櫻部由美子のレビュー一覧

  • ふたつ星 出直し神社たね銭貸し

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    読む前に表紙を見たら、ムカデが描いてあってなんでだろうと思ったのですが、読み終わって納得。良く見たら蝸牛やナメクジ、も描いてあり2度面白い感じ。お茶菓子勝負は読んでいると無性にお団子がたべたくなります。次作はもっと呉公をギャフンといわせてくれるのか楽しみです。

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    2025年01月26日
  • 夢のみちゆき 出直し神社たね銭貸し

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    心がほわっとなる良いお話でした。
    どの人も決してほわほわ生きて来ていないけど、その生き方で読み手の心を温めてくれる。
    読み終えて楽しかった。

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    2025年12月07日
  • 夢のみちゆき 出直し神社たね銭貸し

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    楽しみにしている『出直し神社』シリーズの新作がでたので手に取った。
    舞台は江戸時代、貧乏神に見初められ出直し神社の巫女として市井の人々の悩みに寄り添い人生のやり直しのきっかけを与えていく人情味溢れる物語と謎解きが絡み合うシリーズ。

    貧乏神というと家に住み着いて不幸を運んでくるちょっとヤバい神様というイメージを持っていたけど、でも「出直し神社」に祀られている
    貧乏神様は人生のセカンドチャンス!を提供してくれる有り難い神様。
    普通の神様ではないところが面白い。が貧乏神様はまだ一度も出てこない。
    やはり神様は滅多なことでは姿を御見せにならないのだろう。だから余計どんな神様か想像してしまう。
    唯一、

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    2025年11月23日
  • フェルメールの街

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    フェルメールの作品がもっと出てくるのかな?と思っていましたが、ミステリー仕立ての面白いお話でした。デルフトの町の様子や、幼馴染の友人、家族や町の人の生き生きとした様子が魅力的。デルフトに再来したいな、と強く思いました。

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    2025年05月11日
  • くら姫 出直し神社たね銭貸し

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    貧乏神に好かれたせいで人生の生き延びる知恵を得たおけいさんは出直し神社に導かれ、
    お妙さんのお店のくら姫の中から色々解き放って‥

    すべて落ち着いたら
    また神社に戻ってどっかに相談役しに行けば良いのにさぁ

    って

    出直し神社でなく、くら姫 

    って題名にした時点でこれ一冊の予定だったのかと、ちょっと読み進めながら残念でした。

    設定気に入ってたんでこの先どうなんだい?
    あるのかいないのかい?
    で星四つです

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    2024年09月16日
  • そなたの母 出直し神社たね銭貸し

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    第5作も最高でした!出てくるお団子がどれも美味しそうで、お団子食べたくなっちゃいました。
    最後までどんどん読み進められて、最後はえー?!ってなって、もう一度最初から読みたくなるような感じ、おけいさんの切ない心情、これまでのシリーズに出ていた人たちが登場など、楽しめる要素満載でした!

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    2024年05月06日
  • くら姫 出直し神社たね銭貸し

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     表紙イラストの可愛い巫女姿の女の子、この子がタイトルの〈くら姫〉かと思いきや、「おけい」ちゃん。〈くら姫〉はお蔵茶屋の店名でした。おけいの〈くら姫〉での日々が描かれます。

     不遇な少女・おけいは、下働き先を探している時に、閑古鳥に導かれるように貧乏神を祀る〈出直し神社〉に辿り着きます。
     そして社殿を守る婆さまに、これまでの不運と不幸だらけの人生を語ると、良い巡り合わせと婆さまを手伝わされることになるのでした。
     この神社では、「たね銭」(商いの元手となる縁起の良いお金)を客に授け、借りた客は一年後に元手の倍の額を返す約束で、これが本書の副題意味です。

     単調でほのぼの系の時代小説と思っ

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    2024年05月01日
  • 宝づくし 出直し神社たね銭貸し

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    シリーズ第四作を読み終えて、まだまだ読みたいと思えます。おけいちゃんがとっても良い子で、毎回心洗われます。これまでの人達が登場したことも嬉しくほっこりしました。

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    2024年01月02日
  • 妖しい刀 出直し神社たね銭貸し

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    「くら姫」、「神のひき臼」に次ぐ3作目。ミステリー要素満載でとても楽しめました。読みながら、江戸の風景を想像するのが楽しいです。
    今回はドキドキハラハラな展開でした。4作目も読みたくなります。

