玄侑宗久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
他人との距離感とか、鬱のときの感じとか、すっごくわかるんだけど、最後に行くにしたがってそれがどんどんどんどん加速して行っちゃってとうとう突き抜けてしまう。玄宗曰くところの「人を陶酔へと運ぶ以前に自分が恍惚のうちに飛翔してしまう」(P.72)ってのが結局のところの真実なんだろうなーと思う。
主人公は躁鬱で分裂(と自認)。イっちゃってる感がすごいリアルで、この人(作者)もしかしてメンヘラかな、とたぶん誰もが思う出来。そういやメンヘラってキ○ガイの穏便な言い方なんだよな…。
主観の入れ替わりが激しくて時々「あれ?」って思ってしまうけど、それって結局私の頭の回転が遅くなっててついていけなかっただけかも。
メンヘラになる理由なんて人それぞれだし、よくわからん。自分のことですらわからん。
主人公も自分のことながらなんで自分がメンヘラなのかわかってない。わかってないから悩むし、悩むから、余計鬱(躁)になる。過去のことを引きずり出すのは鬱のときにとてもよくないことです。
なにも成長できなかったと思う。
この後どうやって生きていくのかな。