和田正雪のレビュー一覧

  • 特定しないでください

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    和田正雪作家の作品はあと一つ読めてないだけ。
    推し活とかしてないけどこの作家はワタシの推しのひとりだなぁと改めて思うくらいまじで面白かった!!
    書き方が好きなんだと思う。
    ほかの2つの作品もめっちゃプロット組まれてるのわかる感じだし。
    ホラー小説ってプロットないとたぶんダメだと思うし、いやでも和田正雪作家にはプロットなしでホラー書いてほしい気持ちもあるなーまぁこれ(プロットの件)はワタシの想像なんやけどあくまでも。
    そしてこの『特定しないでください』は話題になっていいし、売れてほしい。
    純文学読めなくなっちゃってて、軽く読める本とか思ってるけどそうじゃなくてジャンルじゃなくて好きか嫌いかどっち

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    2025年11月23日
  • 嘘つきは同じ顔をしている【電子版特典付き】

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    タイトルから全然分からないけど、ホラーミステリーでとてもとても面白く読めた。
    和田正雪作家、前作も良かったけど今回の謎と怪異が絡み合って解けていく感じと最後のホッコリ感もとても好き。
    時系列が少し複雑でそこがクリアになったとき人間関係とか全部説明されてなるほど〜ってなるのも、ミステリ小説らしくて良かった。ドラマになってもいいかもしれない。
    いちばん好きなキャラクターは小野寺悠。無表情の謎掛け女、いいキャラクターです。

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    2025年06月05日
  • 嘘つきは同じ顔をしている【電子版特典付き】

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    複数の話が別々に語られ、それぞれに幽霊や河童伝説や霊能者などの逸話が並ぶが、いつの間にか読者は作者の思うがままの道を進めさせられている。
    たしかに嘘つきは同じ顔をしていると納得出来てしまった。
    軽く読める少しオカルトの本だった。

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    2025年10月30日
  • 夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない【電子版特典付き】

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    テレ東の「あの本、読みました?」で背筋さんが勧めた本なので、手に取ってみました。番組でも青春っぽいホラーですと(確か)紹介。その通りの本です。主人公は都内の大学で必修の語学を落としたため留年確定している4年生の米田学。オカルトとやくざの雑誌を発行している零細出版社でバイトをしていて、取材して原稿を書いたりHP更新したりと社員のように働いている。取材で出会った後輩の山城龍彦と、先輩の佐倉乃亜。佐倉は異界に興味があると言い、なんだか取材にもついてくるし、自分から怪談スポットに誘ったりする。その中で二人は仲良くなっていくのだが(ホラーでありながらここは青春で恋愛)、佐倉の異界好きにはやや深いわけがあ

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    2025年03月12日
  • 夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない【電子版特典付き】

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    「ラストが深く沁みる、新時代の青春恋愛ホラー」か、確かにね‼️深く沁みました。ホラーなの、恋愛小説なのって感じ、新時代小説です。

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    2024年08月21日
  • 夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない【電子版特典付き】

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    ヤバい怪異って赤いんですよね。


    異界に行きたいのは死にたいのとは違うって思っていた。

    異界につながる怪談をひとりでひたすら探していた大学院生の佐倉さんと、怪談ライターの大学生米田くんの数ヵ月の恋愛物語だ。

    異界って本当にあるのだろうかとは私も常々考えている。

    異界にいって帰れないのがいちばん怖い。

    昔、トワイライトゾーンというテレビドラマがあった。
    深夜ひとりで見ていて異界というか過去へ行った人のはなしがトラウマ級に怖かった。

    それは現代人がたぶんナチスドイツに転生されてユダヤ人のホロコーストに巻き込まれ列車に乗せられるはなしだった。

    私には異界、転生はあり得ないくらいこわい話

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    2023年06月12日
  • 夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない【電子版特典付き】

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    ネタバレ

    「僕の彼女は、怪談になった」という帯に書かれたキャッチに魅せられた。実話怪談の記事をアルバイトで執筆している大学生の米田と両親が「呼ばれた」と言い行方をくらませてしまった経験のある大学院生の乃愛の青春恋愛ホラー物語。と言っても多分に甘い恋愛物語の要素はこれっぽっちもないが、それでもせつない恋愛物語だと思う。物語の中に人と待ち合わせをするときの目印に森見登美彦さんの「きつねのはなし」と言うくだりがあったが、なるほど、森見さんのホラー系の物語、内容もタッチも全然違うのだが、「夜行」をライトにした感じだと思う。

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    2023年06月10日
  • 特定しないでください

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    とある人物からの依頼を受けて
    様々な噂が流れる解散失踪した
    アイドルグループに何が起こったのかを
    資料や証言をもとに追っていくお話し。
    そこには何が隠されていたのか?

