釈撤宗のレビュー一覧

  • みんなの宗教2世問題

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    エホバの証人の2世の方で、臨床心理士の資格を取り、スクールカウンセラーをされている方の言葉が、とても強く切実に響きました。
    ぜひ多くの人に読んでもらいたい本です。

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    2024年03月30日
  • 住職さんは聞き上手

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    対談がわかりやすく、しかも全然興味のなかった分野の知識も手に入れて何度でも読みたい本。
    黒川いほこ氏は語感について研究。AIと技師との会話ではい、やええ、などの感嘆詞でバカにされている感じがするとのクレームで発音や間の取り方で相手の感情が左右される。 
    母親が弟に怒るのと自分に怒るのに違いがあり、いほ子という名前は吐く発音で呼ぶだけで息が切れて怒りも収まるらしい。
    久坂部氏との対談。認知症は脳が壊れる病気で壊れていくのはおかあさんのせいではない
    あんた、誰?と聞かれたら
    初めましてせつ子と申します。今日からよろしくお願いしますと言いなさい。
    それによって両方ともが心に余裕が保たれるとあり久坂部

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    2023年04月08日
  • 住職さんは聞き上手

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    仏教×多分野。それぞれの分野の第一線の方の話は分かりやすいです。新しくなるほどと認識したのは、熊谷氏、久坂部氏、平田氏。テーマ的には、共感、受け入れ、共同体(地域社会)の喪失、分断、物事の連続性、等々。

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    2024年04月05日
  • みんなの宗教2世問題

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    ネタバレ

    「カルトの子」に衝撃を受け、何度も読んでいる身としては読まずにいられないテーマ。宗教と発達障害の関係については考えたこともなかったけど、人生がうまくいかずに宗教に助けを求めることを思えば、生きづらさを感じやすい人たちがはまってしまうのはなるほどと思う。当事者のインタビューは読みやすかったけど、専門家のところはちょっと読み飛ばすところも。信田さよ子さん、久しぶりに読んだけど、やっぱ分かりやすかった。斎藤環さんとの対談のとこも。こういう本を読むと、あの高校時代のエホバの子を思い出す。今どうしてるんだろうなぁ。エホバの個別訪問が辛い思いをさせて、コミュニティへの帰依を高めるためだという意見にはなるほ

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    2023年07月15日
  • みんなの宗教2世問題

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    ネタバレ

    宗教者、精神科医、ジャーナリストなどこの問題に向き合っている様々な専門家との対談や取材と2世当事者の声を集めた章が秀逸。
    むしろそこだけでも良かったのでは、と思うくらい。
    最後の方の章は著者自身の著作や宗教関連の文学や映像作品の紹介と見解が多く、興味を惹かれるものもあったが映像に関してはほとんど見ることのできないものが多いこともありちょっとうるさく感じてしまった。蛇足感がある、と言ったら言い過ぎだろうか。

    p253で著者が創価学会について、エホバの証人のように2世問題を唱えてる人や宗教被害を受けたと言っている人が実数からすると多いと思えない、ゆえにエホバが2世問題を生み出しやすい宗教と言える

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    2023年07月08日
  • みんなの宗教2世問題

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    1章は聞書のためか整っていない文章に読み取りにくさを感じると共にとてもリアルに訴えかけてくるものがあった。3章の識者による宗教2世論はとても興味深く、宗教、特にカルトの問題をどう捉えるかの指針となる。特に釈撤宗氏の項で述べられているように宗教教団側の取組むべき課題を明確にし、2世問題を家族の問題だけに留まらせないように社会はしっかりと向き合っていかなくてはならないと感じた。
    宗教問題を取り扱った本や映画の紹介もあり、続けて手にしていきたい。

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    2023年04月27日
  • 住職さんは聞き上手

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    当たり前のことだけれど
    対談集は

    その相手が 魅力あふるることが 大きな要素
    そして
    聴き手が その相手に対して 響くことのできる器で
    あることが 必要条件

    そういうことで こりゃあ
    おもしろい 一冊でありました

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    2023年03月04日
  • みんなの宗教2世問題

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    私も宗教2世、いや、正確には3世です。
    皆さんの体験談は、自分と重なるところも多く、改めて、自分もいろんなことを我慢してきたんだろうな、本当の自分を出すことができずに大人になったんだろうなと感じました。

    せっかくなので、私の記録も(長くなりますが)ここに残します。
    私は、父方の祖母、母方の祖父母が創価学会に入会し、父と母は子どもの頃から学会員で、学会活動の中で出会って結婚し、私が生まれました。
    父母は地元でちょっと有名な活動家だったので、その長女である私も期待されていると(勝手に)感じていました。
    小学生になる頃、母から勤行唱題を教わり、土日には未来部として会合や合唱団の活動に参加しました。

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    2024年06月21日
  • みんなの宗教2世問題

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    安倍元総理大臣襲撃事件の容疑者山上氏の行動からクローズアップされた宗教2世 さまざまな宗教2世の生の声がつづられている。一時はマスコミも騒ぎ立てたが今では、冷めてしまったようだ。この本を読みもう一度宗教2世について考えることとなった。

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    2023年08月31日