と出会い、過去のズレを正し、前に進める…
主人公の凪もどこかなにか影を落としている雰囲気。
最終的に凪の今までの人達との物語との話が朝顔の蔦のように絡まり、うるうの朝顔の謎や、凪の抱えているものと向き合います。
ズレって少しのうちなら修復できるけど、もう後になるとどうにもならなくなりますよね。
この作品では沢山の素敵な言葉を読みました。
・自分の事以上に、誰かのことをたくさん喋るでしょ。それは、やさしいからだと思う。
やさしい人ほど言葉は遠回りをして、嵩張っていく気がする。
・「居場所って要するに人のことじゃないかって思うことがあるんだよ。実はみんな他人の中に居場所を持ってんじゃないかって」
そうかもしれない。だから、誰かの居場所を奪うのもいつも人なんだ。自分の中だけに居場所があれば、きっとみんなもっと幸せに生きていける。
・生きていくには、何かひとつでも大切な秘密を抱えておきなさい。その秘密と同じくらい大切な人が出来た時、それを分け合いなさい。
・人が屈むのは大抵、大事なものを拾う時じゃないか。今はそんなことを思っている。 -
匿名
4姉妹猫のお話し
4姉妹猫のそれぞれのお話が4話載っていました。めい子とシュトレンのお話にはホロリと来ました。兄弟がテーマのほのぼのしたお話しで4匹の猫ちゃんたちそれぞれ癒されます。個人的にはシュトレンが1番好きです。
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Posted by ブクログ
ネタバレひかるの東京での経験が
血肉になったからこそ
春作に寄り添い救うことが出来たのかなと。
同郷でそのまま過ごしていたら
もっと強引な方法で春作を立ち直らせようとしてたんじゃないかなと想像して。
ひかるの辛かった経験が、未来のひかるの幸せに繋がればいいなと願う。
と、願ってしまうのは三雲に申し訳ない気持ちがしてしまうけど、今や未来は生きている人のためのものだから、ごめんよ三雲(ᴗ_ ᴗ。)
追記
ノートにまとめていて気付いたこと。
ひかるは元カレにこう言われた
愛されたいだけで 自分が愛することに無頓着だろ
でも子供の頃からひかるは春作を目でおっていて
ひかるの目は春作を愛していたし
春作と三雲を守るためにアパートを買ったのは春作を愛する覚悟を決めたんだなって感じた。
なんか色々思い返してまとめてたら、凄いいい話だったなと思ったので星の数増やします。 -
Posted by ブクログ
いつまでも子どもの心を忘れないピーターパンの皆様こんにちは✩.*˚
「右から二番目の星」とはネバーランドへの道しるべを意味するんですね✩.*˚
みなさんは 子どもの頃、早く大人になりたかったですか?
大人になる怖さはありませんでしたか?
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プロローグ
右から二番目の星「永遠の子どもでいられる【子供の土地】」で、飛び方を忘れてしまった子どもが「変わりの子ども」を連れてくることを命じられ
、地上にある「大人の土地」に降ろされた。
「大人になりたくない。」そんな素質を持った子どもを連れさるために。
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御伽噺のようなプロローグですが、
本編は3人の少年少女が
夏休みに不思議な出会いと 苦い経験をし
少し大人になる物語でした。
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青森
小学五年生の理沙
真面目な性格の理沙。大人からの評判は良いが 学校では「いい子ちゃん」と揶揄されている。家庭内では 父の不倫が発覚し 両親の仲がぎくしゃく。理沙の唯一の楽しみはボーイスカウトだった。
自分の真面目さが思う存分発揮出来るボーイスカウトに 環という美少女が体験入部してくる。何一つまともに出来ない環に懐かれる理沙。やがて二人の距離が近づいてきた頃、二人は思いもよらない事態に巻き込まれ…。
大人の「嫌な部分」をどうにか自分の中で処理しようとする理沙の姿が健気で切ない。
熊本