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    2024年01月01日
  • 神のひき臼 出直し神社たね銭貸し

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    前作に引き続き、主人公のおけいちゃんは働き者で頑張り屋さんで、だけどやっぱり閑古鳥に好かれてしまって…またまた引き込まれてしまいました。
    おけいの周りの人達の出来事に、おけいと一緒に巻き込まれたような気持ちになり、また続きが読みたくなってしまうのでした。

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    2023年10月17日
  • くら姫 出直し神社たね銭貸し

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    面白かったです!
    のんびり進んでいくのかと思いきや、内容盛りだくさんでした。
    時代小説は読みにくいのかなと勝手に思っていたけれど、こちらはとても読みやすく、タイムスリップできたような感覚を味わうことができました。
    続編が出ているようなのでそちらも読んでみたいです。

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    2023年10月17日
  • くら姫 出直し神社たね銭貸し

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    主人公のおけいの真っ直ぐな性格に怪しげなうしろ戸婆の元に連れて行く閑古鳥などキャラクターも面白い。性同一性障害やミステリーの要素も加わり想像以上に面白かった。続編を読みたくなる一冊

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    2023年03月13日
  • くら姫 出直し神社たね銭貸し

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    櫻部さんの作品は『フェルメールの街』以来、読むのは2作目。後書きの解説を読むまで、気づかなかったのだから、呑気なものだ。この『くら姫』は本屋の店頭でふと目に止まって、手に取って読み始めたのだけれど、読み進めるにつけ、どんどん面白くなっていった感じの本でした。もう一冊、『シンデレラの告白』って作品もあるらしいので次に読んでみようかと思っている次第。

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    2021年10月07日
  • くら姫 出直し神社たね銭貸し

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    貧乏神を祀る神社があるという設定から興味深いが、そこでビジネスの相談を受け付けているという。

    貧乏神に取り憑かれているのではという残念な人生を歩んできた主人公のおけいが、両親を家事で無くしたお妙が運営するお蔵茶屋くら姫の再建に尽力する。

    くら姫を取り巻く様々なストーリーがそれぞれ興味深く、一つ一つのストーリーが大きな物語として紡がれていく。

    再建に向けての展開はマーケティングなどの要素をふんだんに含むため、ビジネスマンにも好まれれるストーリー。

    何となく次作へ続くのでは?と期待を込めてコメントを残します。

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    2021年04月26日
  • フェルメールの街

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     お陰で牛乳を注ぐ女に愛着持ちまくり(笑)
     福岡伸一イズムの世界観だが僕はこの弾けかたは好きです。
     フェルメールとレーウェンフックをここまで仲の良い親友にする設定も良し。

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    2020年07月26日
  • フェルメールの街

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    フェルメールの作品および歴史から、フェルメールを主人公にした小説。舞台はオランダのデルフト。

    17世紀の大航海時代のオランダを舞台にフェルメールの画家としての始まりや顕微鏡の父と言われるレーウェンとの友情。妻となるカトリーナとの出会い。真珠の耳飾りの少女のモデルとなる少女との遭遇。

    特にフェルメールとレーウェンとの友情の話が素敵だなと思いました。史実では、ふたりの繋がりの証拠となるものはほとんどないとの事ですが、ふたりが共に生きていた時代に気持ちを馳せたり、偉業を達成するのにお互い切磋琢磨していたのではと思うだけでも楽しくなる一冊だと思います。いくつになっても友情は大切にしたいですね。

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    2018年11月11日
  • フェルメールの街

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    フェルメールが主人公であった必要は特に無かったが、夢小説というか、こうであれば面白かっただろうなという希望がつまっており、フェルメールの街「デルフト」が当時の姿で思い浮かべる作品だった。
    場面の切り替えが多く、そこも少し雑な感じでちょっと置いてかれたり、意味深に登場する人物が特に物語上では意味がなかったりするので好みは別れると思う。

    オハナちゃんは実在していてほしいという希望

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    2021年01月01日
  • フェルメールの街

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    題名の如くフェルメールを主人公とし、彼の若かりし時代を描く。

    当時のオランダを取り巻く情勢や街の文化と市井に住む人々の営みが描かれている。

    フェルメールとその家族、友人達を中心に物語は推移していき、フェルメールの代表作でもある真珠の耳飾りの少女も物語に登場します。

    フェルメールの企画展を何年か前に見に行った事がありますが本書を読んで、また見にいきたいなぁと思いました。

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    2018年09月26日