土門蘭のレビュー一覧
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文章術の本だと思って読み始めたら、変身術の本だった。僕も変われるという希望、あるいは、まだ観ぬ自分に変身する勇気をくれる一冊。
まず、不思議なサブタイトルに惹かれた。本当のことを書くことが、なぜ他者とつながることに通じているのか?むしろ、真逆では?そんな疑問に、静かで、だけど力強い筆が、グワリと応えてくれる。
ちょいちょい出てくる高校教師さん、新聞記者さんのエピソード。彼女自身が、いかに「他者から受け入れて変身し続け」てきたか。その歩みが滲んでくる。そこが信頼できる。きっと彼女は、仮面ライダーもびっくりの変身上手。ほんとうのことを書くという行為を通じて、「恐怖と期待が入り混じった変わるという -
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8さんの熱いレビューを忘れられず、書店に並んでいるのを見た時にこれだっ!!と手に取りました。
土門蘭さん、初小説なのだそうです。
出だしがね、
『夜の空は、夜の海のようだ。
女は、部屋の扉の前で空を見上げながらそう思った。』
もう、8さんやんっ(*´艸`*)
熱い季節になると、何冊かは戦争に絡むものを読みたいなと思いますが、この本は私が想像していた域をだいぶ上の方から攻めてきましたよ( ̄▽ ̄;)
想像とは全く別のお話でした。
朝鮮戦争休戦直前の1953年7月、広島県呉市の娼街を舞台に、過酷な現実を生きる5人の女性たちを、短編で繋ぎ描いています。
日本や韓国などルーツの異なる五人 -
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【まずは自分に興味をもつ】
とある友人のSNS投稿を読んだとき、心を打たれたことがある。文章がとても上手いというわけではないけれど、彼女は本心で、心から伝えているというのがわかったからだ。
それからは彼女のような文章に憧れてきた。上手くなくても伝わる。読んだ人の記憶に、心に何か残す文章に。
この本を読んでヒントを得た気がする。
私は自己肯定感の低いタイプだ。自分を省みることが苦手だったけど、もっと自分に関心を持たないと「ほんとうのこと」は書けないなあと思った。「書くこと」は「問うこと」だという。自分に対して「あなたはどういう人間ですか」と問い続けることだ、と。
自分のことを好きになる -
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ネタバレ孤独と自由と共感。この本で感じた私のテーマ。
ほんとうのことを書くということは、自分に嘘をつかない事。ひとりになり自分と向き合うこと、つまり孤独になること。
孤独になると他社を気にせず自分だけの会話がある。そこは自由な空間、誰かに何か思われるかなたど制限されることはない。
凄く共感できる。人の目を気にする自分にとってひとりであることに凄く自由と嬉しさを感じる。
最後に自分とだけ向き合うのも違う、限界がくる。
他社と向き合い、共感する必要がある。
ひとはひとりでは生きられない。
ほんとうの事を書くための指南書ではなく、現代社会を生き抜く孤独と自由の大切さが伝わる素晴らしい一冊だった -
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ほんとうのこと=自分自身が感じること だけを書く文筆家
文章に個性を出そうとしない 消して消して消す 残ったものが個性 =素
自由になる=自分を受け入れる
書かれていることのおもしろさ
書いている人の状態のおもしろさ=ほんとうのこと
文章を上達させるためにやること 毎日文章を読むこと 出版社から出ている本
書くことは問うこと
これまで問われていないことを問う 回答できる問いを重ねる 事前に質問票
誰にも読ませない文章 出して 水に流す 自分との信頼関係
伝わりにくい文章 =自意識だけで自我(伝えたい気持ち)が無い文章
体と心を動かして感じる それを頭で言葉に変換する
生 -
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生まれたときから戦争が「ある」という世界は、どんなふうなんだろうか。
明日を夢見ることができないと、人は「欠けて」「壊れて」いくのだろうか。
男にとっての戦争と、女にとっての戦争。
終わったらどう生きたら良いかわからなくなるのは、なんとなく理解ができる。今まで当たり前だった世界が転換し、置いてけぼりになる。男は死んでしまったり、頭がおかしくなる。女はそのままで、置いてけぼりになる。置いてけぼりにされた世界で生きられないなら、どうしたら良い?
「善い」とは、どういうことなのか。それを心の底から理解できずに大人になってしまった、戦争の中で生まれた人々の哀しさ。物語の中にずっと佇むように在る「聖書 -
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「ほんとうのこと」を書く技術に関する内容を期待していた。実際に読んでみると、どちらかというと準備やメンタルの整え方について書かれている印象で、本当のことかどうかを問わず、「書く」ことの技術については特に触れられていなかった。
ジャーナリングも実践中なので水路の例えは分かりやすく納得できたし、書かれている内容自体は理解できたものの、当初の期待とは違う内容だった。
また、「死にたい」という強い言葉が頻繁に登場したことについて、著者としては省くことのできない大事な表現であったと推察はできるものの、1人の読み手として私にはその言葉の強さ故にノイズでしかなかった。