あらすじ
■【秋元康氏推薦!】新しい時代で伸びる人
私は、放送作家の安達元一と言います。
おかげさまで「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」
「SMAP×SMAP」 「笑っていいとも!」など、
みなさんも一度は聞いたことはあるような番組を手掛けることができました。
しかし、最近「時代の変化」を感じております。
ツイッター、フェイスブックなどのソーシャルメディアの登場により、
今まで通用してきたマーケティングが通用しなくなってきたのです。
今まで一部のマスコミしか情報を発信できなかったのが、
個人が情報を発信できるようになり、とてつもない情報量が氾濫する時代になったのです。
このソーシャルメディア時代を生き残り、「伸びる人」になっていくためには
どうすればいいのかを本書で紹介したいと思っております。
■天才じゃなくても結果を出す5つの力
この時代を生き残るには次の5つの力が必要だ。
①仕事力
―今すぐできる圧倒的な差を生むテクニック
②人間力
―リアルなフォロワーがいないと成功できない
③まとめ力
―多くの人をまとめる人がヒーローになる
④コンテンツ力
―ソーシャルメディア時代はネタ数の勝負
⑤脳力
―成長し続けるための脳の使い方
この5つの力の鍛え方を
仕事のできる人とできない人の差はたったひとつ、
キラめく才能がなくても「伸びる人」になる方法、企画を実現させる究極のワザ
…など具体的なエピソードを交えて43の方法を紹介しています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ガキの使いとかをやってた放送作家の人が書いた本。「企業や社会に頼る体質から脱却して、いつ何が起こっても個人で生き抜いていける力をつけようぜ」みたいな内容。これおもしろい!
Posted by ブクログ
読後感が清々しい1冊。
これまで数多くの高視聴率番組を生み出してきた著者が、どのようにアイデアを生み出し、またアイデアを生み出す場所をどのように捉えているかがシンプルに描かれている。
個人的なエピソード(番組の打ち合わせや企画会議の場面)も要所要所に含まれており、そうした描写が具体的なイメージを喚起する手助けとなり、読者が具体的にどう行動し、どう思考するかも、自分の経験や体験に重ね合わせてイメージすることができるだろう。
著者の明るさや陽気さも伝わり、普段から物事を楽しむことに長けている人なんだなということを随所に感じる。
人間関係からアイデアの出し方まで、シンプルに学べて、読んだあとも気持ちがいい1冊!
Posted by ブクログ
アイディアについて知りたくて読書。
ソーシャルメディア時代にアイディアを生み出す方法とはじめにあり、各章トビラに代表的なSNSのロゴが掲載されているが、本文では登場しない。
主にパソコンを使ったインターネットの時代からスマートフォンを使ったSNS時代へ移行した現代においてアイディアを生み出すヒントを紹介している。昭和や平成初期とは働き方も考えた方も確実に変化していることを考えさせてくれる。
反対のものをつなげてみる。しりとりで直感的に口にした言葉で考えてみる。東大生は利き手と反対の左手で勉強した。
どうすればもっとワクワクすることができるか。自分から動かないと何も生まれない。自分の思い込みを知りそれを捨て去る。人の意見を否定しない。
プロデューサーと人気アイドルの秘密の恋の話は面白かった。思い込みは成長を阻害すると改めて。
読書時間:約50分
Posted by ブクログ
「視聴率200%男」の異名を持つ人気作家、安達元一による著書である。ソーシャルメディア時代に突入し、「伸びる人」の条件も変わりつつある。その条件を本書では述べている。以下、個人的に記録に残しておきたい事項を記載しておく。
・今の時代に生き残るには、仕事力、人間力、まとめ力、コンテンツ力、脳力が重要
・いつも「相手を驚かせてやろう」とワクワク仕事をしてみましょう
・どれだけ多くのことに本気で打ち込めるか。それが、魅力的に輝く人物にさせる
・ピンチの時ほどワクワクすること
・どうしようか迷った時は絶対にヤバイほうを選びましょう
・トラブルから逃げないこと
・自分にしかできないことを伸ばすこと
・他人の意見に自分の意見でアシストすること
・次元が上にいる人ほど、神になる
・先入観を排除する方法として、しりとりを活用する
・エッセンスだけを抜き出して、上手にパクる
・絶対にあきらめないこと
・自分の脳を信じて違うところを掘る
・思いついたことはやってみること
・誘いは断らずに乗ってみること
・行ったことのない場所に行ってみること
・やったことのない趣味に挑戦すること
・新しい友達を作ること
・いつもと違うジャンルの、本、音楽、映画を体験すること
Posted by ブクログ
テレビ業界の話ですが、実際の職場でも役に立つ情報が得られました。
自分自身の「仕事力」に自信がないと思っていたのですが、これと言った成功体験がない事に気づきました。
また「人間力」は永遠のテーマですね。
これがあれば今の仕事は絶対にうまく行くと思っているのですが一朝一夕にはいかないのが歯がゆいところです。
「まとめ力」、、、、上の立場になってから本当に悩まされている力です。
情報、人など現在進行形で問題が多発しているので参考にしたいとこです。
「コンテンツ力」この辺は流石放送作家さん!という感じですね。面白いアイデアが沢山あり面白いです。
「脳力」はもう頭を使って自分が考えるしかないですね。
最近になって自分がほとんで考えないで行動していたのに気づいたので、30すぎとだいぶ遅いですが、これからは意識して頭を使わないといけないですね。
Posted by ブクログ
ひろゆき氏がブログで紹介していたので、読んでみた。
内容は一般的な自己啓発本と変わらないが、放送作家の立場から今風の言葉で噛み砕いて書かれている。
クリエイティブな仕事をしている人が、アイデアを創出する一助となる点は多いと思う。
Posted by ブクログ
これまでは、「その場その場をうまくやる力」と「人間関係を広く作る力」があれば何とか生き残れた。
これは団塊世代と接していると本当に実感できる。安定成長している社会では、波風を立てずにこれまでの方法を維持していくほうが、より良い選択だと考えるのも当然だろう。
しかし、これらのすでに固まってしまった人は、社会組成が変わっていることが明らかだったとしても変わることができない。恐竜が絶滅したのと同じように。
著者が放送作家だからアイデアや企画を生み出す能力に重きが置かれているけれど、組織の中で有効なだけではなく、個人で切り売りされても様になる能力を備えましょうってことで、努力するのはいいけれど方向性は間違えないでねってこと。
本音を殺して建前で明るく振舞っても、その労力は無駄になるよ。
Posted by ブクログ
まず、帯に「facebook時代が〜」とか書いてあるが、全くの誇張。
本書ではそんな言葉は出てこなかった(はず)。
内容はこれまた珍しくない自己啓発。
納得出来るような考え方と行動が書いてある。
他の自己啓発と同じで、「読めば大体わかるし納得も出来る。でも全部実行するのは難しいよね。」って感じ。
何冊も読むような本では無い。
ただし、落ち込んでいる時には効果がある。
そういう意味で、自分を励ます本として落ち込んだ時に読んでみるぐらいは良い気がする。