岸宣仁のレビュー一覧

  • 同期の人脈研究 「ヨコ社会の人間関係」は今?

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    日本型組織・雇用の特色として「同期」のネットワークに焦点を当てた新書。同期を「結束と競争の共同体」として分析している。
    大蔵省(財務省)を中心とした官界、司法界、民間企業を題材としているが、著者の思い入れからか大蔵省(財務省)の記述が中心となっており、民間企業で取り上げられているのもリクルートなどで、「同期」文化が特に顕著な特殊な世界の話が多く、日本社会の「同期」文化として一般化するにはやや難のある題材ではないかと感じた。
    個々のエピソードは、大蔵省の昭和45年入省組の「同期手打式」など興味深いものが多かった。

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    2014年10月26日
  • 「異脳」流出

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    海外に拠点を構え、ノーベル賞候補者と呼ばれるような独創的な研究活動を行っている7人の研究者へのインタビューを通じ、日本の研究環境の窮屈さと、海外の自由さ・素晴らしさを印象付けようとしている本。成功した研究者の生い立ちや、若い頃の経験を知ることができる、という意味では興味深い内容の本である。ただ、環境の良し悪しに関しては人によって適性が違うだろうし、わざわざ海外まで出ていって成功した人は、日本より海外の方が水が合っていたからこそ成功できたワケなので、そういった人ばかり集めて1つの結論を導こうとするのは無理がある。日本に留まって息苦しい思いをしている人を日本に縛り付けることは良くないのと同様、海外

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    2012年08月26日
  • 職場砂漠

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    毎日の仕事に、まったくやる気なし。この本に出てくる人々とは程遠い状態。一生懸命になれる、仕事がしてみたい。

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    2011年03月20日
  • 職場砂漠

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    社会の構造が変わってきているのか、働きすぎによる求職者が増えてきているように感じます。働きすぎと過度のプレッシャーからくるものだと思いますが、ある程度ゆとりをもって働く事が重要だと感じます。そのためにはある程度の生活の余裕が必要になると思いますが。。。悪いループにならない事が重要なんだと感じました。

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    2009年10月04日