高杉尚孝のレビュー一覧
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その名の通り交渉のセオリーについてしるした本。
新旧や種類はありながらも基礎的な戦術に思われるようなものについて、その対処法とともにわかりやすく触れられており、非常におもしろい。
・クイックレスポンスは禁物。相手のペースになる。
落ち着いて分析して回答する。
・ピラミッド思考 メインを述べて、論拠...続きを読むPosted by ブクログ -
JPモルガン、マッキンゼーといった経歴を持つ高杉尚孝による、交渉におけるセオリーを紹介している書籍。
ビジネスマンに必須のネゴシエーションについて深く知るには非常に良い内容である。具体例もあり、分かりやすい。Posted by ブクログ -
著者の高杉尚孝氏は、マッキンゼー他でご活躍された方のようです。初版が2001年の古い本ですが、交渉論の本で検索するとよくヒット。
感想。他の交渉論の本で知ったことと、内容は同じ(後発の本が本著を参考にしてるのかもだけど)。交渉例がイメージを掴みやすく◎。
備忘録。
・生産的交渉が重要。パイの奪い...続きを読むPosted by ブクログ -
お互いに満足度の高い合意を得るまでのプロセス。交渉をそのように捉え、具体的なテクニックを事例付きで解説。
イメージが付きやすくて良かった。Posted by ブクログ -
各ケーススタディともに : 悪い例 → 解説 → 良い例 → 小コラムの順になっているため、とても読みやすいです。
悪い例を読み終わった後、自分で正しい例を考えてみてから読み進めるのをお勧めします。
今後、交渉の場に参加させて頂く際には、是非高杉さんの教えを生かしてみたいと思います。Posted by ブクログ -
論理的とは
(1) 明確な主張がある
(2) 主張の論拠がある
(3) 論拠が主張を正しく支持している
このことが学べただけでも価値がありました。
なんとなく思っていた論拠ということを気にするようにしてくれた本です。Posted by ブクログ -
営業する側にとってもされる側にとっても交渉は付き物。よくある交渉術の対応テクニックはすぐに使えそう。自分の仕事なら、とイメージしながら読んだので。Posted by ブクログ
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違った名前でいろいろ出てくるが、「交渉」というのは仕事でもプライベートでもついて回るものである。苦手だといって避けた所で自分が損するだけな場合が多いと思う。自分にとって少しでも得るものを掴むためにも「交渉」するためのスキルは身につけた方がいいと思う。
この本は「論理的思考力」を活用した交渉について...続きを読むPosted by ブクログ -
交渉術13手を解説した本。
第1章で基本の5つ、第2章で残り8つが紹介されている。
第1章の方は「自分が心がけて使うべきテクニック」であり
第2章の方は「相手が仕掛けてきそうなテクニックと、対応法」となっている。
もちろん第2章で語られているテクニックを自分が使ってもよいのだが
第2章の方で紹...続きを読むPosted by ブクログ -
要するに自分を追い込まずに気楽にやろうよ、ということだが、認知行動心理学などの理論と、実践のケースを多く載せ、分かりやすく納得しやすい内容となっていて、参考になった。
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交渉に必要なスキルを、コンサルティング会社での経験をもとに
実践的な視点で伝授。活用するシーンがかなりイメージしやすい。
また、論理的思考についても、
マーケティングの手法や心理学の要素などを盛り込んで解説しているので、
一冊で何度もおいしい。
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何かに取り組む際に(特に得意でないことや、プレッシャーがかかるようなこと)「うまいことやらねばならない」などと考えて自分を追い詰めて、その「やらねばならない」ことから逃げてしまったり、持ってる力を発揮できなかったり、いろんなことが嫌になったり、、ということがよくあります。 この本には、そんなプレッシ...続きを読むPosted by ブクログ
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論理的であるためには、
①曖昧接続詞は利用しないこと。
〜あり、〜おり、〜が、〜き、〜し、〜て、〜られ、〜く
②明確な主張があり、論拠があること
③万人が納得できるものは難しいと理解する
交渉を有利に進めるには、相手の関心ごとに迫るSC QA分析が有効。交渉相手の具体的なイメージを行い、相手...続きを読むPosted by ブクログ -
より良い結果を得るためのコミュニケーション技術、交渉に興味がある。会社の中で望む結果を得られないことが多々あったからだ。本書では、論理的思考と交渉について紹介している。
交渉とは、広い意味でコミュニケーションのひとつ。コミュニケーションとは、「発信者が期待する行動を受信者にとってもらうためのプロセ...続きを読むPosted by ブクログ -
結論とその論拠
ボトムアップで仮説so whatだから何だ
トップダウンwhy soなぜそうなのか
主語と述語
落ち込む、当たり前だからPosted by ブクログ -
価格面の交渉が印象に残った。
「価格を下げるのは簡単。しかし一番安易なやり方」
「安易に価格ダウンせず、まずは価格の妥当性を時間をかけて説明する」
「予算の範囲でのベストな合意案を模索するのが最善の進め方」
「相手の目的・関心事とその優先順位を明確にしながら、価格以外の項目に交渉の内容を広げてみるべ...続きを読むPosted by ブクログ -
これを読むと、いかに自分たちの生活の中で「ねばならぬ」がはびこっている事で、必要以上のプレッシャーやストレスを感じているということが分かった。
勿論、約束や期日を守ることは大切だが、ここでは決して「ねばならぬ」ととらえるのではなく、「~が望ましい」ととらえることで思考や対応の柔軟性や周りとの調整や代...続きを読むPosted by ブクログ -
ビジネスでは、営業だけではなく、会議やプレゼンなどで交渉することが多い。またビジネスだけではなく日常生活でも交渉する場面が非常に多い。
BANTAなどは用語として知っているが、なかなか普段は思い出せないので、意識して行動したい。
そんな交渉する場面で勝った負けたではなく、自分の意図した結果をお互い気...続きを読むPosted by ブクログ -
各章ごとにまとめがついているのがありがたい。
「論理的である」ための三要素
①明確な主張がある
②主張の論拠がある
③論拠が主張を正しく支持している
本書で出てくる「望ましい思考」は交渉以外の問題でも応用できそうだと感じた。Posted by ブクログ -
端的に要約してしまえば,
「ねばならぬ」思考から「望ましい」思考へ転換するとプレッシャー等が
緩和されますよ――です。
もっと要約すれば,完璧主義をやめましょう――です。
最近,私はこういう認知の仕方を変える方法よりも,
行動分析学的に行動をコントロールする方法に惹かれている。
だから,こういう認...続きを読むPosted by ブクログ