    読みやすく、簡単に読み終わりましたが
    そんなに簡単に結論に辿り着くものだろうか
    とツッコミたくなるところもありました。

    本屋に積まれていたことから
    思わずジャケ買いって感じで読みました。
    購入予定にはない本でしたが
    読破するだけの面白さは充分でした。

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    2025年12月05日
  • 特定しないでください

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    無名の新人作家のもとに、とあるアイドルの行方調査依頼が届く。
    彼女の所属していたグループは解散し、現在はメンバー全員が失踪してしまったとのこと。
    果たして彼女たちの行方は?
    資料を少しずつ読み込んでいくような構成になっているため、自分も調査に加わっているような感覚になる。
    最後まで読むときちんと繋がっているのがわかって面白かった。さくっと読めた。

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    2025年11月20日
  • 特定しないでください

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    ネタバレ

    全編通してインタビューや書き起こしで構成されていたので非常に読みやすかったです。
    お話の真相や結末が気になったので一気に読み進めることができました。

    ですが、ヒトコワ×ミステリーという文言で期待していたほどの恐ろしさはなかったように思います。
    登場人物がある程度ナーフされているのかな?とはいえ、基本的に登場する人がいい人。で少し物足りなさを感じました。

    この本を出版することでサクラの復讐に繋がるとはいえ、展開が無理矢理だなと思いました。
    事件の真相もある程度予想がつくような内容。

    妹の思考回路がぶっ飛びすぎてよく分からないしインタビュー読んでサクラはほいほい妹に会いにくるのかとか児童施設

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    2025年11月12日
  • 嘘つきは同じ顔をしている【電子版特典付き】

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    一気に読んでしまった。最初は心霊系で読んでると終わり頃にはミステリーにもなり最後は繋がっていく話は面白かった。

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    2025年09月12日
  • 嘘つきは同じ顔をしている【電子版特典付き】

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    怖気を感じるほどのホラーではなく、ミステリーでもあるので展開が楽しめた。

    「新人編集者山城と心霊マンション」〜怪奇現象が起こる事故物件に住み、その取材を本を纏めろと社長に言われた出版社の編集者・山城が、優秀すぎる大学生バイト・小野寺はるかと共に聞き込みすることに…。

    「武藤家の食卓」〜小3の息子が行方不明になり、そのうち妻の様子が…。

    「偽りの霊能者」〜売れない役者でホストだった鈴木浩太郎はスカウトされ霊能者・葛木竜泉として活躍し、心霊マンションロケをするが…。

    「怪異を金に換える」〜オカルトYouTuberの冴木早菜は、マンションを仕事場にしていたが…。

    心霊マンションを巡り、すべ

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    2025年07月25日
  • 嘘つきは同じ顔をしている【電子版特典付き】

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    ホラーミステリ・・・なんだろうか?
    怪奇現象が起こるという事故物件に住んでその検証をさせられる編集者、突如として子供が行方不明になり妻も壊れていく夫、霊能力者としてテレビにでることになった元ホスト、元アイドルの動画配信者、それぞれの視点で物語が進行してくわけなんですが、どこでどう各話し手たちの話がリンクしていくのか。。。なんとなく読んでいて予想がつかないでもなかったですが、全体的なまとまりがよくて面白かったです。ただミステリにしては謎がそんなでもなかったしホラーにしては割と文章が軽めなので怖さはほとんど感じなかったし・・・
    あと、なんか最後はさらっと笑える感じでさわやかに終わっちゃったけど、事

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    2025年06月27日
  • 夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない【電子版特典付き】

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    ホラーのようなオカルトのような純愛のような、そんな物語。最初に書かれている「後悔」と「赤い女」がどんなものなのか…最近ホラーなど怖い話が苦手になったので最初の三角の部屋と赤ん坊から怖くて夜読んだことをそれこそ後悔。ただ、ちょいちょい挟まれるホラーは怖くも米田と乃亜の、恋なのかそうじゃないのか不思議な関係が気になり結末も気になりで楽しめた。自分から廃屋やらの心霊スポットに出向くのも怖いけど自分の家に近づいてくる、来てしまう系が1番嫌かも。出たよ、来たよと思ったらまさかの展開。米田はいつか行くのか気になる。

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    2024年10月28日
  • 夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない【電子版特典付き】

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    オカルト好きな2人が妙な出会いをする。
    もう会えないとわかって、愛していたことに気づく。
    最後らへんしっとりきました。

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    2024年10月12日
  • 夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない【電子版特典付き】

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    世の中で起こってる
    不思議な事(怖いやつとか謎めいたやつ)
    それは
    自分がいる世界で
    自分(人間)が標準として
    異世界との交わりで
    起こっているのか

    パラレルワールドのような
    今存在している世界と並行してる
    基本的には同じように思えるのに
    何かが違うという気がする事

    自分(人間)とは違う異形のものを
    異世界のものとおそれる事

    色んな事象がありそう

    でもそれを
    嫌だとか怖いとか不安だとか
    マイナスな気持ちに感じるのも
    人それぞれだし
    マイナスじゃなくて
    わくわくしたりする人もいるし

    完全に今の自分世界を支持する
    あっち(どっち?)に魅入られる

    でも
    今自分がいる標準だと思ってる
    この

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    2024年05月23日