高橋五郎のレビュー一覧

  • 農民も土も水も悲惨な中国農業

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    中国農業の現状と課題がうまく整理されている。また実際に中国農村の奥深くまで入り込み、表面的な調査では知り得ない生々しい現実を教えてくれる。
    日本の農業技術を異常に持ち上げているが、それは中国と比べたらであって実際高い意識と知識技能を兼ね備えている農家は日本でも少数派ではないだろうか。そうでなければ日本農業はこれほど悲惨な状況になっていない。決して農地法だけのせいではないと思う。

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    2013年06月02日
  • 農民も土も水も悲惨な中国農業

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    残留農薬野菜、毒入りギョーザ、メラミン混入粉ミルク―。
    中国から日本に続々輸入される「汚染食品」。
    国際事件の背景には、中国農業の崩壊という厳しくも悲惨な現実があった!
    すなわちそれは、日本人の「食」の崩壊を意味するのだ!
    日本が飢餓列島から脱する道は、どこにあるのか。

    [ 目次 ]
    序章 農場から農民が消えていく―中国農業の崩壊が日本を飢餓列島へと導く
    第1章 竜頭企業の支配が始まった―農地から追い立てられる農民たち
    第2章 土を愛せない農民たち―人糞肥料と農薬、そして貧困
    第3章 土も水も死んでいる―人間と農産物を死に至らしめる環境破壊
    第4章 中国国家VS.中国農民―石と棍棒を手に立ち上がる農民たち
    第5章 中国農業崩壊と日本への波及―食料危機から食料危篤へ
    終章 日本人に残された道―農地法改革と「おふくろの味」の復権

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年06月06日
  • 食料危機の未来年表 そして日本人が飢える日

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    ネタバレ

    世界の穀物生産量は現段階で、世界中の人類の腹を満たせる状態にない。更に、2035年には世界で生産される穀物の約半分が中国とインドの2国で消費されるようになるそうよ。その頃日本は更に貧しい国になっていて、農家も高齢化が進み、気候変動で農作物生産量は減少している。10年後か…怖いなぁ。
    著者は解決策もたくさん書いてくれている。肉の摂取量を減らす、フードロスを減らす、コオロギや培養肉を食の選択肢に加える…といった個人でできることはあるにはある。けれど日本の来たるべき飢餓に備えるには当然これじゃ不十分。政治じゃないと解決できない問題や、世界の飢餓を減らしていく為の国際協力が必要だと…できるのか?間に合うのか?怖いなぁ…

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    2024年08月21日
  • デジタル食品の恐怖

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    食品をパーツにして組み合わせたものがデジタル食品。もはや原材料が何でどこから来ているか分からなくなってしまった。しかも、残留農薬や危険な添加物の恐れもある。なるべく、第一次産品を味わおう。

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    2017年08月02日
  • 日中食品汚染

    購入済み

    難しい問題

    食品汚染は、資本主義経済という利益追求を求め限りなくならないだろう。品種改良も農薬も食品添加物も、そして遺伝子組み替えも、科学技術の発達により可能となった代物である。
    もちろんこれらの研究開発は、爆発的な人口増加に対応するためでもある。しかし、当初の理念からかけ離れたところで競争が生まれ、結果的に寿命を縮めかねない食品だらけになっている。
    逆に言えば、本当に健康的な食物を作っている生産者は競争に敗れるという事態におちいっている。
    競争社会によって市場の失敗が現実に起きているということであろう。それも人生と考えるしかない。

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    2014年07月01日
  • 真説 日本の正体 封印された謀略の裏面史を紐解く

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    友人から面白いから読めと教えられた高橋吾郎本。

    ミリオン出版の同著者「日本の正体」「真説ニッポンの正体」を再編したもの。

    冒頭にある「わからない者はわからなくてよい、最初から読まなければよい」

    この本は読者を確かに選ぶ。

    対談形式の為、他書を読まないと全貌が見えてこない部分も多々あるが、この手のジャンルでは新たな話もあり面白く読めるが、対談が故に具体的な記述よりも抽象、比喩が多く、イメージで語られる話が多い。理解不明な人は理解不能だろう。

    ただ、具体的記述については、バックボーン、金の流れ、人脈を記載しているため非常に興味深い話は多々ある。

    1日あれば読める本

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    2014年03月03日
  • 美しきペテンの島国 続・真説 日本の正体

