無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
ビジネス・経済 18位
インターネット上にある文章の多くは、「誰かに読まれることを前提に書かれた文章」です。
「どうすれば自分の文章が読者に認められるか?」を目的に書かれています。
しかし、文章が「伝わらない」「うまく書けない」という悩みの原因は、まさに「他人に見せるため」に書いているからです。
自分が何を考えているのかを自分で深く知った上で「ほんとうのこと」だけを書くのでない限り、いくら巧みに言語化しても、それは借り物の言葉です。
もしその文章がバズって、他人に認められて、フォロワーが増えたとしても、それは「偽の自分」が社会とつながることになってしまう。
それは、自分自身でも気づけない「生きにくさ」につながっていると著者は言います。
本書は、まず誰にも見せない文を書く場所を確保して、自分を深く知ることに重点を置きます。
その上で、「自分にしか書けない文章」の書き方を身につけて、他人に読まれるまでの道筋を示します。
「自己肯定感」と「文章力」が同時に上がる、新しい文章の書き方。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
久しぶりに面白い本を読んだ(もちろん知的好奇心の意味で)。「とてつもない数学」以来かな。ダイヤモンド社としてはビジネススキルの類いとしているようであるが、確かに文学関係の棚にあったら出会うのは相当先になっていただろう。日頃読まない分野であったし希死念慮を持つ(からというだけでは無いが)筆者独特の文体と、「ほんとうのこと」に拘る姿勢とそれを我々が如何に表現するべきかということについて様々な視点での考察があり大変興味深い。私がこのレビューをとりあえず書こうと思ったのもこれを読んだからに他ならない。ほんとうのことを書きまくって自分を理解することから始めたいし、そのことでどんな自分と会えるのかが楽しみではある。また時間をあけて読んでみたい本である。
Posted by ブクログ
社会の中で生きていると、その社会の中で順応するために身に付けて内面化した小さな「社会くん」が自分の中に現れる。
「社会くん」は、生産性だったり価値だったり、目に見えるものや数値で測れるものを大事にしている。
仕事をする時や、自分が成長するためには「社会くん」は背中を押してくれる。
でもいつしか「社会くん」のまなざしは、意味があるかどうかは関係ないただ楽しいことにも向いたり、仕事を円滑にするためには必要のない「感情」を蔑ろにし始める。
「生活」は順調に進んでいるけれど「人生」は停滞し始める。それが行き過ぎると順調に進んでいたはずの「生活」にも侵食し始める。
そうなってしまうと自分にとっての「ほんとうのこと」が分からなくなっていく。
自分は「ほんとう」はなにがしたいのか。
自分は「ほんとう」はなにを感じているのか。
自分は「ほんとう」は何を伝えたいのか。
がどんどんぼやけていく。
そんな「ほんとう」を取り戻すために、ぼやけた霧の中を進むための助けになる懐中電灯のような本でした。
Posted by ブクログ
とてもいい本だった。
筆者の「死ぬまで生きる日記」もとてもよかったがこちらも秀逸。
私はこの人の文体が好き。スルスル言葉が体に入ってくる。書くことがいかに人を支えるかについてもとてもわかりやすく記されていたと思う。
特に後半の「目指すのは『共感』ではなく『理解』の章」は考えさせられた。
世の中、最近「寄り添う」とか「共感」を求めがちだと感じるのは私だけだろうか。
つまり、横並びの関係。確かに、それは必要かもしれないが、共感できないことも世の中にはたくさんある。
だからこそ「理解」が必要になるのではないか。理解するために、理解してもらうためにどう生きていくかを考えさせられた1さつだったw。
Posted by ブクログ
書きたい。
以前から、いつでも。
表現としてできるのは書くことだけだから。
そして、書くなら「ほんとうのこと」を書きたい。
でも、書くことそのもの以上に、書くことで人生をサバイブしている人の歩みを見た気がした。
最近書くためのまとまった時間が取れないと、半ば言い訳がましく呟いているけど、やっぱり書かなくちゃな。
田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい」とも通ずるものもある気がする。
どちらも今野良介さんが担当編集である。
今野さんは“ほんとう”が本当に好きなんだろう。
そこにもなんとなく共感できてしまう。
そして、そこに信頼を寄せているのだと思う。
Posted by ブクログ
さらさらと言葉が入ってきた。
心地よかったのは、『ほんとうのこと』だから?
読み終えたばかりだから、印象に残っているのは後半の情報化についての対談。
言語化が難しいから、視覚と聴覚の2方向から刺激される動画が流行るのかな。
それでもやっぱり、それによって生まれた自分だけの感情や思考は1人1人違うから、それを自分でも確かめたかったり、他者からの共感を得たかったりして、コメント欄で言葉にするのかも。
やっぱり言葉にすることからは抜け出せないし、言葉にする力を鍛えることが、自分を満たす近道のような気がした。
自分の内側を言葉にして、外から視覚を通して触れることで、感じてること、考えてることを実感し、生きていると確認するんだなぁ。
自分の中に滞る澱を、時間をかけて丁寧に濾過していくような一冊でした。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。