中学二年生の海璃は、年金で暮らす祖母と二人暮し。生活の足しにと新聞配達をする毎日。ある日、浜辺に打ち上げられた大量のスナメリを見に海へと自転車を走らせた海璃。そこで、標準語を話す可憐な少女と出会う。助けられた一頭のスナメリは水族館に保護され、少女は毎日 水槽の外から見守る。海璃は少女に会うために自転車で水族館へ通う。海璃が初めて抱いた少女への想い。そして、夏休み最終日に少女から打ち明けられた衝撃的な真実…。
どんな場面に直面しても「諦めることはもう慣れた」という海璃の言葉が胸にささって痛いです。
埼玉
小学六年生の大成。一日の大半を部屋でゲームをすることに費やす毎日。オンラインゲームで知り合った「颯太」と「ラビちゃん」だけが唯一の友達。ゲームに勝っても負けても「楽しい」と純真な颯太に心が救われる大成。ある日 自分たちがゲームでコテンパンにやられた動画がSNSに上がっているのを見つける。その日から颯太の様子がおかしくなり始め…。
現実社会と バーチャルの世界
自分で触れた出会いと SNSに流れる情報
それぞれの事情で箱の中に閉じこもっている大成と颯太は 外の世界に飛び出せるのか。
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「私はずっと思ってる。大人になんてなりたくないって。あんな風にはなりたくない。みんな子どもだったはずなのに、そのことを忘れてる。」
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どの少年少女の話も ラストはほろ苦いと言うよりもヘビーで…
「大人になんてなりたくない」と思わせちゃう大人がこの世に溢れているんじゃないかと思って悲しくなります。
『子どもの土地』の番人が 地上に降りる子どもに向かって
「醜い場所で 醜く生きて 醜い大人になる」と吐き捨てるシーンがありますが、
地上で生きてる自分は醜い大人にならないように気を引き締めて生きていこうと!子どもに幻滅される大人にはなるまいと!今この瞬間は思ってます。数時間後はわかりませんが。(おい!)
そしてそして、プロローグで地上へ降りた「あの子」の正体がわかる場面は衝撃で…
「待って待って!なんでだよ、そんなのイヤだ!」となります!
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「大人になるってどういうことか。その答えを探すには大人になるしかないだろ」
ほんとその通りだよ!!
「窓は開けておくから」
いつでも帰っておいで
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Posted by ブクログ
プロローグとどこでつながるの…?と最初は淡々と読み進めていたけれど、なんだこれは。みんな大変じゃないか。というか、そもそもみんな大変なのか。生きづらさを密かに抱えて、子どもなのに心は大人にならなければならない辛さ。エピローグは、そこか!と驚いた。ただ、もう少し深くその子のことを知りたかったな。表面的な感じがして、それだけで判断するのはSNSを信じるのと似たり寄ったりで危うくないかしら、と。
子どもへの性教育は、考えものだね。今の中学生ってこんな感じなの??ドラマじゃん、て思う私はもう時代遅れな大人なんだろうな。スマホの影響はかなりあるよなぁ。大人が子どもをダメにしているよね。本当に申し訳ないです。 -
Posted by ブクログ
猫が好きな人にはぜひ!とおすすめしたい一冊。
猫がゴロゴロ喉を鳴らすとき、裏では他の猫にテレパシーを送っているのだ。 そんな一見突拍子もない解釈で展開していく四姉妹猫たちの話なんだけど、これがまたいい姉妹で終盤家族のよさをしみじみ思う展開に。
一人を除いて嫌な奴が出てこないのも推せるポイント。
時々出てくる猫っぽい解釈がまた猫好きのツボを押してると思う。
もし本当にテレパシー送ってるとしたらうちの猫相当長時間送ってるな(誰に?) 撫でてるとき限定だけど笑
表紙で長女の宵ちゃんが妹たちモチーフのお花ぎゅって抱いてるのも素敵だなと思う。
猫飼いとしてはみもざ隊みたいなネットワーク自分ちの近くにもあってほしいと思うだろうな。
もしもの時に備えて渡りをつけておきたい。