山本博幸のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
1.日経新聞を購入し始めたので、読み方を学んでいこうと思いました。
2.日経新聞は社会人に必要な情報を配信しております。しかし、ただ呆然と読んでいるだけでは意味がありません。キーナンバーを覚える必要があります。すなわち、基準になる数字です。
本書では、日本のGDPは?国債発行残高は?高齢者比率は?と言った基本的な単語の数字が書かれています。これらをただ覚えるのではなく、自分の生活に照らしてみるとより理解が深まっていきます。
3.キーナンバーの把握はとても苦手で、避けてきたことです。しかし、判断材料がなければただ文字を追っているだけに過ぎません。数字に強い人は必ず基準の把握ができているように思えます。しかもスゴいのが、暗記で覚えているわけじゃないということです。意味で理解することが習慣化されているので、数字もしっかり覚えているということになります。大きい数字は覚えにくいですが、意味理解をするためには「自分の日常生活レベルまで細分化する必要がある」ということを本書から学びました。 -
Posted by ブクログ
今まで何冊か経済や政治の本を読んで「なるほど」と思うのですが、その根拠の数字が正しいか、きちんとわかっていませんでした。根拠数字を聞いてもそれが本当か的外れかいちいち調べないとわからないのです。やはり、キーとなる数値はだいたいの値を記憶して置くことが重要だな、と思うようになりました。
この本は、そのキーと数値は何で何を覚えておけばよいのかわかりやすくまとまめられている本です。
(本のタイトルで若干損をしているような気がします)
最低限『日本のGDP』『国家予算』『税収』『東証時価総額』の4つは絶対覚えておいて損はないと思います。
本の数値は2016年1月のものです。この本を読んで、最新のニュースの数値と比較し5年でどれくらい変化があったのか見る面白いです。
以下この本にでてきた覚えておいた方が良いと思われる数字と用語です。
日本の人口:1億2700万人
○GDP
GDP:500兆円程度
四半世紀ずっと変わらない(ドルで見ると6兆ドル→4兆ドル強)
1990年代は1人あたり3位→27位
成長率:先進国1〜3%、新興国5〜7%
世界全体で3%を超えてないと危険、IMFによると現在3%ちょっと
日本と比べ、中国のGDP約2倍、韓国1/4
○税
税収は50兆円
GDPの6割が個人消費なので、300兆円の8%が消費税24兆円だけど、免除などもあるので17.6兆円が消費税
地方税は35兆円
国家予算は100兆円
○東証時価総額
東京証券取引一部上場企業全社の時価総額:500兆円。
個人消費は300兆円
不況時はGDP比70%、好調時には130%
○貿易収支
貿易額70兆円〜80兆円
東京五輪からずっと貿易黒字だった(オイルショックを除く)。
2011年の東日本大震災から天然ガスの輸入代金がかさみ、その頃から一転して貿易赤字国に。
海外投資も拡大して、世界有数の外貨準備高と世界一第一位となる対外純資産をもっている→公的債務はGDPの2倍以上あるにも関わらず、円は安定通貨。
○コンビニ
コンビニは五万とある(コンビニ数は約5万)
売上:50〜70万円/店舗/日(客単価700円の壁)
×365日×5万店舗で約10兆円/年
(スーパーは17兆円→13兆円と減少傾向)
○雇用
失業率3%、正社員:非正規=6:4
雇用者総数は5700万人
フィリップス曲線:インフレが怒ると失業率が下がり、失業率が上がると物価が下がる
○高齢化
医療費や年金関係の支出(社会保障費)は国家予算の30%
総人口の1/4が65歳以上、うち半分が75歳以上
○所得格差
子供の1/6が貧困家庭
ジニ係数:0で国民全員同じ所得、1で王様独占
日本の現在のジニ係数:0.38
自殺者数:24人/10万人、世界第9位(1人あたりのGDP27位より上)
○渡航者
インバウンド:1900万人
2.7兆円、旅行収支が黒字に。
(2000万人が1人20万円使えば4兆円)
○農業
労働者の2%強、170万人。60年前の1/5
中国、英国、独、ブラジル、インド、米国、ロシア、タイ:穀物自給率100%、日本:3割未満
輸入7兆円、輸出7500億円、日本の輸入額84兆円の約10%が農作物
○原油と金
経済成長が著しいときに原油価格上昇
原油:30ドル〜150ドル/1バレル
