水庭れんのレビュー一覧

  • 今宵も猫は交信中

    Posted by ブクログ

    猫派か犬派かでいうと犬派の私。どちらかと言うと動物もあまり得意ではない。主語が猫の小説を読んでもきっと途中で飽きるだろうと思っていたけれど、一気読みしてしまった。なんなら日常で出会う猫たちを見る目が変わってしまった。今もしかして他の猫と交信中なのかなとか、何を考えているのかなとか。特に最終章の姉猫の話は、泣けてしまった。猫も人間も自己承認って大事なのか。

    0
    2025年03月01日
  • 今宵も猫は交信中

    Posted by ブクログ

    ほっこり♡

    猫のゴロゴロはテレパシーだったのか!!
    うちの猫たちは誰と交信してるんだろうなぁ。
    なんて想像してみて
    またほっこり♡
    かわいいあったかいお話でした。

    0
    2024年10月23日
  • 今宵も猫は交信中

    Posted by ブクログ

     「うるうの朝顔」から注目していた作家さん、水庭れんさんの最新作です。なんとも、可愛い猫の表紙ですよね!この表紙を眺めるだけでも大満足です(猫好きなので♡)。

     物語は4部構成で、4匹の猫が主役です。猫たちは4姉妹で、多頭飼育から保護猫となり、みな別々の家にもらわれています。4姉妹の猫たちは離れていても、ゴロゴロ喉を鳴らすことでテレパシー交信をすることができます。4姉妹の猫たちと、それぞれの飼い主たちとの心温まる物語になっています。

    〇ふみふみスタンプ
     季穂と等志夫婦と末っ子の猫、めい子とのお話。
     めい子が飼い主を健気に思う姿が印象的。
    〇がりがりリムバー
     うららと3番目の猫、シュトレインとのお話。
     うららのカレ、ダメダメなヤツだった…。
    〇すりすりクリソベリル
     清時と2番目の猫、きせきとのお話。
     宝石加工の仕事をする清時、ハラハラした…。
    〇ごろごろスヌーズ
     真白と一番上の猫、宵とのお話。
     血のつながりより、家族を思う気持ちの方が大事っ!

     「お姉ちゃんですから!」って、いつも気にかけている宵がまたいいな~!そして、そんなお姉ちゃんを思う妹猫たちの思いもまたあったかくて、癒されました!それぞれの飼い主さんを思う4姉妹の思い…ホント健気!ストーリーも可愛くってたまりませんっ(=^・・^=)♡

    0
    2024年09月28日
  • 今宵も猫は交信中

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    猫を主人公にしたお話。猫好きなら、より楽しめるはず。4つのお話の主人公は4姉妹の猫たちで、引き取られた先々での出来事が描かれている。猫姉妹の性格も違うし、引き取られた先も違うから、それぞれにいろいろな事件が起き、猫なりに?解決に導いていくお話。個人的には1つ目の四女めい子の話が好きだった。めい子が無邪気で可愛かったー!めい子が暮らすのは若い夫婦の家。ある日、大好きなドラマを見ながら留守番をしていためい子は離婚届を見つけてしまう。大好きな二人が離婚?!と、めい子はどうにか阻止しようとするが…。

    2作目はシュトレンと飼い主であるうららさんの話。うららさんは綺麗で努力家。彼氏とも上手く行っているよう。ある日、うららさんが旅行のために不在の日にお世話をしにきてくれたのは、うららの会社の同僚、冴。ある日、うららさんは家の前に怪しい人物がいることに気づき、ストーカーと思い彼氏を呼ぶ。そのストーカーは意外な人物で…。

    3作目はきせきと飼い主の宝石加工職人の清時の話。清時は耳が聞こえず、支えてくれていた妻を亡くし、きせきと暮らしていた。ある日、清時の腕に惚れたという若者、神定がやってきて清時の加工した宝石を海外で売らせて欲しいという。しかし神定の正体は…。

    4作目はお姉ちゃん猫である宵のお話。
    タクシー会社である宵のおうちには会社の相続問題が。宵はお姉ちゃんとして妹たちの問題を助けてきたが、宵にも秘密があって…。


    めい子は一人で留守番の時はリモコンを使ってテレビを見ていたり、シュトレンは可愛くなきゃ!と鏡で可愛いポーズを練習したり、きせきは一緒に暮らしている主人との暮らしのおかげで文字が読めたり、何だか猫なんだけど思っていたより人間との生活に馴染んでいるんだなぁと思った。猫を飼ったことはないけど、友人宅の猫ちゃんも実は一人の時はテレビを見ていたりして…とか考えてしまった。猫が主人公ではあるけど、家族を思いやる気持ちも描かれていて温かいお話でした。表紙の猫が宵ちゃんかな。裏には三匹の猫が描かれていたけど、きっと妹猫たちと思われる。デザインもかわいい。