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    先日、この本の前作である「真説、日本の正体」という本を読みました。この本にはどぎついタイトルが付けられていますが、続編ということもあり手に取りました。

    太平洋戦争あたりから、最近の意味不明なマレーシア航空機失踪事件について書かれていて、本当かどうかは判断つきませんでしたが、興味ある内容でした。

    また、今までの本でも触れられてきましたが「天皇が持っていた金塊」についての記述もあり面白かったです。特に第一章の、「戦争の本質はマネーゲームである」という内容には納得するものがありました。

    以下は気になったポイントです。

    ・終戦になるのを知って、市谷大本営にトラックでやってきて、物資をみんな盗んでいったのは中野学校の優秀な軍人たち。それを隠して戦後に生きて、苦労話しかしない(p19)

    ・戦争の本質は、マネーゲーム、ゲームを成立させるには世界の中に敵と味方が必要、イデオロギーの違いでも何でもない(p26)

    ・世界大戦の参戦国が費やした戦費の大半は、天文学的な天皇の金塊によって賄われていた、第二次世界大戦は日本が独占スポンサー(p31)

    ・戦争ビジネスに加担した複数の日本財閥企業は、終戦以前から巨額の資産と利益を貯めてきた。三菱や三井は、終戦の段階で世界に名だたる企業規模と地位を確立した(p32)

    ・占領軍は日本の焼野原や被災者の惨状画像のみを切り取ってPR映像として公開、爆撃対象とならず惨状を逃れた財閥系の建物施設は公開されなかった(p32)

    ・第一次世界大戦後に莫大な賠償金を抱えたドイツに手を差し伸べたのが、アメリカの資本家であった。ナチスのガス室はアメリカのもの(p50)
    1925年にドイツの化学会社が合併してできたのが、IGファルベン社、3000万ドルに上る社債発行を引き受けたのが、アメリカのナショナルシティ銀行(p50)

    ・戦争というマネーゲームの決済システムは、BIS(国際決済銀行)、今はそれをIMFが担当している。大戦時の理事の顔ぶれは、アメリカ、ドイツ、イギリス、ベルギー、イタリア、そして日銀から派遣された銀行員。交戦国同士が一同に顔をそろえていた戦争銀行(p52、55)

    ・BISの実態は、第一次世界大戦で敗北したドイツ政府に賠償を履行させるための処理銀行、賠償金でひと稼ぎする機関、次の戦争のための戦争準備銀行であった(p53)

    ・1970年後半にアメリカが公開した資料(1943年5月5日会議資料)によると、最初の原爆投下目標地点は、太平洋のトラック諸島、つまり日本軍と記されている。(p75)

    ・広島に投下されたウラン型原爆は、ぶっつけ本番で兵器として使用されたあと、それ以降の核実験では一度も使用されていない。(p84)

    ・漢族の良識派は、大事なものは日本に置いておけば安全だということがわかっている。古代に日本に来て帰化したのは自然の流れ(p132)

    ・日本人が大陸で金塊をせしめた方法は、日本人のやくざが軍服を着てやっていた。これは日本人の高級官僚らの悪知恵、やくざ者を使ったのは歴史公文書が残らないようにするため(p139)

    ・幕末時の戊辰戦争で、明治政府側には性能のいい鉄砲を打って、奥羽越列藩同盟側には、アメリカの南北戦争のスクラップを売りつけたのが、グラバー(p152)

    ・ロシア革命を推進したスポンサーは、ロックフェラーとジェイコブ・シフである(p167)

    ・フィリピンには閉鎖した軍港と飛行場があるが、アメリカはそこを再開する。沖縄よりもフィリピンのようんが儲かるとアメリカは考えている。地下には、日本人が隠している天皇の金塊がある、12.3万トンと欧米情報機関は推定している(p196)

    ・新幹線の先頭の丸い滑らかな部分も、機械じゃなくて人間が手作業でやっている、携帯電話の表面、衛星のレンズの歪み調整も人間、それも日本人の職人しかできないので世界中から注文がくる(p220)

    ・スターバックスがうまくいったのは、従業員を徹底して、個性の「理」が通らないロボット化させたから。あれはアメリカナイズ社会では成功する(p222)

