ク・ビョンモのレビュー一覧

  • 破砕

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    読みにくい。
    ぱらぱらと舞う記憶のかけらを集めていくようだった。

    インタビューと解説があるのが嬉しかった。
    生粋の小説家。社会に左右されない芸術家。

    作者の他の作品も読みたい。

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    2024年11月13日
  • 破果

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    65歳の防疫と呼ばれる殺し屋爪角、体力知力の衰えを感じながら続ける稼業。拾ってきた犬の無用火のへの感情や過去に置いてきた想いなど、強さの陰にちらほら覗く真情が哀しい。

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    2024年10月24日
  • 破砕

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    『破果』の爪角の若き日を描く短編。
    本は小さくて薄いが、『破果』が出た後で作者が書いたもので、作者はこれ以上爪角の小説を書かないと言っているからこの形の出版は仕方ないかなと思う。ぜひ文庫化するとき『破果』の中に入れて欲しい。
    爪角がリュウと山に一カ月ほど籠り、殺人と身を守るノウハウを身につけるという話。(ちなみに名前は出てこない)
    爪角のリュウに対する、こう言ったら元も子もないが「恋心」のようなものを、絶妙な感覚で描いており、グッとくる。決して口にすることはなく、相手もわかっていることを感じさせまいとしている。それでも漏れてしまいそうで、でもその寸前で何とか止めるという切なさに。
    この文章の妙

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    2024年09月29日
  • 破砕

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    殺し屋になる修行のため師匠と森に籠る… 傷だらけになりながら、魂のやり取りを力強く描く物語 #破砕

    ■きっと読みたくなるレビュー
    前作『破果』において、女性で高齢ながらも殺し屋として生活していた爪角(チョガク)。時間軸は彼女が殺し屋になる前、若かりし十代の物語で、師匠と二人で山に籠り、厳しく鍛えられるという筋立て。本編自体は80頁の短編のみで、作者のインタビューや深緑野分先生の解説付きです。

    前作を読んでない方のために軽く『破果』のあらすじをご説明。

    60代の女性殺し屋の爪角(チョガク)は、殺戮の依頼を失敗してしまう。引退を思い至る彼女であったが、様々な人との出会いの中、それでも殺し屋の

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    2024年08月21日
  • 破果

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    ストーリーに引き込まれ、読み終えた時には深夜を回っていた。主人公の職業はこんなに特殊なのに、いつしか自分の姿と重ね合わせ、救いのある結末でありますようにと祈りながらページをめくった。臨場感あふれる筆力とテンポの良さ、それを見事に活かした訳の素晴らしさを評価したい。

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    2024年07月14日
  • 破果

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    年老いた女性殺し屋の話。破果は傷んだ果物と女性の年齢16歳のダブルミーニング。韓国小説はほぼほぼ初めて。エンタメ性と社会性の両面から楽しめた。

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    2024年07月08日
  • 破砕

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    ネタバレ

    少し慣れたのか、破果より読みやすかった
    主人公の若かりし頃、どのようにして殺し屋になったのか、山での1ヶ月が書かれている
    破果の中でも、若かった頃の話がいくつか入っていたが、破砕は、それよりもみずみずしく、思慕の念を抱いてしまう人間らしさが詰まっていた
    インタビューのなかでも、著者の揺るぎない、強い芯をかんじられ、かっこいいなーと思った

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    2026年05月06日
  • 破果

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    ネタバレ

    長い文章で少し読みにくいなーと感じていたら、著者が読みやすい文章を避けていたというので納得
    かつてはすごい腕を持った殺し屋でも、老いれば衰えてしまう必然
    歳を重ねるごとにきっと、許せるものとか大事にしたいものが増えていくのかな〜
    私もおばあちゃんになってもネイルしたいし恋したい

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    2026年05月06日
  • 破砕

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    ネタバレ

    爪角が爪角になる前の、室長との特訓の日々。日々のへとへとになる訓練のなかで、そこはかとなくただよう甘やかさもよかった。10代だもんねぇ。
    その後のインタビューも面白かったです。
    初めて読んだ韓国文学が破果でした。他のも読んでみようと思います。