    0
    2024年09月22日
  • 蜃気楼と恋人たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3.6
    蜃気楼の出ている間だけ会える昔の恋人
    心残る別れ方をしてしまったら会わずにおれないだろうなぁと
    ただ、そこに囚われてしまうと前には進めない
    最後は前に進めて良かったと思うけど、いまいち主人公が春風に惹かれるところがわからなかったなぁ
    蜃気楼については名前だけは知ってるも中身はよく知らず、蜃気楼についても、富山が蜃気楼の名所ということも勉強になった!

    0
    2026年07月31日
  • うるうの朝顔

    Posted by ブクログ

    ★★★⒊5
    5話の連作短編集
    「チョコレートの種」
    「ルビーの種」
    「汐の種」
    「いろみずの種」
    「雨粒の種」

    咲かせた人の『ズレ』を正す花、
    「うるうの朝顔」

    霊園で出会った、人生に大きな後悔を持ち続けて
    生きている4人の人物に、主人公の墓守の
    日置凪は、「うるうの朝顔」の種を手渡していく。

    花を咲かせ、現実とは1秒だけ違う過去を
    再体験した彼ら達は、それまでの自身の見方が
    全く違っていた事に気づき、衝撃を受けることに
    なる。登場人物に感情移入しながら読んでいるため、読み手である自分としても、心に響くものが
    あった。
    最終章では、日置凪の、彼自身の目線で
    話が進む。なぜ彼が、4人に「うるうの種」を
    渡したのか。

    ファンタジー小説のようでいて、
    ほわほわしたような感じはない。
    全ての話がハッピーエンドになるわけでも
    なく、どちらかと言えば少しほろ苦い、
    それでもたった1秒の『ズレ』を直した、
    彼ら達の、再び歩もうとする姿に心を打たれる。

    私も、「うるうの朝顔」の種が欲しい‥

    0
    2026年07月21日
  • 蜃気楼と恋人たち

    Posted by ブクログ

    蜃気楼が出る間だけ会える過去のひととのお話。

    現実味がなさすぎてファンタジー?幻覚?と思ってしまうけど、
    蜃気楼の専門家堺さんの説明にあるように、
    蜃気楼はないものを映しているのではない、
    というのは春作と遠海さんの限られた時間が嘘じゃないって肯定してくれているようで温かい気持ちになった。

    今を生きるために、過去を捨てたり、忘れたりする必要はない。
    時間が進もうと、昔も今も全部自分のものだから、
    大切にしようと思った。
    ---
    「虚像といっても、存在しない架空のものまでを見せる幻影の類ではないということだけ強調しておきます。蜃気楼は、あくまで現実の光景に作用するものです。...最初からないものだけ見ることのできる、自然が描いた印象派絵画みたいなものなんです。幻よりもその方がロマンチックでしょう?」(p.15)
    ---

    実家が富山にある僕としては、親近感のある内容だった。
    ただ、一回も蜃気楼見たことないけどね笑
    ミラージュランドは一回行ったかな、、?笑

    0
    2026年06月04日
  • 今宵も猫は交信中

    Posted by ブクログ

    離れて暮らす宵、きせき、シュトレン、めい子の猫の4姉妹。姉妹は交信しながら多互いの状況を報告しあっている。姉妹の助け合いもありながら、今日も猫たちはだいすきな飼い主の問題などを解決していく。

    0
    2026年05月18日
  • 右から二番目の星へ

    Posted by ブクログ

    装丁が素敵だなと思った本。大久保明子さん装丁。ファンタジーな感じ。主人公たちは少年少女なのでYAカテゴリでいいだろうか?

