くら姫 出直し神社たね銭貸し

くら姫 出直し神社たね銭貸し

748円 (税込)

3pt

4.0

下谷にある〈出直し神社〉には、人生を仕切り直したいと願う人々が訪れる。縁起の良い〈たね銭〉を授かりに来るのだ。神社を守るのは、うしろ戸の婆と呼ばれる老女。その手伝いをすることになった十六歳の娘おけいは、器量はよくないが気の利く働き者だ。ある日、神社にお妙と名乗る美女が現れる。蔵茶屋の商売繁盛を望む彼女が授かったのは大枚金八両。さらにうしろ戸の婆は、お妙に相談役としておけいを連れていくように言い、おけいには「蔵に閉じ込められたものをすべて解き放ってくるように」と耳打ちして──。読み応え抜群の時代小説。(解説・吉田伸子)

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出直し神社たね銭貸し のシリーズ作品

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • くら姫 出直し神社たね銭貸し
    748円 (税込)
    下谷にある〈出直し神社〉には、人生を仕切り直したいと願う人々が訪れる。縁起の良い〈たね銭〉を授かりに来るのだ。神社を守るのは、うしろ戸の婆と呼ばれる老女。その手伝いをすることになった十六歳の娘おけいは、器量はよくないが気の利く働き者だ。ある日、神社にお妙と名乗る美女が現れる。蔵茶屋の商売繁盛を望む彼女が授かったのは大枚金八両。さらにうしろ戸の婆は、お妙に相談役としておけいを連れていくように言い、おけいには「蔵に閉じ込められたものをすべて解き放ってくるように」と耳打ちして──。読み応え抜群の時代小説。(解説・吉田伸子)
  • 神のひき臼 出直し神社たね銭貸し
    748円 (税込)
    人生に行き詰まり、やり直したいと願う人々が、縁起の良い〈たね銭〉を授かりに訪れる〈出直し神社〉。神社を守るのは、うしろ戸の婆と呼ばれる老女。不器量だが働き者の娘・おけいがその手伝いをしている。ある日、赤ん坊を背負った千代という少女が神社に迷い込んできた。お千代は婆に促され、搗き米屋のおかみである母の、度が過ぎる吝嗇ぶりに家じゅうが悩まされていると打ち明ける。手習い処に通いたいお千代が子守りに縛られずにすむよう、おけいは女中として搗き米屋に住みこむことになったが……? 抜群の読み応え、シリーズ第二作!
  • 妖しい刀 出直し神社たね銭貸し
    814円 (税込)
    「一刻も早く相手の女を呪ってくださいまし」。人生の仕切り直しを願う人々が訪れる〈出直し神社〉に、穏やかでない願いを訴える者が訪れた。袋物問屋・茜屋のお松と名乗る女は、店主で夫の茂兵衛が伯父から相続した家に入り浸るようになり、女を呼び入れているに違いないと言う。その家には大黒さまが化けて出るとの噂もある。うしろ戸の婆はお松に、まずは浮気を確かめよと、神社の手伝いをしている少女・おけいを連れていくように言い……。流行り病に人殺し事件と、大忙し。抜群の読み応えと大好評のシリーズ、第三作。
  • 宝づくし 出直し神社たね銭貸し
    836円 (税込)
    神無月の朝、〈出直し神社〉の社殿にお蔵茶屋〈くら姫〉の女主人・お妙が座っていた。たね銭八両の倍返しに訪れたのだ。お妙は神社の守り人・うしろ戸の婆に、江戸中の菓子屋に「宝尽くし」の題に因んだ菓子を競わせる催しを計画中だと話した。神社の手伝いの娘・おけいは、その華やかな計画に胸躍らせる。そんなおけいに今回婆が与えた使命は、同心・丑之助の恩師の未亡人・房江の世話に赴いて「宝さがし」をすること。おけいが探すべき宝とは? そして菓子の競い合いの行方は!? 抜群の読み応えで大好評、シリーズ第四作。
  • そなたの母 出直し神社たね銭貸し
    836円 (税込)
    神無月の朝、〈出直し神社〉の社殿にお蔵茶屋〈くら姫〉の女主人・お妙が座っていた。たね銭八両の倍返しに訪れたのだ。お妙は神社の守り人・うしろ戸の婆に、江戸中の菓子屋に「宝尽くし」の題に因んだ菓子を競わせる催しを計画中だと話した。神社の手伝いの娘・おけいは、その華やかな計画に胸躍らせる。そんなおけいに今回婆が与えた使命は、同心・丑之助の恩師の未亡人・房江の世話に赴いて「宝さがし」をすること。おけいが探すべき宝とは? そして菓子の競い合いの行方は!? 抜群の読み応えで大好評、シリーズ第四作。

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くら姫 出直し神社たね銭貸し のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    貧乏神に好かれたせいで人生の生き延びる知恵を得たおけいさんは出直し神社に導かれ、
    お妙さんのお店のくら姫の中から色々解き放って‥

    すべて落ち着いたら
    また神社に戻ってどっかに相談役しに行けば良いのにさぁ

    って

    出直し神社でなく、くら姫 

    って題名にした時点でこれ一冊の予定だったのかと、ちょっ

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

     表紙イラストの可愛い巫女姿の女の子、この子がタイトルの〈くら姫〉かと思いきや、「おけい」ちゃん。〈くら姫〉はお蔵茶屋の店名でした。おけいの〈くら姫〉での日々が描かれます。

     不遇な少女・おけいは、下働き先を探している時に、閑古鳥に導かれるように貧乏神を祀る〈出直し神社〉に辿り着きます。
     そして

    0
    2024年05月01日

    Posted by ブクログ

    面白かったです!
    のんびり進んでいくのかと思いきや、内容盛りだくさんでした。
    時代小説は読みにくいのかなと勝手に思っていたけれど、こちらはとても読みやすく、タイムスリップできたような感覚を味わうことができました。
    続編が出ているようなのでそちらも読んでみたいです。

    0
    2023年10月17日

    Posted by ブクログ

    主人公のおけいの真っ直ぐな性格に怪しげなうしろ戸婆の元に連れて行く閑古鳥などキャラクターも面白い。性同一性障害やミステリーの要素も加わり想像以上に面白かった。続編を読みたくなる一冊

    0
    2023年03月13日

    Posted by ブクログ

    櫻部さんの作品は『フェルメールの街』以来、読むのは2作目。後書きの解説を読むまで、気づかなかったのだから、呑気なものだ。この『くら姫』は本屋の店頭でふと目に止まって、手に取って読み始めたのだけれど、読み進めるにつけ、どんどん面白くなっていった感じの本でした。もう一冊、『シンデレラの告白』って作品もあ

    0
    2021年10月07日

    Posted by ブクログ

    貧乏神を祀る神社があるという設定から興味深いが、そこでビジネスの相談を受け付けているという。

    貧乏神に取り憑かれているのではという残念な人生を歩んできた主人公のおけいが、両親を家事で無くしたお妙が運営するお蔵茶屋くら姫の再建に尽力する。

    くら姫を取り巻く様々なストーリーがそれぞれ興味深く、一つ一

    0
    2021年04月26日

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