安達元一のレビュー一覧
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読後感が清々しい1冊。
これまで数多くの高視聴率番組を生み出してきた著者が、どのようにアイデアを生み出し、またアイデアを生み出す場所をどのように捉えているかがシンプルに描かれている。
個人的なエピソード(番組の打ち合わせや企画会議の場面)も要所要所に含まれており、そうした描写が具体的なイメージを喚起する手助けとなり、読者が具体的にどう行動し、どう思考するかも、自分の経験や体験に重ね合わせてイメージすることができるだろう。
著者の明るさや陽気さも伝わり、普段から物事を楽しむことに長けている人なんだなということを随所に感じる。
人間関係からアイデアの出し方まで、シンプルに学べて、読んだ -
Posted by ブクログ
「ガキの使い~」「SMAP×SMAP」「ぐるナイ」「伊東家の食卓」…。これらヒット番組の企画・構成を手がける安達元一は、「週間視聴率200%男」の異名をとる売れっ子放送作家。「時間がない!」「企画がない!」「タレントが、事務所がうるさい!」―そんな三重苦と格闘しながら、つねに新鮮かつ「売れる」アイデアを生みつづける秘訣はいったいどこにあるのか?具体的な番組をベースにその謎に迫る。
発想力というのはほしい能力というか持ってる人を見るとうらやましく少しなったりします。。。
もっと頭をやわらかくというか、見方や考え方のバリエーションを増やしていきたいなぁなんて考えます♪ -
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アイデアの思い浮かばない人向けの本。どうやったらアイデアが思い浮かぶかを様々な角度から具体的な方法を使って説明してくれている。中でも「出来ない理由を考える」のではなく「できる方法を考える」という言葉が印象的だった。ネガティブ思考よりもポジティブ思考の重要性を思い知った。以下発想方法の一例?再生産法:過去の成功例を挙げる→その成功例のエッセンスを抽出する→エッセンスだけ残して元の成功例は忘れる→そのエッセンスを満足させるアイデアを考える
?しりとり発想法:しりとりをすることで、セオリーから外れた何が起こるかわからない状況を生むみ、思考の連鎖を断ち切る。そしてしりとりで出てきたものをもう一度設定に -
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アイディアについて知りたくて読書。
ソーシャルメディア時代にアイディアを生み出す方法とはじめにあり、各章トビラに代表的なSNSのロゴが掲載されているが、本文では登場しない。
主にパソコンを使ったインターネットの時代からスマートフォンを使ったSNS時代へ移行した現代においてアイディアを生み出すヒントを紹介している。昭和や平成初期とは働き方も考えた方も確実に変化していることを考えさせてくれる。
反対のものをつなげてみる。しりとりで直感的に口にした言葉で考えてみる。東大生は利き手と反対の左手で勉強した。
どうすればもっとワクワクすることができるか。自分から動かないと何も生まれない。自分の思い -
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使役のタイトルが素敵。
有名な発想法と、KJ法を簡略化した著者オリジナルの手法を紹介している。
著者オリジナル手法の優位性は、KJ法より簡単なこと意外ははっきりと分からなかった。
アイデアを思いつけ、と言われてただテーマについて考えると
どうしても自分の既存の連想を使った組み合わせしか出てこない。
そこで連想しないもの同士をルールを適用して強制的に結びつけることで
「新しい」「ユニークな」アイデアは生まれる、と理解。
組み合わせ爆発という言葉があるが、組み合わせの数は掛け合わせることで簡単に増えるので。
ただ、得られた組み合わせが面白いかどうかは分からない。
提示されている、自分が気になっ -
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「視聴率200%男」の異名を持つ人気作家、安達元一による著書である。ソーシャルメディア時代に突入し、「伸びる人」の条件も変わりつつある。その条件を本書では述べている。以下、個人的に記録に残しておきたい事項を記載しておく。