    0
    2026年03月13日
  • うるうの朝顔

    Posted by ブクログ

    朝顔の花が咲くと、過去の1秒だけ何かが起こる、、、起こらない事も、、、過去にとらわれた人へのプレゼント

    0
    2026年02月13日
  • 今宵も猫は交信中

    Posted by ブクログ

    妹たちを気にかけていつでもどこでも駆けつける宵がかっこよかった
    妹たちはそんな宵をちゃんと慕ってて、宵のピンチには妹総出で助けに来て、素敵な家族愛
    私もそんな長女でありたい
    「だってお姉ちゃんですもの」

    0
    2026年02月10日
  • うるうの朝顔

    Posted by ブクログ

    2025/12/30
    凪くんの言葉にハッとさせられることが多かった。
    登場人物と自分の境遇が近い章は読むのが少し辛かった。
    足されたもしくは削られた1秒で、気づくことがあるのは、普段からそれについてたくさん考えているからだろうな。

    0
    2026年01月01日
  • 右から二番目の星へ

    Posted by ブクログ

    子供の星

    子供だけの星と大人がいる星の中間地点にいる子ガラス

    子ガラスは大人のいる星から来た子供たちを子供だけの星に送る役目を司っているがある日子供の星から1人の子供が来た

    大人は子供の延長にあるのにみんないつか忘れてしまう

    いろんな子供が大人の事情によって振り回され傷つけられ我慢をしている

    一つ窓はいつも開けておく



    0
    2025年12月29日
  • 右から二番目の星へ

    Posted by ブクログ

    読みながら、そして読み終えても、解釈が難しい作品と思いました。
    登場した子供たちの多くは、大人の身勝手によって生きづらさを強いられているというのが、胸が苦しくなります。
    生きていくために、その大人たちに依存せざるを得ない時期を過ぎたら、それぞれの場所で幸せを掴んでほしいと思います。
    今の中学生は、自分の時よりもある意味では大人で、そしてある意味では幼いな、とも思いました。
    理解するのが難しい出来事も起こるはずだと。
    でも、海璃君のように、優しくて真っ直ぐな心はずっと持ち続けてほしいと願っています。

    0
    2025年10月01日
  • うるうの朝顔

    Posted by ブクログ

    うるうとは、余分な月・日・秒のこと。

    うるうの朝顔は、うまく咲くと使用者の過去を追体験させ、またその過去に1秒間が挿入、または削除される花。
    その「うるう」の1秒によって『ズレ』が正される花。

    感想を端的に言うと、面白かったけれど、面白がりきれなかった本。
    まず設定に制限が少なくて大抵のことは解決できるという点。
    そして最後のエピソードも担うことになる主人公が鈍すぎて、必要以上にエピソードを重たくしている点。
    特にもう一人の幼馴染への勘違いは少し考えればわかるレベルとしか思えなかった。

    0
    2025年08月16日
  • うるうの朝顔

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一秒だけ現実と異なる過去を追体験できるという「うるうの朝顔」の種。
    悩む人たちにそれを渡す凪は、そうやって人を救うのが役目の御使的何かかと想像していたら全然違った。
    彼こそ、その「うるうの朝顔」の力に縋りたい、それなのにその力を顕現できない、作中である意味一番悩んでいる等身大の青年だった。

    最終章はこれまでの人々の話を凪視点で振り返りつつ、様々な伏線が一気に回収されるミステリのような構成になっていてわくわくした。
    真相はやはり切ないのだけれども。
    冒頭に出てきた蝶の正体が分かった時も、驚きとやはり切なさが込み上げて、いいラストだなあとしみじみ。
    途中が割と辛かったり、しんどい現実を突きつけてくる話もあったから余計に。

    0
    2025年08月05日
  • 今宵も猫は交信中

    Posted by ブクログ

    猫好きな人は猫がこんな風に考えながら生きていると本気で思って飼っているのかなと思うと不思議な気がする。でも読み進めていると本当に猫がそんな風に思って生きている様な気がしてきました。多様性て簡単に言うけど中々色々な人がいるなと感心しながら自分も猫がそんな風に考えながら生きている様な気がしてきました。

    0
    2025年05月04日
  • 今宵も猫は交信中

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    離れていてもテレパシーで繋がってるというのが、面白かったです。
    ぼーっとしてる時も誰かと交信してるのかなぁ。
    人間のために走り回ったり、考えたりして問題解決してくれる姿にキュンときました(*´꒳`*)

    0
    2025年04月19日
  • 今宵も猫は交信中

    Posted by ブクログ

    4匹のネコの姉妹がそれぞれの飼い主の悩みを解消?していく四つのお話。

    ネコがごろごろ言ってるのは交信してる、設定。

    ほのぼのストーリーで楽しく読めました。

    0
    2025年01月19日
  • 今宵も猫は交信中

    Posted by ブクログ

    4匹の姉妹猫のほっこり暖かい短編集。
    猫たちのきょうだい愛が可愛らしい。
    感動的にシーンが随所に散りばめられてて、何回か鼻の奥がツーンとなった。
    作者の猫愛がすごく伝わってきた。

    0
    2024年11月06日