栗城史多のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
単独無酸素でエベレスト登頂を目指す著者。
冒険の共有をテーマにインターネットによる中継を行っている。
人間はメンタルの生き物なんだな〜、とつくづく思う。
本で例話として紹介されていた。誰かが世界記録を出すと、すぐに他の人もそれに追いついてくる、という話。
「できる」と信じられることが人の力になっている証拠だと思う。
エベレストに行った人や、宇宙に行った人の話っていうのは、やっぱり一味違いますね。悟っている感じがする。
でも、この人の場合、凄いことやってるんだけど、本当にふつーのあんちゃん。自分の友達にいてもおかしくない感じがした。
まだエベレスト登頂は達成していないようなので、次のア -
Posted by ブクログ
先日、仕事でインタビューした人から「最近読んで感動した本・作家」として名前の挙がった著者の本。
フツーの青年が世界の名だたる山に挑戦するまでの過程を気持ちや環境の変化と共に描いている。
文章はお世辞にも上手とは言えないが、体験したからこそ書ける言葉に素直に感動するところがあった。
・夢はかなうかなわないは関係なく、もつことに意味がある。そして、支えあう仲間ができたとき、夢は必ず叶うのだ。
・生き抜くこと。それは最後に感謝できる人生を送れるか。
・人の夢は絶対に否定してはいけない。
「冒険家」というととてつもない精神力と体力があるかと思っていたが、普通の青年の話だからこそ響くのだろう。