たかおゆうこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
はりねずみのツンタが、新しく住みはじめたブランケット村で出会う生きものたちに、ぴったりのノートを作ってあげるお話。
相手のことを思い浮かべながら「どんなノートにしようかなあ」と考えるツンタを見ると、やさしい気持ちになれる。手作業で罫線を書き、表紙を作り、紙を綴じ、素敵なノートに仕上げていく様子にはうっとりする。
優しく温かい色合いの絵はお話にぴったり。うさぎのトトンに作ってあげるノートとこの本の装丁が同じことも密かな楽しさ。
2、3年生くらいの子に勧めたい本。
「ツンタくん、なやむことはない。人生は、にょろにょろじゃからの」P50
「表紙に、コーヒー豆のふくろみたいな、麻の布をはりま -
Posted by ブクログ
ななもりさちこさんの童話絵本ですね。
ななもりさちこさん(東京生まれ)イラストレーター、絵本作家、童話作家。
絵は、たかおゆうこさん(東京生まれ)絵本作家、挿絵画家。
はりねずみのツンタは、町のカフェで、はたらこうとしましたが、さわぎをおこして、やめました。
そこへ、ブランケット村のひいじいさんから、手紙がとどきました。一週間おばあさんと南の島にでかけるので、るすばんをたのまれます。
ブランケット村の茶色やしきに、ついて、ツンタはそうじを始めます。ツンタはきれい好きなのです。
ツンタが、キッチンをかたづけていると、トトン トン! トトン トン!
「だれだろう?」 ツンタが、そっとド -
Posted by ブクログ
恥ずかしがり屋なハリネズミのツンタが主人公のお話。
バイトを始めたけど、恥ずかしくて上手くできなくて辞めちゃって、そんなところに、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんから、留守番を1週間頼むっていう手紙が届く、ってところから話が始まるん。
向き不向き、得意不得意は誰にでもあって、自分の長所を活かしつつ、短所とも折り合いつけていく、みたいな印象、かな?かな?
その長所ってのが、タイトルにもあるノート作りなんだけど、センスありすぎて普通に羨ましすぎるんだが?(´・ω・`)?ってなってたw
最後のページに、かんたんミニノートを作ろう!ってページもあって、素敵な絵本だったんよฅ(*´꒳`*ฅ)