・今の時代に生き残るには、仕事力、人間力、まとめ力、コンテンツ力、脳力が重要
・いつも「相手を驚かせてやろう」とワクワク仕事をしてみましょう
・どれだけ多くのことに本気で打ち込めるか。それが、魅力的に輝く人物にさせる
・ピンチの時ほどワクワクすること
・どうしようか迷った時は絶対にヤバイほうを選びましょう
・トラブルから逃げないこと
・自分にしかできないことを伸ばすこと
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Posted by ブクログ
テレビ業界の話ですが、実際の職場でも役に立つ情報が得られました。
自分自身の「仕事力」に自信がないと思っていたのですが、これと言った成功体験がない事に気づきました。
また「人間力」は永遠のテーマですね。
これがあれば今の仕事は絶対にうまく行くと思っているのですが一朝一夕にはいかないのが歯がゆいところです。
「まとめ力」、、、、上の立場になってから本当に悩まされている力です。
情報、人など現在進行形で問題が多発しているので参考にしたいとこです。
「コンテンツ力」この辺は流石放送作家さん!という感じですね。面白いアイデアが沢山あり面白いです。
「脳力」はもう頭を使って自分が考えるしかないですね。
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Posted by ブクログ
僕の家にはテレビがありません(爆)
まぁ、これは面白そーやしってことで読み始めたのですが、
これがなかなかのアイデア本でした。
筆者は、放送作家の安達さん。
「ガキの使い~」、「スマスマ」、「ぐるナイ」、「伊藤家の食卓」…。
これ、ぜ~んぶ安達さんの手がけた番組。スゴイ。。
この本を読んでわかるコト。
・“放送作家”のお仕事って?
・面白いアイデアをひねり出すヒント
途中、【頭の柔らかさチェック】なるものがあるのですが、
これがなかなか面白くて、ムズい。。
問題が解けなくてわかんないとき、
“キィー”ってなります(笑)
まぁ、そんなに難しい本ではないので、
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Posted by ブクログ
・しりとり法
意味や関連性とは無関係のつながりである「しりとり」という機械的な方法であれば、先入観や偏った見方ではない方向で、テーマになっているキーワードを広げていくことができる
想像力=既知の情報からの連想 時に足かせになる
・シックスハット法
強制的に頭の使い方、モノの見方を切り替えてしまう
・マンダラート法
発散的思考
・ブレインライティング法
6マス☓6行のシート
各人がテーマについて5分考え、隣の人に渡していく
・なぜなぜ5回法
・等価交換法
発想の転換を強制させる
・オズボーンのチェックリスト
頭を使わないで、機械的に処理する
転用・応用・拡大・縮小・変更・代用・置換・ -
Posted by ブクログ
アイデアを考えるのに技術があったほうが脳みそからの発想が活性されるのは間違いないだろう。
逆からですが
第三章では著者が提唱する「セレンディピティFA法」を解説。
効果はやってみないとわかりませんが、正直これは!と可能性を感じさせるほどの魅力は感じませんでした。
なぜか・・・めんどくさそうだから、そもそものキーワード抽出のステップに工夫が感じられない(いきあたりばったりでは?)。事象で挙げられているのが、思いつきの域を脱していないと思われるから...
第二章は、「きづく」ためのヒント/実践法
納得です。普段の正解からいかにアンテナ感度を上げられるかは大きなテーマです。メモる、Twitte -
Posted by ブクログ
これまでは、「その場その場をうまくやる力」と「人間関係を広く作る力」があれば何とか生き残れた。
これは団塊世代と接していると本当に実感できる。安定成長している社会では、波風を立てずにこれまでの方法を維持していくほうが、より良い選択だと考えるのも当然だろう。
しかし、これらのすでに固まってしまった人は、社会組成が変わっていることが明らかだったとしても変わることができない。恐竜が絶滅したのと同じように。
著者が放送作家だからアイデアや企画を生み出す能力に重きが置かれているけれど、組織の中で有効なだけではなく、個人で切り売りされても様になる能力を備えましょうってことで、努力するのはいいけれ