志津栄子のレビュー一覧

  • ぼくの色、見つけた!

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    R7読書感想文
    児童文学って色々なテーマ取り上げるのね
    色覚障害を持つ男児の話。
    本人や家族の心情が丁寧に綴られる。
    面白かったし期待を裏切らない

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    2025年06月05日
  • ぼくの色、見つけた!

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    2025年高学年課題図書。日本語小説なので、高学年の課題図書の中では一番読みやすかった。「色覚異常だから他の人とは違う」と言われても、世界はフツウの人が暮らしやすいようにできているわけで。主人公の信太朗にとって、自画像の唇の色を揶揄されたのが、たまらなく嫌だったりする。その信太朗が、自分の見る世界を「この美しさを自分で描きたい!」と思うまでの心の動きが丁寧に描かれていると思った。それにしても、周りの大人が優しすぎるし、理解ありすぎる人ばかり。しかも信太朗には、絵が上手いという特技がある。甘い砂糖菓子のようなお話に思えた。

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    2025年05月11日
  • ぼくの色、見つけた!

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    課題図書といえば、社会で問題になっていることに焦点を当てたものも多く、この本も色覚異常の5年生の男の子が主人公で、ありがちな話かと思いきや!
    とても楽しめたよ~。色覚異常は左利きなどのように個性か~と自然に思えたし、主人公が自分のララを見つけられた時は私も嬉しかった。
    平林先生が教室では弱みを見せていいとか、言わないと伝わらないというのを聞いていると、学校は本当に勉強を学ぶだけの場ではないなと思えてくる。

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    2025年05月05日
  • ぼくの色、見つけた!

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    色覚障害の男児が絵を描くということの面白さに出合い、自身の世界を広げていく物語。祖父が色覚障害だったという担任と出会えたことがこの物語の少年にとってはすごく良い方向へ向かったのだと思う。主人公のみならず、主人公の両親もまた自分の色を取り戻したようなラストが希望が持ててよい。

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    2024年10月16日
  • 雪の日にライオンを見に行く

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    子どものたちの葛藤や息遣いが、ページをめくるたびに伝わってくるよう。日常を抜け出そうと、一歩目のきっかけを探す主人公たち。自分の心に素直に向き合うことが、相手との距離を縮める何よりの近道ですね。

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    2023年03月25日
  • 雪の日にライオンを見に行く

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    内気な少年・唯人と金沢から転校してきた強気な少女・生島梓の成長物語。
    複雑な事情を持つ2人がライオンを通して仲良くなっていく様子が微笑ましかった。

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    2023年03月09日
  • ぼくの色、見つけた!

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    ネタバレ

    先生が良い人で見習いたい。
    子供ができて夢を諦めるのは普通のことなので父母の話は余分かな。
    色覚異常の男の子が絵を描くのに夢中になるのは夢があるけど、色覚異常じゃない人が見ていいと思える水彩画が描けるものだろうか?
    山水画のように白黒で描く方が良いように思えます。

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    2025年10月05日
  • 雪の日にライオンを見に行く

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    気の強い転校生のアズサといつも従兄弟の陰に隠れて、何も言えなかったユイト。デコボコの2人が徐々に馴染んでいく。意外と辛辣なクラスメイトもいろんな個性を許容できる良い子たちと思う。

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    2025年10月03日
  • ぼくの色、見つけた!

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    私の娘用にと購入した1冊。
    色覚障害の小学生が主人公の話。
    担任の先生、おじいちゃんおばあちゃんがとてもいい。

    人と自分との違いやハンデを
    一旦自分の中で整理をつけないと
    周りの人にヘルプを求める事はなかなか難しいよな。
    大人になっている私でもとても苦手な事だ。

    娘の感想が楽しみだな。

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    2025年06月24日
  • ぼくの色、見つけた!

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    漢字 小学校中学年以上レベル
    フリガナ なし(難しい字のみあり)
    文字の大きさ 小
    長さ 長い(223ページ)
    出版年 2024年
    内容 色覚障がいをもつ主人公が劣等感を克服し自分だけの大切なものを見つける物語。愛情ゆえに過保護の母や、家族のために無理をしていた父も影響し合い、変わっていく。2025年度読書感想文コンクール課題図書(小学校高学年)。
    感想 大人である作者の思いがやや強く出ているように感じる。周囲の大人たち(両親、祖父母、先生など)の言動や行動が、大人読者の参考になるかもしれない。子どもには、障がい(あるいは自分の弱み、欠点などでもいい)を「障がい」たらしめているのは周囲の環境で

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    2025年06月14日
  • ぼくの色、見つけた!

