玄侑宗久のレビュー一覧

  • アブラクサスの祭

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    躁うつ病で分裂病でロックな坊さんの物語。途中で語り手が主人公の周囲の人々にシフトして、周りから見た主人公がどういう状態かを書き出しているのが面白いと思う。精神世界の描き方が凄いと思ったら、著者は現役僧侶だったんですね。僧侶って内職してていいんですか。。

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    2009年10月04日
  • アブラクサスの祭

    Posted by ブクログ

    他人との距離感とか、鬱のときの感じとか、すっごくわかるんだけど、最後に行くにしたがってそれがどんどんどんどん加速して行っちゃってとうとう突き抜けてしまう。玄宗曰くところの「人を陶酔へと運ぶ以前に自分が恍惚のうちに飛翔してしまう」(P.72)ってのが結局のところの真実なんだろうなーと思う。
    主人公は躁鬱で分裂(と自認)。イっちゃってる感がすごいリアルで、この人(作者)もしかしてメンヘラかな、とたぶん誰もが思う出来。そういやメンヘラってキ○ガイの穏便な言い方なんだよな…。
    主観の入れ替わりが激しくて時々「あれ?」って思ってしまうけど、それって結局私の頭の回転が遅くなっててついていけなかっただけかも。

    メンヘラになる理由なんて人それぞれだし、よくわからん。自分のことですらわからん。
    主人公も自分のことながらなんで自分がメンヘラなのかわかってない。わかってないから悩むし、悩むから、余計鬱(躁)になる。過去のことを引きずり出すのは鬱のときにとてもよくないことです。

    なにも成長できなかったと思う。
    この後どうやって生きていくのかな。

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    2009年10月07日
  • 中陰の花

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    自ら予言した日に幽界に旅立った、おがみや、ウメさん。僧侶・則道は、その死をきっかけにこの世とあの世の中間=中陰の世界を受け入れ、夫婦の関係をも改めて見つめ直していく──現役僧侶でもある著者が、生と死を独特の視点から描いて選考委員会全員の支持を集めた、第125回芥川賞受賞作。「朝顔の音」併録。 解説・河合隼雄

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    2009年10月04日
  • 釈迦に説法

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    「あるがまま」でいいじゃないか、といいながらそれにさえ行き詰まってしまったら、どうすればいいか。「ないがまま」でいいのだ、という著者は臨済宗の僧侶。「受け容れることは同することではなくて和することだ」という言葉は今の私にかなり痛い。「目標の実現に頑張りすぎることで囚われてはならない」ああ、そのとおりです。(汗)

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    2009年10月04日