あらすじ
ロジカル・シンキングも、ビジネスの実践で使えなければ意味がない! 現代人に必須のスキルである論理的交渉力を、この一冊で身につける。
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Posted by ブクログ
論理的とは
(1) 明確な主張がある
(2) 主張の論拠がある
(3) 論拠が主張を正しく支持している
このことが学べただけでも価値がありました。
なんとなく思っていた論拠ということを気にするようにしてくれた本です。
Posted by ブクログ
違った名前でいろいろ出てくるが、「交渉」というのは仕事でもプライベートでもついて回るものである。苦手だといって避けた所で自分が損するだけな場合が多いと思う。自分にとって少しでも得るものを掴むためにも「交渉」するためのスキルは身につけた方がいいと思う。
この本は「論理的思考力」を活用した交渉について書かれたものだ。。
交渉というのは100%思い通りにいくというのは難しいもの、双方が納得する形でまとまるためにも論理的・情報的な裏付けもしっかり整えておく事が大事だが、それ以外にもなるほどと思う事がいろいろと書かれている。
例えば、交渉とディベート、プレゼンの違いや、次善策(バトナ)の生かし方、交渉における心の持ち方、無理難題に近い要求への対処法、譲歩の大切さ、交渉における質問と回答の活用法など、勉強になるようなものが多い。
特に交渉における心の持ち方は参考になるのではないだろうか。面接や商談など「交渉」になると肩の力が必要以上に入りがちな場合が多い。考え方ひとつ変えてみることでリラックスして臨めるのではと思うし、そうでありたいと思っている。
「交渉」は実践を積まなければ上手くならないだろうけど、上手くなるためのベースを身につけるための参考としての一冊として使える本だと思う。
Posted by ブクログ
交渉に必要なスキルを、コンサルティング会社での経験をもとに
実践的な視点で伝授。活用するシーンがかなりイメージしやすい。
また、論理的思考についても、
マーケティングの手法や心理学の要素などを盛り込んで解説しているので、
一冊で何度もおいしい。
Posted by ブクログ
論理的であるためには、
①曖昧接続詞は利用しないこと。
〜あり、〜おり、〜が、〜き、〜し、〜て、〜られ、〜く
②明確な主張があり、論拠があること
③万人が納得できるものは難しいと理解する
交渉を有利に進めるには、相手の関心ごとに迫るSC QA分析が有効。交渉相手の具体的なイメージを行い、相手の状況を描き、安定した状況を覆すシナリオを想定し、関心ごとを見つけて疑問文で提示し、疑問に対する回答を考えるアプローチ。
Posted by ブクログ
より良い結果を得るためのコミュニケーション技術、交渉に興味がある。会社の中で望む結果を得られないことが多々あったからだ。本書では、論理的思考と交渉について紹介している。
交渉とは、広い意味でコミュニケーションのひとつ。コミュニケーションとは、「発信者が期待する行動を受信者にとってもらうためのプロセス」。発信者からのメッセージが理解され、受信者がある行動をとるプロセス。つまり。最終目的は、受信者がこちらの意図する行動をとること。
■良い交渉の条件
・相手方が各々の利害を尊重したと互いに感じることができる
・相手方のやり方がフェアであったと互いに感じることができる
・合意事項を守ると互いに信じることができる
■ディベートと交渉は異なる
ディベートとは、相反する意見と意見をぶつけ合うことで、最終的にどちらの主張を採択するかを決定する手法。相手の意見を潰すのがディベートの勝利。
→分析力や伝達力、論理構築力を磨くことができる
■ プレゼンテーションと交渉
プレゼンテーションの最終目的は、「こちらの意図する行動を相手方にとってもらうこと」→交渉と同じ。
■プレゼンテーション成功の要件
・論理的思考と明瞭な表現
・説得力のあるストーリー
・魅力的なビジュアル
・名優としてのプレゼンター
■明瞭表現の三変数
・主語と述語を明確にする
・論理接続詞を使う
・表現の抽象度を下げる
■相手のニーズを浮き彫りにするSCQA分析
・交渉相手の具体的なイメージを確認する作業
・交渉相手が今まで経験してきた安定した状況を描く
・安定した状況に変化をもたらすような問題を想定
・重要と考えられる課題と解答
Posted by ブクログ
結論とその論拠
ボトムアップで仮説so whatだから何だ
トップダウンwhy soなぜそうなのか
主語と述語
落ち込む、当たり前だから
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各章ごとにまとめがついているのがありがたい。
「論理的である」ための三要素
①明確な主張がある
②主張の論拠がある
③論拠が主張を正しく支持している
本書で出てくる「望ましい思考」は交渉以外の問題でも応用できそうだと感じた。
Posted by ブクログ
前半は、ありふれた論理思考に関する内容。3章の論理接続詞を使う、というところは参考になった。中盤は、交渉を臨むにあたっての準備について。これもネゴシエーションの話ではよく言われる内容で特筆すべきところはない。後半は、具体的な交渉の場でのスキルについて。9章については、つまみ食いして、有効に使える可能性がある。