リコピンのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
え、終わりなのか
文章悪くないんだけど...
ヒロイン(悪役令嬢、転生者)だけが意識高くしっかりしててカッコいい女子だけど、
正ヒロイン(転生者)も、婚約破棄かました王子と側近連も、さらには悪役令嬢ヒロインを
救う立場になる辺境伯も、ここら辺はなんとなく意思薄弱というか、いやみなさん、いくら
若いと言っても自分らの立場考えたらもう少し考えた行動/言動しないか?て感じで。
あと、絵がな〜(汗)
文章では超!威圧的な存在として描かれる辺境伯は軟弱(いや男子は皆)で全然強そう
に見えないし、この2巻目中の挿絵で前後不覚にされた王子側近の絵があったのだけど、
うーん、大目にみても貧弱な男子中学生くらいの身体じゃないか...?てくらい(場面的には
女とシケこんだ休憩室で一服盛られて身包み剥がされて転がされてる、て場面なのだけど)
最後も結局妃として全く使い物にならないヒロインちゃんは放置だし...。
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購入済み
矜持に振り回されている物語
2巻完結まで読みました。
異世界転生な悪役令嬢ものです。西洋風ファンタジーで魔法もありますが, 全然ファンタジーしていません。また転生という身分もいまいち生かされず, 正直その設定がなくても物語書けるでしょう? という感じです。
これは「かっこいいヒロインが順当に努力をして悪役令嬢の矜持を守る」物語です。ええ, 守っているのは自分の矜持ではなく「悪役令嬢の矜持」に過ぎなくて, これが★2をつける程度におすすめしにくい原因になっています。
まず彼女は国に裏切られ, 家にも冷たくされるところから始まります。ろくに味方がいない中, 急なシンデレラ展開を迎え自分を認めてくれる相手が現れます。その状況に至っても彼女の価値観が「国と家第一」なのです。これがさっぱりわからないのです。彼女がそれほどまでにそういう義理に固執する理由や描写があればいいのですが, 残念ながら全くないのです。
むしろ転生設定あるなら自分の立場を客観視することで国だの家だのという洗脳は解けるはずなので自分の幸せを目指していくのが自然です。辺境に嫁いだので中央の混乱からは離れられますし, そのまま自分を見初めてくれた人と幸せを紡ぐのが現代人の価値観に合致します。解せぬ! もうヒーローとキャッキャウフフしなよ! わざわざ嫌な連中を喜ばせにいっていない!?
そういう謎のプライドを守り通した結果生まれるのが「何もしていない偉そうなおじさんが棚から牡丹餅で喜んでいる」という妙な絵。何なのコレ。
序盤に選択を誤ってしまった若者たちは心の成長こそあれど彼らの幸せにつながる描写がなく, ただいたたまれません。救う気がないなら改心させないでくれる!? 彼ら視点のモヤモヤエピソードもいらない! 胸糞悪いんですけど!
恋愛ものとしても期待しないでください。そもそもヒーローと互いに好きあう根拠が乏しく, 一応そういう心の描写は義務的に書かれていますけどとても没入できるものではありません。
バトル描写はあるものの地味の一言。わくわくするような魔法の使い方もなし。あと, ヒロインは基本的に一人で何もかも解決してしまうので友情描写に期待できないのもキツいです。要は, ファンタジーものに期待される様々な要素を備えていません。
かわいそうな男をたくさん見たいなら読んでみるといいです。この作品の需要としてはきっとそれくらいです。