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    2025年課題図書(小学校高学年の部)と言うことで読みました。

    小学校2年生の時に色覚障害だと診断された信太朗。その時に母から「かわいそうな信ちゃん」と言われ、ずっと心配され続けることに悩むように。それ以来、色覚障害を隠すことに神経を使う日々を過ごしていた。
    5年生になり、色覚障害の父を持つ先生が担任になったことで、少しづつ生活に変化が...
    草の中に潜り込んだカマキリの赤ちゃんは保護色のため皆んなにはどこにいるかわからない。でも、普段から質感や色の濃淡や明るさの違いをよく見ている信太朗には見つけられたことを特殊能力と褒めてくれた先生。その言葉に、今まで見えていたものが、全く違うものに見える

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    2025年05月25日
  • ぼくの色、見つけた!

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    色覚障害をもつ「ぼく」が、見える世界の違いに悩みながらも、自分だけに見える色を見つけて絵を描くことに夢中になっていく物語。

    「本当にあるのかもしれない。神さまがプレゼントしてくれた、ぼくだけの色が。」

    絵を描くことに興味がある人、夢中になれることを見つけたいと思っている人、色覚障害の人の気持ちを知りたいと思う人に、特におすすめ。

    ちょっと都合がよいというか、つくりものっぽい会話や人物の変化が全体的に目立って冷めてしまい、あまり好きにはなれなかった。でも、「ぼく」が公園で「やさしくてやわらかな世界」を「見た」場面からは、すごく引き込まれた。

    「ぼく」はどうしてララを見つけられたんだろう。

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    2025年05月12日
  • ぼくの色、見つけた!

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    2025年夏の課題図書(高学年)です。
    メインテーマは色覚障害ですが、それぞれの悩みや生きる目的、親を1人の人間として客観的に見るなど、なかなか小学生には難しい内容だなと思いました。

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    2025年05月11日
  • ぼくの色、見つけた!

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    ネタバレ

    2025課題図書

    色覚障害を持つ5年生信太朗。障害があることを周りに隠して生活していたが、先生の配慮や友達の理解を得て、やがて自分の見え方に自信を持ち、絵を描き始める。
    障害への理解、大切なものを見つけていく過程など前向きな展開がよかった。
    ただ、子どもができて夢をあきらめ、子どもひとすじに生きてきた母、一人で育てようとしていた母に負い目を感じ、自分も夢をあきらめて懸命に働く父、という、ドラマみたいな展開は、小学生対象の児童文学としてはどうなんだろう?
    最後はみな自分にとっての大切なものをみつけるのだけれど…母の生き方に物語のウェイトがいきすぎている気がして、ちょっとモヤモヤが残りました。

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    2025年04月29日
  • 雪の日にライオンを見に行く

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    唯人は母親と二人暮らし。近くにいとこの洋平一家が住んでいて、いつも洋平に助けられている。
    そんな唯人と洋平のおじいちゃんは中国残留邦人、二人の父親も中国で生まれて大人になってから日本へやってきた。
    そしてアズという転校生。大阪にやってきたが大阪が嫌い。
    二人ともクラスには馴染めない。そしておじいちゃんも日本に帰ってきてよかったのか悩みながら生きている。
    皆が本当にこの居場所が好きでいるわけではない。仕方なく、のこともあれば、何となく、のこともある。
    唯人とアズはクラスから浮いているが、縄飛び大会でクラスが一つになったとき、ふたりも仲間になっていく。

    小学生であれ、子ども達はシビアだ。ちょっと

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    2023年07月23日
  • 雪の日にライオンを見に行く

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    クラスメイトの子優しすぎんか?
    上手く喋れない子にここまで優しくできるもんなのかなー
    小学五年生の設定か…うーん。
    中国語がちらほらでてきて、また中国語勉強したくなった。

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    2023年06月18日
  • 雪の日にライオンを見に行く

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    タイトルがいいですね。このライオンのいる動物園には何度もいったことがあるけれど、ライオンは大体寝ている。

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    2023年04月03日
  • 雪の日にライオンを見に行く

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    児童書。小学校高学年位~他者理解を深めるきっかけになりそうな一冊。
    主人公の唯人が中国残留者の子孫という設定は、今の子どもにとっては難しいかもしれない。
    でも、地方からの転校生の梓の疎外感と絡めることで、心情がわかりやすくなっているように思った。
    言葉や文化が違う場所での生活は、大変なことも多いけれど、そんな中でも心を開ける友達や家族がみつかってよかった。

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    2023年02月28日