日比野コレコのレビュー一覧

  • ビューティフルからビューティフルへ

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    面白かった。
    配信者の方が薦めていたことから読んでみた。

     パンチラインと評されるそれぞれの表現は、このようなものを書けるひとはいるよね、という印象。短文SNSで日々、名も知らぬ一般人が名言を生み出す世の中では。
    我々は、140字の中で足し引きし、主述をぶっ飛ばし、語尾で畳み掛け、書き言葉と話し言葉のバランスをせめぎ合い、最も良い語を最も良い順番で並べるための、特殊な訓練を受けてきた。
    作者はもう一つ二つ若い世代のはずだが、どこでそれをやってきたのかしら。

     というわけで、言葉遣いが巧みですね!という点よりは、捻れたままのそれらを積み重ねて、全体で像を形づくれる方に技量を感じた。
    狂気と正

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    2025年03月15日
  • ビューティフルからビューティフルへ

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    原宿さんの紹介で読んでみた。けっこう好き。
    裏表紙には「軽やかなことば遊び」「たたみかけるようなパンチライン」とあるけど、もっとだらだら滴るゆるんだ蛇口みたいな印象だった。
    静のターンがすごく好き。
    ビルEがダイに依存してるのはそうだけど、ダイも実は関西弁を使ってたり、ビルEを意識?している感じがなんか可愛いなーって思った。

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    2025年03月10日
  • モモ100%

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    恋愛は生きていくための道具。生き残り方だけを知っていて、生き方を知らなかった。
    10代女子の取り留めのない話し方が地の文なのに、ちゃんと純文学。

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    2024年03月16日
  • モモ100%

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    ワードセンスがすごい。内容はかなりサブカル寄り。ひとつひとつの比喩をじっくり吟味することが求められるこういう小説は割と好き。

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    2023年11月11日
  • ビューティフルからビューティフルへ

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    ネタバレ

    言葉に勢いがあり、独特で面白い小説だった。いろんな文学的技法が使われていそうだが、自分に知識がないのでうまく説明することができない。ただ、こういう表現をする小説は読んだことがなかった、とは言える。「絶望をドレスコードにして」とか、「性根の腐敗は、腐ったリンゴ方式で舌の根にまで及んでいた」とか、言葉遊び的な表現が最初から最後まで続く。間違いなくこれは自分には書けない文章なので、ただただ凄いと思う。ポンポン飛び出すフレーズのような言葉、それらを最初から最後まで盛り込んでいる。作者のコレコさんは自然とこういった文章を書ける人なんだと思うし、そういった意味ですでにご自身の作家としての個性を確立されてい

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    2023年08月22日
  • ビューティフルからビューティフルへ

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    ストーリーはよくわかりませんでしたが高校生特有のエネルギーばかりがあふれている言葉ばかりがあふれていました。

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    2023年06月27日
  • ビューティフルからビューティフルへ

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    決してつまらなくはないし、面白いとは感じるんだけど、読解力が足りなく十分に理解できなかった気がする。
    でも読む気が失せたりするようなことはなくて惹かれるけど、表層的な意味しかわからない違う言語を読んでる感じ。
    個人的にはヒップホップは好きだけど、所々出てくるその要素がどこかあからさまに見えてグッとは来なかった。でもこれも年齢の差による、特定の文化に対する馴染み方の差なのかなと思うと、結局は受け取り方の問題なのかなと。あとそこが本筋ではないし。
    でも終盤にかけてのそれぞれの物語の収束の仕方や最後の仕掛けのネタバラシは好きだった。
    自分はこの作品が好きなのかそうでもないのか、共感できてるのか理解で

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    2023年02月13日
  • ビューティフルからビューティフルへ

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    読後、興味が湧いたので著者さんの名前でググってみました。新人賞受賞後のインタビューや対談などが見つかり、いったいどんな人がこんな小説を書いたのか、という素朴な疑問はとりあえず解消されてスッキリ。

    強い言葉や豊かな比喩に溢れたこの小説は、若年層にしかわからない、理解できない内容が少なくないと思うのですが、それでもなにやらスゴイ人が出てきた、という感じは強く受けました。

    ことばぁ、のキャラ(というか立ち位置)がいいなあと思います。

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    2023年02月04日
  • ビューティフルからビューティフルへ

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    ネタバレ

    過去の短歌や漫画、小説などから本歌取り?をされてるとのこと。わかる人にはわかるらしいけど、私には全然わからなかった…
    たくさんのジャンルのたくさんの作品に触れて、吸収して、それを自分の言葉で吐き出したのがこの作品なのかな、それを10代で出せてしまうと言うのがすごい…
    知識が足りなすぎて理解しきれなかったけど、とんでもなくエネルギッシュだな、とは思った!!

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    2023年02月02日
  • ビューティフルからビューティフルへ

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    ページも少ないので一気読み。とりあえず初読の感想は「なるほど、わからん」って感じ。何を感想に書いてもネタバレにはならないな。

    あらすじにも書かれてる通り、『たたみかけるようなパンチラインの奔流』ではあるが、物語を画として浮かべて読むタイプにとってはやや苦手な分類かもしれない。逆に音や感覚で楽しむタイプには向いているかも。

    作中には、様々なものがパンチラインの一部として出てくる。気づいただけで、刃牙、蹴りたい背中、ハリーポッター、アンパンマン、ハイロウズ、マリオカート、住野よる。多分他にもありそうだけど、どこが意識して書かれていて、どこが偶然から生まれたかはわからない。

    登場人物の気持ちを

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    2023年01月31日
  • ビューティフルからビューティフルへ

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    ネタバレ

    高校3年のナナ、静、ビルEがラッパーの様なノリで織りなす群像劇。ひとりひとりの抱える問題は違っても死にたい、生きにくい状況は同じ。巫女として存在する「ことばぁ」に導かれビューティフルはビューティフルに帰結する。

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    2023年01月06日