金:5000円/1g
○世界経済見通し
世界経済がどの程度の速度で拡大しているか。
1、4、7、10月の初めに発表
(経済成長3%以下だとまずいと言われている)
○ROE:株主資本利益率
ROEが高い=収益性が高い
資本金や貯め込んだ利益をつかってどれだけ利益をだすか。
1%であれば、社債や国債を買った方がマシ。
2桁のROEが期待される。
○CSR=企業の社会的責任 -
Posted by ブクログ
1.投信を扱うようになり、世の中の情勢に詳しくないと顧客に迷惑がかかるので日経新聞を読み始めました。しかし、なにも頭に入ってこず、ただ読んでるだけでした。この状況をなんとか変えたくて本屋に寄ったところこの本に出会いました。
2.野村証券で支店長まで登りつめ、かつ現在は大学教授になった経済のプロが38年間実践していた日経新聞の使い方を述べてます。基本、初級、中級、上級に分かれてます。
大切なのは、顧客に説明することを前提に読んでいくことです。ただ読む、書き写すだけでは意味はなく、初心者が日経新聞に向き合うにはどの段階からやっていけばいいのか、どう世の中の流れを理解していけばいいかが書かれてます。
3.今までは気になった記事だけ読んで満足してました。しかし、顧客にアウトプットすることを意識するとやはり違います。野村証券のトップクラスになれば、日経新聞を徹底的に活用するということがよくわかる1冊でした。
自分の場合まず実践するのは深読み→軽読み→徹底した深読みとアウトプットです。今の自分は、新聞で得た情報をただ知識として頭に残すだけになってます。いわばコレクターみたいなものです。しかしこれではなんの役にも立ちません。実践してこそ真価を発揮しますので、とにかく実践しかないです。 -
Posted by ブクログ
社会に出てニュースは毎日チェックするように、日経新聞は読んだほうがいいといわれていたけれど、最近のニュースはワイドショー化し、日経新聞も何をどう読めばいいのか、日経に限らず新聞を読む、読み解く、自分のものとするとはどういうことなのか。
今回の本はその第一歩を踏み出す知識をくれた。
まず第一章にある「土曜日版」を一週間かけて読むことから始める。半分に切って広告を切り取って奇数ページのみ……。
この本は2019年7月に刊行されたものなので、著者が取り上げている内容の未来での顛末を知っていたりもする。
けれどこの本を読むことにより、2019年、つまりコロナ禍前にはこんな話題が気になるニュースとして世界の話題となっていたのかと知ることができた。
その後の2020年から現在までもちろんいろいろな事があったけれど、ほとんど話題の中心は新型コロナウイルスに関する事柄で関心事で、現在までの3年間があっという間に過ぎたと感じている人も多いのではないだろうか。
私もこの3年、時が止まっていたかのような感じだ。
これから新聞を読む力をつけて、今の日本の経済や世界情勢が分かるようになっていきたい。 -
Posted by ブクログ
「新聞を読むことの習慣化」を目的に、この本を読み始めました。いざ日経新聞を読むにしても、普段読む習慣がないため、習慣化するにはかなりハードルが高く、「どこを読めば良いんだろう?」と感じていました。しかしながら、この本のタイトルにもあるように、「読む技術」「活用する技術」を学び、「このように読んでいけば良いのか!」と思えるようになりました。
・「深読み」→「軽読み」→「徹底的に深読み」
・着目すべき数字
・アウトプットの重要性
上記3つは特に私がこの本から学ぶことのできた点で、今後は上記の点を意識しながら、「新聞を読むことの習慣化」に取り組んでいきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
社会人1年目はとっく昔の話ですが、たまたま目に止まり読んでみました。
世界や日本の経済って自分の生活とかなり密接しているにも関わらず、難しそうだからと避けていました。最近、興味を持ち始めましたが、社会人になったらきちんと知っておくべきだったな後悔。
この本はそんな難しそうな話を分かりやすくまとめられていて、社会人1年目でも読めると思います。
毎日のように経済のことに触れていないと、この本の内容も見につかないような気もしますが、できるだけ関心をもって経済の情報に触れていきたいと感じました。
分かりやすかったので他のシリーズも読んでみたくなりました。