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    2026年05月05日
  • 破果

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    ネタバレ

    苦手だった海外小説、韓国なら読めるかな?と思いトライ。出版区のYouTubeで色んな方が面白かった!と仰っていて、気になりました。

    横文字名前が苦手なわたくし、なんとか大丈夫でした!防疫業の設定が面白かった。
    ちょっとダークで、戦いのシーンは疾走感あるものの、それ以外の『暮らし』の部分の切実さというか、逆らえない『老い』の話がリアルで。仕事との相反関係が面白かったです。

    無用可愛かったのに可哀想すぎた…ぐすん。

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    2026年04月29日
  • 破果

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    ネタバレ

    一文が長かったり、突然場面が切り替わったりと、視点が明言されないまま物語が進む部分が多く、正直読みにくかった!ただ、訳者あとがきによれば、その読みにくさは作者の意図とのこと。「邪魔をするような文章で読者の行手を阻み、一気読みさせないため」だそうで、作者の狙いを自力で汲み取るのは難しかったものの、結果的にはその意図どおり、時間をかけてじっくり読むことになった。

    殺し屋として生きてきた主人公・爪角の一節、
    ——「確固たる日差しのもとで根を張る人々を見るのは、気持ちがいいことだ。長いあいだ見つめているだけで、それが自分のものになるのなら。ありえないことでもほんの一瞬、その場面に属している気分があじ

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    2025年10月25日
  • 破果

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    4よりの3
    強くあろうとする女殺し屋。
    老いていく中で強さだけじゃなく、人を思いやる気持ちや優しさも持っている姿がいい。

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    2025年08月22日
  • 破果

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    ネタバレ

    2025.5 読みにくいし、テーマもよくわからない小説でした。訳者あとがきに、「未読者の方に」という文言があってなるほど、と…
    訳者あとがきを先に読んだほうがいいかもしれません。

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    2025年05月27日
  • 破砕

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    リョウの話し方に違和感を感じていたが途中で意味がわかる。何か意図してやってるのかが分からず途中までモヤモヤしてた。

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    2025年04月14日
  • 破果

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    ネタバレ

    殺し屋だからこそ自身を客観的に見る必要があると思うが、老いた人間が他者からどう見られてるかの描写に今よりも自分が老いたときを考えさせられた。
    幼少期の出来事が執着となり、煮詰めてドロドロにした愛みたいな感じを抱いた。

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    2025年04月14日
  • 破砕

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    破果を読む前に此方を読んだ。
    前日譚とは知らずに読んだのだが
    躍動感や緊迫感に溢れ、短い中でも
    女スパイの心の内の微妙な変化も
    師匠への甘い想いも本人の息遣い
    から伝わってくるようだ。
    本編は読んでいないが、暗澹たる
    未来を本作主人公も読み手も感じられ
    最後はせつない。

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    2025年02月24日
  • 破果

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    独特の文章で、少し苦戦。女性であること、年をとっていくことは自分にも共通するところ。でも爪角は以前よりは衰えてきたんだろうけど、まだまだ強い。羨ましいなぁと違った角度から読んだ。ちなみに、爪角は、65才の綾瀬はるかさんをイメージしてました

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    2024年12月26日
  • 破砕

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     同著者の作品『破果』の主人公爪角の、殺し屋としての誕生譚だ。

     爪角がいかに訓練されたのか、仕込んでくれた室長との関係性はいかに…。

     一か月余りの期間訓練が書かれた短編だが、濃密に描かれている。小説は短く、巻末にインタビュー記事と深緑野分さんの解説も併録されており、本編と併せて『破果』の理解が深まるようになっている。

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    2024年12月19日
  • 破果

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    翻訳物にありがちな余計な言い回しが多すぎて、まどろっこしく感じた。
    そのせいか女殺し屋の心理が私には伝わりにくかった。
    トゥが結局何をしたかったのかも、いまいち理解ができなかった。

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    2024年12月10日
  • 破砕

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    破果の主人公爪角の外伝。
    彼女がどのようにして殺し屋になったか、その山籠もりの訓練を描く。二人の師弟関係の感情の動きがうまく、爪角の隠された思いが切なかった。

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    2024年10月27日