    ・ヒラリーと、その夫である、ビルクリントンは、アンカンソーでペテン師不動産まがいの仕事をしていて事件を起こしてワシントンに逃げた(p230)

    ・ロスチャイルドが金貸し業として自立できたのは、欧州最大の公爵、ヘッセン一族のへそくりを増やしたから。ヘッセンの末裔が、ベラスコだから、スイス銀行にベラスコは平然と入館できた、欧州の世界が血筋、階級で成り立っている(p234)

    ・明治44年2月4日、第二次桂内閣は、帝国議会において重要な決議案を決定した、それは「皇統は南朝をもって正統となす」であった、明治天皇は北朝の血を引くあるにもかかわらず(p247)

    ・足利尊氏は大覚寺統とは対立する、持明院統の後伏見天皇の第二子を光明天皇として擁立、これが北朝。南に逃げた後醍醐天皇は、吉野に移して南朝を開いた、60年後の1457年に南朝の皇統は途絶えたことになっている(p252)

    ・16-17世紀の世界の金総産出量は、年間10トン未満であったが、その半分以上は日本産であった。江戸時代に鋳造された大判小判は、200トン以上。それを流通させていた国は当時存在しなかった(p268)

    ・18世紀フランス王室にはカネがなかった、そこで銀行券という紙幣で商売を始めて金貨を使わずとも取引ができるようにした。信用不安を消すために、北アメリカ大陸のフランス領ミシシッピの開発に目を付けた。これを担保に株券を発行して人々に売った。誰かが株を換金すると瞬く間にバブルは崩壊した(p291)

    2015年5月16日作成

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    2015年05月16日
  • 日中食品汚染

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    中国の優良企業が使用期限切れの鶏肉を使ったチキンナゲットを日本に大量輸出していたとして、連日、新聞、テレビで大きく取り上げられている。
    「日中食品汚染」タイトルを見ただけで内容が想像できる。生唾ゴクリでページを捲った。聞きしに勝る中国食品の汚染の実態がこれでもかといわんばかりに列挙。地上汚染、地下汚染、既にありとあらゆるところが汚染されている。生産者自身が、こんなもの食えないと言い放つ代物を平気で輸出している。それでも冷凍食品をはじめとして多くの製品が中国頼みになっている日本の食品業界。エキスやスープになってしまえば原材料も産地も不明。もはや防御のすべはない。恐るべき中国食品は何の規制もなく日々上陸している。

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    2014年07月26日
  • 農民も土も水も悲惨な中国農業

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    毒入り餃子にメラミン混入粉ミルクとなぜ中国ではこのような問題が起きるのか。
    実際に中国の農村を回り中国農業の実態を自らの手で確かめる著者の言葉は生々しい。

    土(農地)を愛せない農民たち、それゆえに土も水も死んでしまっている。
    そこで作られた農作物を食べるしかなくなりつつある日本の農業にも警鐘を鳴らす。。。

    中国の「食」問題は日本の「食」問題である。

    日本における中国からの輸入食品の問題は、企業を悪の根源として法制度を批准するなど消費者の立場で捕らえているが、中国の農民がどのような境遇に置かれ、今後どうなっていくのかを見なければ、日本の「食」の未来を正しく見ることは出来ない。

    日本の食問題は、供給源である中国の農民と農業問題と一体である。

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    なぜ大量の農薬が必要になるのか?

    化学肥料は普及しつつあるが高い為、人糞肥料をつかう
    →教育不足の為、無発酵のまま畑にまくため土壌に細菌や害虫が繁殖
    →殺菌の為、大量の様々な農薬をまく

    近い将来、日本では「おふくろの味」は完全に消え去り、「袋の味」が幅を利かせるようになるだろう。

    農業の発展の足かせとなる法律→”農地法”
     ※農地法→個人であれば農家しか農地をもてない

    中国では農民でありながら農地を所有できない点に問題があるが、日本では「農民でなければ農地を所有できない」点に問題がある。
     ・自由度が低い為、新規の参入者が増えずに、発展に繋がる競争すら起きない
     ・農業系大学の学生が農業とは無縁の食についている現状
     ・脱サラしても、、、
       農地は農家から借りるしかないが、良い土地は貸してもらえない
       農協の正組合員にはなれずに准組合員にしかなれない(補助金や国の精度を十分に受けられない)

    参考『農協の大罪 』

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    2009年11月29日